「親族が急逝し、部屋をどうしたらいいかわからない」
「異臭や害虫が発生し、自分では対応できない」
「賃貸物件で特殊清掃が必要になった」
こうした状況に直面したとき、どうすればいいのか?
特殊清掃は、孤独死・事件・事故現場・ゴミ屋敷など、通常の掃除では対応できないケースで必要とされる専門清掃です。
実は、特殊清掃には適切な方法と専門技術が必要です。誤ったやり方では、臭いが残るだけでなく、感染症のリスクが高まることもあります。
本記事では、4000件以上の現場経験を持つ「ブルークリーン」が、特殊清掃の費用・作業の流れ・業者選びのポイントを徹底解説!
さらに、特殊清掃の最前線を知るプロ「すーさん」が監修し、リアルな現場の知識をもとに、失敗しないための依頼方法や注意点も詳しくご紹介します。
「もしもの時に後悔しないために」
特殊清掃の知識を身につけ、万が一のときに冷静に対応できるようにしましょう。
こんな方におすすめ!
- 「特殊清掃の費用ってどれくらい?」と悩んでいる方
- 孤独死・事故・ゴミ屋敷などで清掃が必要になった方
- 賃貸物件のオーナー・管理会社で、適切な清掃業者を探している方
- どの特殊清掃業者を選べばいいか迷っている方
- 相見積もりをするために費用相場を知りたい方
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・YouTube「特殊清掃CH|すーさん」登録者5.3万人
・IICRC認定テクニシャン(CCT)
・Goldmorr認定テクニシャン
・JRES認定テクニシャン
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「日刊SPA!」定期連載中
・bizSPA!フレッシュ
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・「Channel恐怖」Amazon prime video
1.【初心者向け】特殊清掃とは?必要なケースと費用を解説
特殊清掃とは、通常の掃除では対応できない部屋を専門的な手法で清掃・消臭・除菌する作業のことです。
例えば、以下のような部屋では、特殊清掃が必要になります。
通常のハウスクリーニングでは、汚れを落とすことはできても、異臭や血液・体液の染み込み、害虫の発生といった問題までは解決できません。
特に孤独死や事故現場では、時間が経つほどに腐敗が進み、床や壁に浸透した体液や臭気が深刻な状態になります。
適切な消臭・除菌が施されないままでは、見た目がきれいになっても部屋全体にこびりついた臭いが取れず、再び害虫が発生するリスクも高まります。
こうした環境を安全に回復させるには、専門的な知識と経験が必要であり、単に表面を掃除するのではなく、臭いの元を科学的根拠に基づき特定し、適切な薬剤や技術を用いて徹底的に処理することが求められます。
そのため、特殊清掃を必要とする場面では、経験豊富な専門業者への依頼が不可欠です。
2.特殊清掃の費用はどれくらい?事例別の相場と内訳
特殊清掃にかかる費用は、清掃の範囲や現場の状況によって大きく変動します。
一般的には10万円〜90万円ほどが相場ですが、部分的な清掃で済む場合と、部屋全体の作業が必要な場合とでは、費用に大きな開きがあります。
特に近年では、物価の上昇や従業員・近隣住民の安全を確保するためのコストが増加しています。
昔はあまり知られていなかった感染症リスクや薬剤の適正な使用についての知識が広がり、単に汚れを落とすだけでなく、作業員の安全確保や周囲への影響を最小限に抑えるための配慮が求められるようになりました。
そのため、適正な清掃を行うには、相応の費用が必要になります。
床上の特殊清掃 | 80,000円〜 |
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浴室清掃 | 65,000円〜 |
消臭剤・除菌剤の散布 | 30,000円〜 |
汚れた畳の撤去 | 1枚あたり8,000円〜 |
オゾン脱臭 | 1日あたり45,000円〜 |
作業員の人件費 | 29,000円〜 |
部分的な清掃で済む場合は数万円で対応できることもありますが、部屋全体の清掃や消臭・除菌作業まで徹底的に行う場合、最低でも10万円を超えるのが一般的です。
また、一戸建てのゴミ屋敷全体を清掃する場合は、不用品処分や害虫駆除のコストが加わり、総額が50万円以上に達することも珍しくありません。
「料金が高い」と感じるかもしれませんが、特殊清掃は単なる掃除ではなく、健康や安全を守るための専門作業です。
作業員は感染症リスクや有害物質のある環境で作業することも多く、適切な防護服や専門機材が不可欠になります。
また、臭いの根本原因である微生物の付着した表面材や食品の水分活性を測定し、最適な消臭・除菌方法を選定することで、長期間にわたり臭いが再発しないように処理を行う必要があります。
特に、清掃だけでは対応できないケースでは、汚染が進んだ床材や壁材の撤去・交換が必要となることもあり、どこまで作業を行うかによって費用が大きく変動します。
表面上の汚れを落とすだけの業者を選んでしまうと、後から異臭が再発し、建材の腐食や害虫発生といった二次被害につながるリスクもあります。
安全かつ確実な特殊清掃を求めるなら、適切な処理を行う技術と設備を持つ業者を選ぶことが不可欠です。
格安業者に依頼した結果、再清掃や追加の工事が必要になれば、かえってコストが膨らむ可能性もあるため、慎重に業者を選びましょう。
3.特殊清掃と一緒に依頼すべきサービス5選
特殊清掃を依頼すると、部屋の消臭・除菌・汚染物の除去はしっかりと行われます。しかし、清掃だけでは解決できない問題もあります。
例えば、故人の遺品がそのまま残っている場合や、不用品の処分が必要なケース、建物の原状回復が求められる状況など、清掃後にも手をつけるべき作業が多く残ることがあります。
