ハトのフンの掃除方法は?掃除の注意点や業者に依頼するメリットを解説

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ハトのフンの掃除方法は?掃除の注意点や業者に依頼するメリットを解説

ベランダや庭などのハトのフンについて、掃除方法や予防策が分からずに悩んでおられませんか。

ハトのフンが溜まっている場所が身近にある場合、なるべく速やかに掃除する必要があります。

なぜなら、放置すると健康への悪影響や、飛来するハトの増加につながる可能性があるからです。

この記事では、ハトのフンによる被害の内容、フンの掃除方法や注意点などについて解説します。

また、業者に依頼するメリットも記載しているので、ハトのフンに悩まれている方は参考にしてください。

ハトのフンにお困りならすぐにご相談ください

ハトのフンを放置すると、健康を害する、被害が拡大するなどのおそれがあるので、早めの対処が必要です。

ご自身でハトのフンを掃除するのに抵抗感があったり、不安があったりする方は、私たちブルークリーンにご相談ください。

ブルークリーンでは、無料で最短即日の見積り対応が可能です。

被害が拡大する前に、ぜひお気軽にご連絡ください。

監修者 鈴木亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社

カスタマーサービス部所属

▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる

▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
日刊SPA!
bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video

1.放置は厳禁!ハトのフンにより引き起こされる被害

ハトのフンによりさまざまな被害が生じる可能性があることを示した画像

ハトのフンをそのままにしておくと、見た目や悪臭によって嫌悪感を抱くだけでなく、ご自身や家族の健康、家そのものにも悪影響を及ぼします。

フンが溜まっている場所が道路や隣の土地に面していたり、悪臭がひどかったり、またハトの声がうるさかったりする場合には、近隣住民からのクレームにも繋がりかねません。

ここからは、ハトのフンにより引き起こされる被害についてくわしく紹介します。

被害1.空気中に漂う病原菌やカビが原因で病気になる

ハトのフンにはさまざまな病原菌やカビなどが含まれている可能性があり、空気中に漂う粒子を吸い込むと、病気になる可能性があります。

フンのなかには、鳥アレルギー(鳥飼病)や気管支喘息を引き起こす原因物質や、食中毒の原因菌の「サルモネラ菌」、重症化すると肺炎・気管支炎・髄膜炎になる可能性がある「オウム病」の病原体などが含まれていることがあるのです。