そのため、特殊清掃と併せて、必要に応じた追加サービスを利用することで、よりスムーズに部屋を元の状態に戻すことが可能です。
ここからは、それぞれのサービス内容について解説します。
今の部屋の状況に合ったサービスを選び、特殊清掃と合わせて依頼することで、より適切な対応を行いましょう。
(1)ハウスクリーニング
特殊清掃によって汚染物の除去や脱臭が行われても、細かいホコリや汚れ、カビなどが残っていることがあります。
そこで、ハウスクリーニングを併せて依頼することで、より快適に住める状態へと仕上げることが可能です。
業者によってサービス内容は異なりますが、壁や床の洗浄・ワックスがけ、エアコンや換気扇のクリーニング、水回りの徹底清掃などが含まれることが一般的です。
- トイレ・浴室などに発生したカビの除去
- 庭の草刈り
- エアコン・換気扇の清掃
- フローリングのワックス掛け
特に賃貸物件で次の入居者を迎える場合や、長期間放置されていた部屋を再利用するケースでは、ハウスクリーニングを行うことで住環境の改善につながります。
特殊清掃の後、必要に応じて追加することを検討しましょう。
(2)遺品整理
特殊清掃が必要な部屋では、亡くなった方の遺品がそのまま残っていることが多く、整理が大きな課題となる場合があります。
遺品整理は遺族だけでも行えますが、物が多い場合や精神的な負担が大きい状況では、片付けに何日もかかることも珍しくありません。
特に、孤独死や事件・自殺があった部屋では、遺品に故人の思い出が詰まっており、精神的な負担が重くのしかかることもあります。
そこで、遺品整理の専門業者に依頼することで、必要なものと不要なものを適切に仕分けし、スムーズに片付けることが可能です。
また、特殊清掃と遺品整理をまとめて1つの業者に依頼することで、日程調整の手間が省け、スムーズな作業が可能になります。
複数の業者に別々に依頼すると、スケジュール調整や作業の連携が難しくなることもあるため、まとめて依頼できる業者を選ぶことで負担を軽減し、効率よく片付けを進めることができます。
大切な人を亡くした直後は、精神的にも肉体的にも大きな負担がかかります。
無理をせず、専門業者に任せることで、心と身体を休める時間を確保することも重要です。
(3)遺品供養
遺品整理を行う際、ただ処分するだけでなく、故人の思い出が詰まった品を丁寧に供養したいと考える方も少なくありません。
特に、仏壇や位牌、写真、手紙などの故人が大切にしていたものをそのまま廃棄することに抵抗を感じる方も多いでしょう。
業者によっては、遺品整理とセットで遺品供養を行ってくれるところもあります。
供養の方法としては、合同のお焚き上げが一般的ですが、個別供養を希望する場合は事前に確認しておくと安心です。
大切な遺品を適切に供養し、心の整理をつけたい場合は、遺品供養サービスを提供している業者に依頼することで、安心して故人の遺品を送り出すことができます。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
[遺品供養はやっぱり必要?供養の方法と依頼場所・費用相場を解説]
(4)不用品処分
特殊清掃が必要な現場では、遺品整理だけでなく、大量の不用品やゴミが発生することがほとんどです。
孤独死があった部屋やゴミ屋敷の場合、家具や家電のほか、長年放置された生活ゴミや腐敗した食品など、一般のゴミ回収では処理できないものも多く含まれます。
自力で処分することも可能ですが、量が多いと短期間での処分が難しく、自治体のゴミ収集では対応できないケースもあるため、不用品回収を専門業者に依頼するのが効率的です。
また、不用品回収を行える業者は限られているため、事前に処分が可能かどうか確認しておくことが重要です。
適切な処理を行うことで、部屋をより早く整理できるだけでなく、不法投棄のリスクを避け、環境にも配慮した適切な処分が可能になります。
さらに、不用品処分は原状回復工事と合わせて進めることで、スムーズな部屋の再利用が可能になります。
清掃・整理・処分を一括で依頼できる業者を選ぶことで、負担を減らしながら効率よく作業を進めることができます。
(5)原状回復工事
特殊清掃や遺品整理が終わった後、部屋を「住める状態」に戻すには、原状回復工事が必要になることがあります。
特に、孤独死や事件現場では、体液や腐敗臭が壁や床に深く浸透してしまい、単なる清掃では完全に除去できないことがあるため、汚染された建材の撤去や交換が不可欠です。
例えば、床下まで体液が染み込んでいる場合は、フローリングや畳を剥がし、下地の補修を行う必要があります。
また、強い臭いが壁紙や天井材に染み付いているケースでは、壁紙の張り替えや壁の下地処理を行わなければ、臭いの再発を防ぐことができません。
賃貸物件の場合、オーナー側で原状回復義務が発生することもあり、適切な修繕を行わなければ次の入居者を迎えることが難しくなります。
そのため、特殊清掃と合わせて原状回復工事の相談をしておくと、清掃後のスムーズな再利用が可能になります。
原状回復工事は、どこまで手を加えるかによって費用が大きく変動するため、事前に業者としっかり相談し、必要な範囲を決めることが重要です。
清掃と合わせて工事まで対応できる業者に依頼すれば、一連の作業をスムーズに進めることができ、コスト面でも無駄を省けます。
4.【実例あり】特殊清掃の具体的な現場事例3つを紹介
特殊清掃についてもっと詳しく理解するには、具体的な清掃の事例を知ることが大切です。
ここからは、ブルークリーンが実際に行った以下3つの事例を解説します。
- ゴミ屋敷で孤独死が発生した物件を特殊清掃した事例
- 持病がある方が孤独死された物件を特殊清掃した事例
- タワーマンションの浴室で孤独死された物件を特殊清掃した事例
特殊清掃では具体的にどんなことをしてもらえるのか、知りたい人はぜひチェックしてください。
事例1.ゴミ屋敷で孤独死が発生した物件を特殊清掃したケース
間取り | 1K(ロフト付き) |
---|---|
作業時間 | 1日(現状回復工事1ヶ月) |
作業人数 | 6名(職人を除く) |
作業費用 | 978,000円 |
こちらは不動産会社様からの依頼です。
管理している物件がゴミ屋敷で、その中で孤独死が発生したことにより特殊清掃をしてほしいと依頼がありました。
大量の生活ゴミがあるほか、腐敗臭が充満しており、体液で室内が汚染されていました。
ブルークリーンでは以下の作業をご提案し、実施しております。
- 腐敗物の撤去
- ゴミ屋敷の清掃
- 除菌・消臭
また原状回復もご希望されていたため、工事をする前提で作業を行いました。
この事例のように、孤独死の特殊清掃に加えてゴミ屋敷の掃除、原状回復工事までを行うと高額になる可能性が高いです。
関連:【2025年最新版】ゴミ屋敷片付け費用の相場と業者選びのコツとトラブル回避のための完全ガイド
事例2.持病がある方が孤独死された物件を特殊清掃したケース
間取り | 1K |
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作業時間 | 4時間 |
作業人数 | 2名 |
作業費用 | 256,000円 |
こちらは、アパート(1K)で肺炎により亡くなった方(孤独死)の特殊清掃事例です。
事前に死因について「肺炎」と伺っていたため、全身防護服とN-95マスクを使っての作業となりました。
発見までに時間がかかったことにより、孤独死特有の臭いが広がっていた事例です。
そのため特殊清掃業者は異臭を消すことを中心に、以下のような作業で対応しています。
- 室内残置物の撤去
- 消毒・脱臭作業
孤独死が起こった現場では、部屋全体に臭いが染み込んでいるため強力な除菌剤や脱臭剤で臭いを除去する必要があります。
時には時間が経つにつれて再び臭いが出てくるということもあるので、追加で脱臭をお願いしなければいけないケースも少なくありません。
事例3.タワーマンションでの孤独死を特殊清掃したケース
間取り | 2LDK |
---|---|
作業時間 | 5日 |
作業人数 | 16名 |
作業費用 | 930,000円 |
こちらは東京都のタワーマンションで発生した孤独死を特殊清掃した事例です。
発見までに一ヶ月以上がかかり、同じフロアの住民が部屋から漏れ出した腐敗臭に気づいたことで発覚しました。
依頼者はこの部屋の住人のご親族で、遠方に住んでおりすぐに現地に来れないため、部屋の鍵を郵送してもらい立ち会いなしで現地調査を行いました。
お客様は管理会社に部屋の引き渡しができる状態にしてほしいとご希望されていたため、以下の作業を提案しました。
- 浴室のクリーニング
- 消毒、脱臭
- 貴重品の捜索
- 残置物の撤去
タワーマンションには搬出用のエレベーターが1台しかなく、残置物の搬出時に腐敗臭が漏れないように工夫するのが大変で、作業に5日かかりました。
最後までお客様と会う機会はなかったものの、毎日作業の報告を行ったため「安心して作業を依頼できた」とおっしゃっていただきました。
5.特殊清掃の依頼から引き渡しまでの流れを4ステップで解説
次に、特殊清掃の依頼から引き渡しまでの4ステップを詳細に解説します。
知識を身につけることで、特殊清掃の依頼をスムーズに行うための適切なプロセスが理解でき、安心して業者に仕事を任せることが可能になります。
しかし、この内容を知らないままだと、清掃の流れや進行具合について不明確なままで、途中で混乱したり、結果に不満を持つ可能性があります。
具体的に紹介する内容は以下の通りです。
- 業者へ特殊清掃の依頼をする
- 業者に見積もりを取ってもらう
- 特殊清掃の作業を開始する
- 作業後の現場に問題が無ければ引き渡し完了
これらの手順を順に追っていきましょう。
流れ1.業者へ特殊清掃の依頼をする
特殊清掃を依頼する際の最初のステップは、専門の業者に連絡を取ることです。
特殊清掃の依頼は、問題の具体的な内容と状況を把握し、それを業者に明確に伝えることから始まります。
依頼者自身が把握できていない部分や不明な点は、業者とのコミュニケーションを通じて解決します。
最初の連絡時には物件の住所、清掃の必要な部屋の数や面積、清掃内容(血液や体液の除去、異臭の除去など)を伝え、見積もりを依頼しましょう。
流れ2.業者に見積もりを取ってもらう
特殊清掃の依頼をした後、業者から見積もりを取りましょう。
見積もりは業者が物件を訪れ、具体的な清掃内容や作業量を確認した上で作成します。
そのため、業者には現地で状況を確認させることが重要です。
これにより、業者はより正確な作業時間や必要な人員、使用する機材や薬剤などを見積もることができ、あなたにとっては後々のトラブルを防ぐことにつながります。
以上の流れを経て作成された見積もりは、特殊清掃作業の全体像を理解し、あなたが予算内で作業を進めるための重要な道具となります。
もし見積もりが高すぎると感じた場合は、見積書を確認して、作業内容や費用の内訳を詳しく聞いてみましょう。
流れ3.特殊清掃の作業を開始する
特殊清掃の見積もりに納得して、契約を行った後、作業を開始します
業者が現場に到着したら、まずは全体的な状況を再確認します。
これは、見積もり時点から状況が変わっていないか、新たな問題が発生していないかを確認するためのものです。
その後、特殊清掃の作業を行います。
もし、作業中に問題が発生したり、疑問が生じた場合は遠慮せずに業者に問い合わせましょう。
流れ4.作業後の現場に問題が無ければ引き渡し完了
特殊清掃作業が完了した後は、最終的に作業後の現場を確認し、問題がなければ引き渡しの手続きを行いましょう。