高齢者や幼児、妊婦の方は重症化や後遺症のリスクが高いので、とくに気をつけなければなりません。

ハトのフンに接触しなければ病気にはならないと考えている人もいるでしょうが、乾燥したハトのフンは、目に見えないくらいの細かな粒子となって空気中に漂うので危険です。

被害2.悪臭が広がる

ハトのフンを放置すると悪臭が広がり、近隣からクレームがくる可能性があります。

湿ったフンだけでなく、時間が経過し乾燥したフンからも悪臭が発せられるのがハトのフンの特徴です。

フンが溜まれば悪臭は強くなり、温度が高くなる夏の季節には、熱による反応でさらに臭いがひどくなります。

ハトのフンが原因で、近隣との関係が悪くなる可能性も十分に考えられるので、早めの対処が必要です。

被害3.建物の劣化を早める

ハトのフンは酸性なので、建物の金属部分にハトのフンがついたままになると、腐食の可能性があるので注意しなくてはなりません。

コンクリートに含まれる炭酸カルシウムは、フンに含まれる酸と化学反応を起こし、少しずつ溶けていきます。

コンクリート構造のマンションでは、長いあいだハトのフンを放置した場合、建物自体の強度が下がることも考えられるでしょう。

また建物だけでなく、車にフンをされた場合、塗装が剥げたりシミになったりする可能性もあります。

建物や車の劣化を防ぐためにも、ハトのフンを放置しないようにしましょう。

被害4.ハトがさらに増えてしまう

ハトのフンをそのままにしておくと、ハトの数が増えていく可能性が高くなります。

それは、ハトには群れで行動する習性があるためです。

ハトは一度その場所を安全だと認識すると、そこを休憩場所として利用するようになり、安全な場所だと確信を強めると、しだいに1日の大半をそこで過ごすようになります。

自分のフンの臭いがする場所を、より安心できる場所と認識するため、フンの量が増えるほど滞在時間が長くなるのです

最終的には、巣を作って居着いてしまいます。

また、ハトには帰巣本能があるため、一度巣を作られてしまうと、ハトを追い払うのが困難になってしまうでしょう。

2.自分でハトのフンを安全に掃除する手順

ハトのフンを安全に掃除する3つの手順を示した画像

ハトのフンを見つけたら、被害が出るまえに、早い段階で対処するのが一番よいでしょう。

放置時間が長いほど、ハトのフンによる被害は深刻化し、掃除が困難になってしまうからです。

ただし、ハトのフンを安全に掃除するには、正しい方法を把握しておかなければなりません。

ここからは、ハトのフンを安全に掃除する手順を解説します。

手順1.使用する道具を揃える

まず、ハトのフン掃除に使う道具を揃えましょう。

事前に必要な道具を確認して揃えておくと、掃除がスムーズに進められますし、ハトのフンをキレイに除去することができます。

ハトのフン掃除に必要な道具は以下の通りです。

  • 新聞紙、雑巾、キッチンペーパーなど拭くもの
  • デッキブラシ、タワシ
  • ぬるま湯をいれるバケツ
  • ゴミ袋
  • 消毒用エタノール
  • 次亜塩素ナトリウムが入った消毒液