作業が終わったら、業者はまず清掃後の状況を詳細に説明します。
次に、あなた自身が現場を確認してください。
これは、清掃作業が適切に行われ、状況が改善されたかどうかを自分の目で確かめるためのものです。
何か問題を発見した場合や不明な点がある場合は、すぐに業者に質問しましょう。
確認作業が終了し、あなたが清掃作業に満足した場合は、最後に業者と引き渡しの手続きを行います。
この時点で、清掃作業は正式に終了となります。
6.特殊清掃の作業内容を徹底解説!業者が行う全工程を公開
続いて、業者が行う特殊清掃作業の具体的な流れを紹介します。
この見出しで紹介する内容を知っていれば、実際に特殊清掃がどのように行われるのか、何が必要であるのかを理解でき、適切な業者選びや準備に役立ちます。
具体的に紹介する内容は以下の通りです。
- 現場の除菌を行う
- 汚染物の処理をする
- 薬剤を使って特殊清掃をする
- 家財を搬出する
- 壁紙(クロス)を剥がす
- オゾン脱臭機を使って消臭する
これらのステップを通じて、特殊清掃の全体像を理解しましょう。
流れ1.現場の除菌を行う
殊清掃の作業において最初に行われるのが現場の除菌です。
作業者は専門的な防護服を着用し、マスクやゴーグルで目と呼吸器系を保護します。
次に、作業者は除菌剤を使用して現場全体を徹底的に清掃します。
血液や体液などが付着している可能性がある箇所は重点的に除菌を行います。
これにより、現場に存在する細菌やウイルスを効果的に除去することが可能です。
流れ2.汚染物の処理をする
特殊清掃の次のステップは汚染物の処理です。
例えば、血液や体液により汚染された布団やカーペットは、特殊な方法で処分しなければなりません。
また、壁や床についた汚れも、専門の清掃機器と薬品を使用して除去されます。
具体的な事例として、孤独死が発生した物件では、死後の体液により床や家具が汚染されることが多いです。
このような場合、業者は専門の清掃機器を使って汚れを除去し、汚染された家具や布団は適切に処分します。
このプロセスは専門的な知識と技術を必要とし、一般の清掃業者では対応できません。
特殊清掃業者に依頼することで、汚染物の適切な処理と清掃が可能となります。
流れ3.薬剤を使って特殊清掃をする
次のステップは、薬剤を使っての清掃です。
専用の薬剤を用いて、生物的・化学的汚染を取り除き、現場を清潔にすることを目指します。
薬剤の選択は現場の状況や汚れの種類により異なります。
例えば、ウイルスや細菌の汚染が疑われる場合は、強力な消毒剤が必要です。
また、異臭の元となる物質を分解するために特殊な脱臭剤も使われます。
具体的な事例として、孤独死が発生した物件での清掃を挙げることができます。
この場合、死体からの体液や血液などによる生物的汚染が主な問題となるため、これらを除去するための強力な消毒剤が用いられます。
流れ4.家財を搬出する
次は、汚染された家具や物品を適切に処分し、空間をクリアにする作業が行われます。
血液や体液で汚染された物品は、通常の清掃では元の状態に戻すのが困難だからです。
これらの物品がそのままになると、衛生状態を悪化させる可能性もあります。
そのため、家財だけでなく、ゴミや不用品があればそれらも搬出し、処分しなければなりません。
流れ5.壁紙(クロス)を剥がす
家財の搬出が終わったら、壁紙(クロス)の剥がしを行います。
壁紙が汚染物質を吸収し、臭いや菌の原因となるためです。
壁紙の剥がしは、特に孤独死や長期間放置された物件で重要となります。
これらの状況では、汚染物質が壁紙に浸透し、通常の清掃では取り除くことができない場合があります。
流れ6.オゾン脱臭機を使って消臭する
最後に、オゾン脱臭機を使用しての消臭作業が行われます。
オゾン脱臭機の使用理由は、オゾンが空気中の微細な粒子や細菌、ウィルスなどを酸化し、効率よく消臭が行えるからです。
そのため、独特の臭いが残る特殊清掃現場での消臭には最適な方法と言えます。
例えば、孤独死が発生した物件では、特有の臭いが残ることがあります。
この臭いを人の手では完全に取り除くことは難しいため、オゾン脱臭機が重要な役割を果たします。
オゾン脱臭機を用いることで、物件は新鮮で清潔な空気に満ち、再び快適な生活空間となります。
7.特殊清掃を依頼する前に知っておくべき3つの注意点
特殊清掃が必要になったら、できるだけ早く業者に依頼することが重要です。
時間が経つほど、汚染の範囲が広がり、作業が難しくなるだけでなく、費用も上がってしまうからです。
- 対応の遅れは費用増加につながる
- 無防備で現場に立ち入るのはNG
- 精神的ショックに注意
特に夏場は、高温多湿の環境によって腐敗の進行が加速し、臭いや害虫の発生が急激に増えるため、1週間対応が遅れるだけで、数万円単位で料金が変わることも珍しくありません。
少しでも早く対応することで、清掃の負担を減らし、コストも抑えることができます。
また、依頼する前に現場の確認をしようとして、無防備な状態で部屋に入るのは絶対に避けるべきです。
特殊清掃が必要な現場では、悪臭や害虫が発生していることが多く、体調を崩すリスクがあるだけでなく、感染症の危険性も伴う場合があります。
適切な防護なしに立ち入ると、思わぬ健康被害を受ける可能性があるため、業者の指示があるまでは入室を控えるのが賢明です。
さらに、孤独死や事件現場などの清掃では、現場を目の当たりにすることで精神的なショックを受けることもあります。
突然の出来事に直面すると、予想以上に心が動揺し、長期的なストレスにつながることも少なくありません。
心と身体の負担を少しでも軽減するためにも、必要がなければ無理に部屋へ入らず、清掃は専門業者に任せるのが最善の選択です。
特殊清掃は、迅速な対応と適切な準備が欠かせない作業です。
依頼を決めたら、できるだけ早めに信頼できる業者に相談し、最適な方法で清掃を進めていきましょう!
8.特殊清掃のプロが教える!優良業者を選ぶ3つのポイント
特殊清掃でトラブル無く業者を選ぶには、以下のポイントをチェックしてください。
それぞれの注意点を知ることで、適切な業者が見えてきます。
- 見積もりは明確か
- 特殊清掃の経験は豊富か
- 廃棄物に関する許可を持っているか
事前に業者をしっかりと比較して、トラブルを防ぎましょう。
ポイント1.見積もりは明確か
実際に作業を行う前、業者は清掃をする部屋の確認をして見積もりを出します。
しかし業者によっては見積もりが非常にわかりにくかったり、後になって見積もりにないお金を請求してくることも残念ながら少なくありません。
特に昨今は新しい特殊清掃業者が増えており、相場が分からず高額な料金を提示してくる業者もあります。
料金は先ほど説明した相場と合っているか、サービスごとに明確な料金が示されているかしっかり確認しましょう。
ポイント2.特殊清掃の経験は豊富か
特殊清掃の実績を多く持っている業者は経験が豊富で作業にも慣れているので、サービスの質が高いと言えます。
特殊清掃の作業実績は多くの業者が公式サイトに載せているので、まずはチェックしてみましょう。
例えば、ブルークリーンでは以下のページに掲載させていただいております。
特殊清掃やハウスクリーニングの現場は、間取りから状況まで多種多様。
豊富な知識を持ち「経験した場数が多い」ブルークリーンなら細かい見積もりから柔軟な対応までご相談をいただけます。
ポイント3.廃棄物に関する許可を持っているか
最後に、廃棄物に関する許可を持っているかを確認しておきましょう。
産業廃棄物収集運搬業許可、または一般廃棄物収集運搬業許可(現在新規取得不可)が必要です。
一般廃棄物収集運搬業許可があれば、一般家庭から出た廃棄物を収集・処分が可能となります。
しかし、新規の取得ができませんので、基本的には産業廃棄物収集運搬業許可を持つ業者です。
産業廃棄物収集運搬業許可であっても、自社排出扱いとして適切な処分場で廃棄物を処分し、マニフェスト管理等を厳格に行っている業者が大半でしょう。
つまり、こうした許可を持っていることが確認できない業者だと「違法」の可能性がありますので、不安な場合は確認してみてください。
9.特殊清掃ならブルークリーンへ!選ばれる理由と実績
特殊清掃業者をお探しなら、ぜひブルークリーンへご相談ください。
ご相談やお見積りまでなら無料で、作業するまで料金は発生しません。
また上の画像のように作業する前にどんな作業をするのか、その作業にいくらかかるのかのお見積りを出させていただいております。
特殊清掃の事例も豊富にあり、安心してご依頼いただけるよう配慮いたします。
即日対応や遠方にいる方からのご依頼も可能です。
特殊清掃でお困りのことがあれば、電話やメール、LINEからお気軽にご相談ください。
さらに詳しいブルークリーンについての紹介は「特殊清掃業者ブルークリーンとは!?サービス内容や特徴を徹底解説!」の記事でご覧になれます。
【38の疑問に回答】特殊清掃Q&A!依頼前の不安を解消
最後に、特殊清掃に関してまとめた疑問について解説します。
特殊清掃についての疑問点はこちらを確認して、紹介した記事もチェックしてみてくださいね。
1つずつ、見ていきましょう。
Q1.遺体の腐敗液って危険?
遺体の腐敗液にはウイルスや細菌、病原体などが含まれている可能性があり、それらが体内に入り込むことによって感染症にかかる可能性があるため、危険です。
そのため、故人の通帳や印鑑などの貴重品が必要になった場合でも、業者の除菌や清掃作業が終わるまで部屋に入ってはいけません。
詳しい内容は下記の記事で解説しているので、併せてチェックしてみてください。
遺体の腐敗液による危険とは?感染症のリスクと現場の清掃方法を紹介!
Q2.フローリングが汚れていたら全面張り替えは必要?
貸主が借主に原状回復費として請求できる範囲は、借主の過失で汚した傷や破損分のみです。
また、入居年数に応じて減価償却分が考慮されるので、フローリングの全面張替え費用を借主が全額負担する必要はありません。
詳しい内容については下記の記事で紹介しています。
賃貸退去時にはフローリングの全面張替えが必要?原状回復費用の目安
Q3.家が猫屋敷に…自分で掃除はできる?
猫屋敷の清掃は素人では対応できないのですぐに業者に相談するべきです。
放置してしまうと、臭いや鳴き声などで近隣住民に迷惑をかけるだけでなく、家族や猫の健康にも影響が出てしまいます。
詳しい内容については、こちらの記事で紹介しているので、確認してみてくださいね。
猫屋敷の清掃は業者にすぐ相談!放置するリスクや作業手順を解説
Q4.猫のうんこの臭いはどうやって消せば良い?
洗えるものは洗濯して、洗えないものについては消臭しなければなりません。
また、猫のうんこが臭い原因は、普段与えている餌のほか、ストレスや消化不良も考えられます。
詳しい方法については、以下の記事で解説しているので、チェックしてみてください。
Q5.猫のおしっこのアンモニア臭はどう消せば良い?
猫のアンモニア臭は、クエン酸スプレーや酸素系漂白剤で消すことが可能です。
ですが、あまりにもひどい状態だと自分で消すことはできないでしょう。
その際は、業者に依頼して消臭してもらう必要があります。
詳しい内容は以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
猫のアンモニア臭を消す方法は?徹底消臭したいなら業者に依頼しよう
Q6.特殊清掃は業者に依頼したほうが良い?
特殊清掃は素人にはできないので、業者に依頼することになるでしょう。
業者に頼めば、以下のことも行ってくれます。
- 経験が豊富なので作業に慣れている
- 遺族への対応にも慣れている
- 自力で掃除する手間が省ける
- 遺品整理についても任せられる
詳しくは、下記の記事で紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
特殊清掃員に依頼すべき理由とは?費用や選び方までしっかり解説
Q7.特殊清掃どのタイミングで頼めば良い?
特殊清掃の依頼について考える必要があるのは、特殊清掃が必要な事案が起こってからすぐです。
例えば、以下のような状況になったらすぐに依頼しましょう。
- 親戚が孤独死したとき
- 家にゴミが溜まっているとき
- 遺品の整理をしたいとき
- 事件・事故が起こったとき
- 家に害虫が発生しているとき
詳しい内容については、下記の記事で解説しているので、併せてご確認ください。
特殊清掃はいつ頼めばいい?依頼すべきタイミングをおすすめ業者とともに解説!
Q8.特殊清掃員が向いている人はどんな人?
特殊清掃の仕事は、以下のような人が向いています。
- 体力的に強い人
- 精神的に強い人
- 命と向き合える人
肉体・精神的にハードな仕事になりますが、興味のある人は下記の記事をチェックしてみてください。
Q9.特殊清掃員の年収は安い?
特殊清掃員の平均年収は300万〜400万円、平均月給は月20万〜30万円です。
また、勤続年数の増加や役職がつけば昇給も狙えます。
詳しい内容については、下記の記事をチェックしてみてください。
特殊清掃の年収は安い?全国平均との比較・待遇やボーナスを解説!
Q10.特殊清掃のバイトって稼げる?
特殊清掃のバイトの時給は、平均して1,000円〜1,500円です。
現場によってはハードな仕事になるので、給料などの条件だけでなく、仕事内容についても知っておきましょう。
具体的な作業内容は、以下の通りです。
- 血液・体液の除去
- 死臭・悪臭の除去
- 害虫の駆除
- 遺品整理
- 不用品処分
詳しくは、以下の記事で紹介しているので、併せてご確認ください。
Q11.死臭や腐敗臭はどうやって取る?
まずは現場の遺品整理を行ったあと、殺虫・消毒作業を行います。
その後、消臭・脱臭を行い、体液などが染みた床や壁を剥がしましょう。
最後に再度消臭をして、臭い取りは完了です。
しかし、自分で行うには感染症のリスクや作業の精度を考えるとおすすめできないので、プロに依頼しましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しているので、併せてご確認ください。
死臭や腐敗臭を取り切る方法とは?プロの特殊清掃業者が『取れない臭い』を消します!
Q12.東京でおすすめの特殊清掃業者ってある?
東京での特殊清掃なら私達ブルークリーンを候補に入れていただけると嬉しいです。
365日24時間相談無料となっているので、初心者の方でも、いつでも相談できる安心の体制が整っています。
料金の目安は、1K〜1R(9㎡〜28㎡)で78,000円からです。
詳しくは、以下の記事で解説しているので、併せてご確認ください。
東京でおすすめの特殊清掃業者とは?悪徳業者に引っかからない秘訣!
Q13.孤独死現場の清掃はどうしたら良い?
孤独死の現場は発見が遅いことが多いため、部屋の状態が非常に悪いです。
そのため、清掃は特殊清掃業者に頼むことが一般的と言えます。
詳しくは、下記の記事で清掃の流れや業者を選ぶポイントを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
Q14.孤独死の処理屋ってなに?
孤独死の処理屋とは、特殊清掃業者と呼ばれる業者のことです。
孤独死独特の悪臭の元を特殊な用具を使って部屋を清掃してくれます。
主に以下のサービスが可能です。
- 悪臭の除去
- 部屋の清掃
- 部屋のリフォーム
- 害虫駆除
- 遺品整理
詳しい内容については、以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
孤独死の処理屋とは?処理屋のサービスや孤独死が起きた時の対処法
Q15.孤独死の遺体を警察から引き取る費用はいくら?
孤独死の遺体を警察から引き取る場合の費用は、死体検案書を発行する場合の3万円~15万円に加え、搬送料の1万2千円~1万5千円ほどです。
他にも検案料で2~3万円ほど発生するなど、多額の費用が発生します。
詳しくは下記の記事で解説しているので、ぜひご確認ください。
孤独死で警察に引き取られたときに支払う費用は?引き取り後の流れも解説
Q16.孤独死した遺体や現場はどのように変化する?
孤独死した現場や遺体は、悲惨で壮絶な状態になります。
遺体が数日間から数か月も放置されると腐敗が進むからです。
内蔵の腐敗が進んだあと、腐敗ガスが体内から発生して死臭がして、大量に虫が発生します。
詳しい内容については、以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
孤独死した遺体や現場はどうなる?遺体を発見したときの対処法を解説
Q17.事故物件の清掃は特殊清掃業者に頼むべき?
事故物件の清掃は特殊清掃業者に依頼しましょう。
理由は、以下の3つです。
- 近隣の人にバレて変な噂がたつ
- 取り返しがつかない汚れになってしまう
- 臭いで隣人から苦情がでる
安易に自分で掃除したり、放置すると、以降の入居者が見つからないという事態に繋がってしまいます。
詳しくは、以下の記事で解説していますので、併せてご確認ください。
Q18.ホテルで特殊清掃が必要な場合はどうすれば良い?
ホテルでも、業者に特殊清掃を依頼することは可能です。
ですが、ホテルは多くの人に清潔な部屋を貸し出さなければならないため、慎重に作業をしてもらう必要があります。
そのため、ホテルの特殊清掃実績がある業者に依頼すると良いです。
詳しくは、以下の記事で解説しているので、併せてご覧ください。
ホテルで特殊清掃が必要なときはどうすれば?専門業者に依頼すべき理由を解説!
Q19.ペット可物件で原状回復費用は火災保険の補償対象?
ペット可物件でもペットが汚したり、傷つけたりしたものに対する原状回復費用は、借主の自己負担となります。
状態によっては、高額請求に繋がる可能性がありますので、下記の記事を見て、入居時・入居中・退去時にできることを確認しましょう。
ペット可物件の原状回復費用は保険適用できる?自己負担の費用相場も解説
Q20.ペット不可物件で猫を飼った場合の退去費用はいくら?
猫が汚した場所やどれくらい大きい傷をつけたかによって金額は変わりますが、1Kでおよそ10万円~30万円ほどです。
壁紙の張替え・柱の修繕・フローリングの張替え・ハウスクリーニングの程度や有無によって、料金は上下します。
詳しくは、以下の記事で詳しく紹介しているので、こちらもご覧ください。
ペット不可物件で猫を飼った場合の退去費用は?相場や基礎知識を解説
Q21.フローリングについた犬のおしっこ臭は消せる?
程度が軽ければ水にクエン酸を溶かしたスプレーで吹きかけ、拭き取ればおしっこ臭を消せます。
しかし、おしっこが長時間放置されていたり、何度も同じ箇所にされると、床の奥まで染み込んでしまい、臭いは取れません。
その場合は、業者に頼んで専門の薬剤などを使って消臭する必要があります。
詳しい内容については、下記の記事で解説しているので、併せてご覧ください。
フローリングについた犬のおしっこの臭い消しの方法は?予防策も紹介
Q22.ベランダにある鳩の糞はどう掃除すれば良い?
ベランダなどにある鳩の糞は、以下の方法で掃除できます。
- フンをふやかして拭き取る
- 仕上げに消毒をする
しかし、鳩の糞はさまざまな病原菌やカビなどが含まれている可能性があり、空気中に漂う粒子を吸い込むと、病気になる可能性があります。
そのため、できれば自分で掃除せず、業者に依頼したほうが安全に掃除が可能です。
詳しくは、以下の記事で紹介しているので、こちらもご覧ください。
ハトのフンの掃除方法は?掃除の注意点や業者に依頼するメリットを解説
Q23.ホテルのコロナ対策はどうすれば良い?
ホテルが取るべきコロナ対策は、以下の通りです。
- チェックイン時の密を避ける
- エレベーターの乗車人数を制限する
- ビュッフェの密を避ける
- 人が触れたものはすべて消毒する
- ホテル内の一斉除菌・消毒を行う
詳しい内容については、以下の記事で解説しているので、ホテル関係者の方はぜひご覧ください。
Q24.飲食店などのコロナ対策はどうすれば良い?
飲食店などができるコロナ対策は次の4つです。
- 手袋とマスクをつける
- テイクアウト料金を下げる
- 席量を減らして間隔をあける
- 店のスペースを貸し出す
また、下記の記事ではコロナが引き起こす店への影響や、コロナが発生したときの清掃・消毒についても紹介しているので、併せてご覧ください。
Q25.ゴミ屋敷に発生したカビはどうやって取れば良い?
ゴミ屋敷に発生したカビの取り方は、以下の方法があります。
- 酸素系漂白剤を使う
- 酢と重曹を使う
- 60℃以上の熱湯を使う
- カビ取り剤を使う
しかし、カビの多くは奥深くまで根を張ります。
市販品のカビ取り剤や酢水では、カビを完全に取り除くのは難しいケースもあるでしょう。
ゴミ屋敷のカビ除去をするのが難しいときは、業者に依頼するのも1つの方法です。
詳しい内容については、以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ゴミ屋敷のカビ除去は1人で悩まず業者に相談!再発防止策も解説
Q26.ゴミ屋敷に発生したカビはどうやって取れば良い?
ゴミ屋敷に発生したカビを全て自分たちで取り切ることは難しいです。
ですので、業者に依頼して清掃を行ってもらうほうが素早く確実にきれいにできます。
業者であれば、カビの処理だけでなく以下のようなサービスも可能です。
- 重たいモノの処理
- 強烈な臭いの消臭
- 害虫駆除
詳しくは、以下の記事で解説しているので、併せてご確認ください。
ゴミ屋敷でも依頼できる特殊清掃業者とは?失敗しない業者の選び方も紹介
Q27.業者がする特殊清掃の料金相場はどれくらい?
実は特殊清掃の料金相場は、間取りや除菌をどのレベルまで行うかなど、作業内容で異なるので幅広いです。
例えば、1Rの清掃が6万円程度で済む場合や、一戸建てで100万円以上のケースもあります。
また、悪徳業者もゼロではないため、依頼する際は「あなたが納得して安心できる業者に頼むこと」が何より大切です。
詳しくは、以下の記事で紹介しているので、こちらも併せてご確認ください。
【悪徳業者に騙されない】特殊清掃料金の相場目安と事例7選で徹底解説!
Q28.業者が行った特殊清掃の事例が見たい!
業者が行う特殊清掃と言っても、具体的にどんなことを行ったのか、時間や費用がどれだけかかったのか気になりますよね。
下記の記事では、実際に業者が行った特殊清掃の事例をまとめて紹介しているので、ぜひご覧ください。
【2023年最新】特殊清掃の事例15選!現場風景や費用感を紹介します
Q29.東京で特殊清掃をするならどこに頼むべき?
東京で特殊清掃をご検討しているのであれば、ブルークリーンをご検討ください。
実際に東京で行った事例を下記の記事で紹介しているので、費用や作業の仕上がりなどをご参考にして頂けますよ。
東京で特殊清掃業者をお探しならブルークリーンにおまかせください!
Q30.火災保険を使えば賃貸の退去費用は払える?
賃貸の退去費用を火災保険でカバーするには条件があります。
以下の記事では、火災保険を上手に活用することで、賃貸物件の退去費用を抑える方法を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
火災保険で賃貸の退去費用はカバーできる?保証範囲や注意点について紹介
Q31.部屋がカビだらけになる原因が知りたい
部屋がカビだらけになる原因は、下記の3つが挙げられます。
- 部屋がカビの発生しやすい湿度と温度になっているから
- 部屋にホコリが溜まっているから
- 部屋の換気が滞っているから
詳しい内容については、以下の記事で紹介しているので、併せてご確認ください。
カビだらけの部屋を綺麗にするなら業者に頼もう!病気のリスクや放置するデメリットも紹介
Q32.火事現場の解体にかかる費用はいくら?
火事で全焼した戸建ての家を解体する場合、費用の相場は1坪あたり20,000円〜60,000円です。
しかし、解体費用は建物の面積や材質、階数、立地などによって異なります。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
火事に遭った家の解体費用はどれくらい?費用を安くする方法や補助金についても紹介
Q33.親族の孤独死が発覚したあとの葬儀までの流れって?
親族が孤独死したあと、葬儀までの流れは以下の通りです。
- 孤独死の現場が発見される
- 警察による現場検証が入る
- 遺族へ連絡が入る
- 警察署で死亡時の説明を受ける
- 葬儀の打ち合わせを行う
流れの詳細については以下の記事で紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
絶縁状態の親が孤独死してしまった…発見から葬儀までの流れや必要な手続きやを紹介
Q34.孤独死の特殊清掃費用は何故上下するの?
孤独死の特殊清掃費用は、いくつかの要因によって変動します。
具体的には、以下の通りです。
- 遺体が放置されるほど費用は高くなる
- 遺体がある現場が広いほど費用が高くなる
- 遺体が発見された場所によって費用は変わる
詳しくは、以下の記事で解説していますので、併せてご確認ください。
孤独死の特殊清掃にかかる費用を解説!値段の要因や負担者・業者を選ぶポイントも紹介
Q35.孤独死の原状回復費用は誰が払うの?
一般的には、借り主(遺産・保険金)が原状回復費用を負担します。
しかし、借り主に資産がない場合や相続人が相続放棄をした場合は、次に責任がある人に支払いを求めることになります。
具体的には、以下の順番に沿って支払いを請求することになります。
- 借り主(遺産・保険金)
- 相続人や連帯保証人
- 保険会社・保証会社
- 大家や不動産業者
詳しい内容については、以下の記事で紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
孤独死現場の原状回復費用は誰が払うの?相場や内訳、告知義務についても解説
Q36.身内の孤独死が発生した後にやるべきこととは?
身内の孤独死が発生した後にやるべきことは、以下の8つです。
- 身元確認の準備をする
- 葬儀会社・遺品整理業者・特殊清掃業者を探す
- 死亡届・埋火葬許可証申請を出す
- 業者に特殊清掃と遺品整理を頼む
- 電気・ガス・水道・電話回線の解約手続きをする
- 他に契約をしているものがあれば解約する
- 保険・年金関係の届け出を出す
- 死亡保険・遺族年金を請求する
詳しくは、以下の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
身内の孤独死が発生した後の手続きを紹介!発見から葬儀までにやることも解説
Q37.外壁のカビ取りは業者に頼むべき?
外壁のカビ取りは以下の3つのメリットから、業者に依頼することをおすすめします。
- 特殊な薬剤や専用の機械を使える
- 短時間で完璧に除去できる
- 高所などの危険な場所でも作業できる
詳しくは以下の記事で紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
外壁に発生したカビ取り方法をご紹介|専門業者に依頼するのがおすすめ!
Q38.火災ゴミを処分する前に知るべき注意点とは?
火災ゴミを処分する前に知っておくべき注意点は、下記の2つです。
- 火災保険による保証を受けられない
- 産業廃棄物処理業者に処分は依頼できない
詳しい内容については、以下の記事で解説しているので、併せてご確認ください。
火災ゴミの処分は業者に頼むのがおすすめ!費用の相場や選び方についても紹介
特殊清掃を依頼するなら相見積もりが必須!理由と比較ポイント
特殊清掃とは、孤独死や事件・事故現場、ゴミ屋敷など、通常の清掃では対応できない特殊な環境を専門的な技術で清掃することです。
汚れの程度によっては、自力である程度の片付けを行うことも可能ですが、体液や血液の染み込み、異臭の除去、害虫の発生などは通常の洗浄剤では対応しきれません。
また、適切な処理をしなければ、臭いの再発や感染症リスクが高まることもあります。
そのため、特殊清掃を依頼する際は、業者ごとの技術力や対応範囲、価格を比較するために相見積もりを取ることが重要です。
業者によっては、清掃の範囲が限られていたり、追加費用が発生するケースもあるため、慎重に業者を選ぶ必要があります。
ブルークリーンでは、無料でご相談・お見積もりを承っております。
清掃の専門家が現場の状況を丁寧に確認し、適切な作業プランをご提案いたします。
特殊清掃に関する不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
誠心誠意、真心を込めて対応させていただきます。
特殊清掃に関するよくある質問まとめ(Q&A付き)
最後に、よくある質問についてまとめました。
特殊清掃を業者に依頼するのにかかる費用は?
特殊清掃を依頼する際にかかる費用は、必要な清掃の内容によって異なりますが、おおよそ10万円〜90万円ほどです。
特殊清掃と一緒に業者に依頼すべきサービスはある?
孤独死などが起こった部屋は、清掃に加え、以下のサービスを業者依頼して綺麗にしましょう。
- ハウスクリーニング
- 遺品整理
- 遺品供養
- 不用品処分
業者に特殊清掃を依頼する時の注意点はある?
特殊清掃が必要な部屋がある場合、なるべく早く清掃を依頼しなければどんどん料金が高くなってしまいます。
また、特殊清掃を業者に依頼する場合でも、無防備な状態で部屋に入るのはNGです。