ハトのフン掃除に使う雑巾、タワシなどは使い捨てが基本です。

デッキブラシやタワシなど使い捨てにできない場合は、使用後によく洗浄して消毒する必要があります。

手順2.フンをふやかして拭き取る

ハトのフンはすぐに乾燥して固まってしまい、乾燥した状態のまま掃除するのは難しいので、水分でふやかしましょう

ハトのフンに新聞紙やキッチンペーパーなどをかぶせ、ぬるま湯をかけて少し時間をおくと、フンがやわらかくなります。

フンがやわらかくなったら、新聞紙ごとフンを拭き取ってしまいましょう。

そのあと、さらに雑巾などで拭き掃除をします。

汚れが広範囲であったり、こびりつきがひどかったりする場合には、デッキブラシやタワシを使うと楽に汚れが落とせます。

手順3.仕上げに消毒をする

ハトのフンがきれいに取り除けたら、残った菌を除菌するために消毒をおこないます。

エタノールスプレー、次亜塩素ナトリウムが入った消毒液が効果的です。

拭き取ったフンや掃除に使用したものは、二次被害を防ぐために、ビニール袋に入れて口をしっかりと閉じてから廃棄してください。

ハトのフンは燃えるゴミとして出すのが一般的ですが、地域によって異なる場合があるので各自治体に問い合わせましょう。

3.気をつけて!ハトのフンを自分で掃除する際の注意点

ハトのフンを自分で掃除する4つの注意点を示した画像

ハトのフン掃除には、フンに含まれる病原菌やカビの影響を受けないよう、身につけるものや作業方法に気を配る必要があります。

また、フンの粒子が舞い上がり室内に入ってくる可能性もあるので、掃除でフンの粒子を飛散させないよう注意を払うのも重要です。

ここでは、ハトのフン掃除での注意点を説明していきます。

注意点1.マスクや手袋をしっかり身につける

ハトのフン掃除をする際には、病気の原因となるハトのフンの粒子を吸いこまないように、必ずマスクを装着しましょう。

また、ハトのフンに直接触らないないよう、ゴム手袋もつけてください。

使用後のマスクや手袋には、ハトのフンに含まれる病原菌やカビが付着しているおそれがあるので、使い捨てタイプを使用しましょう

注意点2.掃除機を使わない

乾いたフンが粉々になっていたとしても、絶対に掃除機を使用してはいけません。

なぜなら、掃除機でフンを吸い込むと、排気口から病原菌やカビなどを周囲にばらまいてしまうからです。

ハトのフン掃除の基本は、拭き掃除であることを覚えておきましょう。

注意点3.風が強い日の作業は避ける

ハトのフン掃除は、風が強い日を避けておこないましょう。

風の強い日に掃除をすると、フンに含まれる病原菌やカビが空気中に舞い上がりやすいです。

さらに、その空気に浮遊した粒子が服に付いたり、窓から屋内に入ったりしやすくなります。

また近所にハトのフンの粒子を、撒き散らしてしまうことにもなりかねません。

掃除をするなら、なるべく風の弱い日を選ぶのがポイントです。

注意点4.体力が落ちているときは作業を避ける

ハトのフン掃除は、体力が落ちているときを避けておこないましょう。

ハトのフンの粒子を吸ってしまった場合、体力が落ちて免疫力が下がっていると、フンに含まれている病原菌に感染するリスクが高くなります

もともと体力に自信のない方や高齢の方、妊婦の方などは、自分で掃除するのはやめましょう。

また幼い子どもを掃除する場所に近づかせないようにする注意も必要です。

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4.対策可能!ハトのフンによる被害を防ぐ方法

ハトのフンによる被害を防ぐ方法を示した画像

ハトは、自分が安全に過ごせる場所を認識する能力があるので、その場所が自分にとって嫌な場所であると分かれば、二度と来なくなります。

同時にハトには帰巣本能と縄張り意識があるので、一度ハトの寝床や巣づくりの場所となってしまった場所から遠ざけるには、かなりの労力が必要となるでしょう。

それではハトのフン掃除のあと、ハトが戻ってこなくなる方法を紹介します。

方法1.ベランダになるべくものを置かない

ベランダにはなるべくものを置かないようにしましょう。

ハトは、自分の身を隠せる場所を安心できる場所として認識します。

マンションや家のベランダは壁や手すりに囲まれており、さらに雨風をしのげるので、ハトがターゲットにしやすいエリアです。

さらにエアコンの室外機や植木、物置などさまざまなものが置いてあるベランダは、ハトにとって非常に過ごしやすい環境と言えるでしょう。

ベランダをハトにとって住みにくい環境にするには、なるべくものを減らし、死角をなくす必要があります。

ベランダに頻繁に人が出入りする環境をつくるのも効果的です。

方法2.忌避剤や剣山を使用する

忌避剤や剣山などのハトよけグッズを使用するのもおすすめです。

ハトが嫌がる臭いや成分が含まれた忌避剤をハトが来やすい場所に使えば、その臭いを嫌がりその場所に寄り付かなくなります。

もし人が吸い込んだとしても問題がないよう、天然成分で作られている商品を選ぶと安心です。

また、ハトがとまりやすい場所に剣山を設置するのもよいでしょう。

ハトよけの剣山は、ハトを傷つけるためのものではなく、ハトが羽になにかが当たるのを嫌う性質を利用したものです。

忌避剤と剣山をセットで使用すると、より高いハトよけ効果を得られます。

方法3.防鳥ネットを使用する

防鳥ネットを使い、物理的にハトが入ってこないようにする方法もあります。

防鳥ネットの網の目はハトよりも小さいので、隙間なく防鳥ネットを張ると、ハトは防鳥ネットの中へは入れません

ハトは縄張り意識が強い性質のため、ハトが巣をつくると、忌避剤や剣山だけでは飛来予防が困難になります。

そのような状況でも、防鳥ネットを隙間なく設置すれば、ハトの飛来を予防できるでしょう。

また、子どもが触った場合に、怪我をするリスクが低いのも利点の一つです。

防鳥ネットの見た目が気になる場合は、黒や灰色、透明など目立ちにくい色を選びましょう。

5.ハトのフン掃除を自分でできないなら業者へ!業者に任せるメリット

ハトのフン掃除を業者に任せるメリットを示した画像

ハトのフン掃除を自分でおこなうのが困難と感じたら、業者への依頼を検討しましょう。

ハトのフン掃除に慣れた業者に任せれば、病原菌による健康被害を心配する必要もなく、専用の道具を用意する必要もありません

回収したフンの処理をそのまま任せられるのも、大きなメリットです。

また、卵やひななどがいるハトの巣を勝手に撤去すると「鳥獣保護管理法違反」となってしまいます。

しかし、行政機関の認可を受けている業者に頼めば、そのような巣の撤去作業もスムーズにおこなってくれるでしょう。

業者によっては、掃除後にハトよけ対策も依頼できます。

業者へ依頼すれば、慣れない作業にストレスや不安を感じずに、非衛生的な環境を改善可能です。

以下の記事では、特殊清掃業者の選び方についても解説していますので、検討している方は併せてご覧ください。

特殊清掃とは?現場の事例や費用・業者の選び方を解説

6.ハトのフンにお困りなら私たちブルークリーンにお任せを!

ブルークリーンの作業内容や対応エリアを示した画像

ハトのフンにお困りなら、ぜひ私たちブルークリーンにご相談ください。

ブルークリーンは、2,000件以上の遺品整理や特殊清掃、ゴミ屋敷清掃の依頼実績がある清掃業者です。

培ってきた清掃のノウハウや専門の薬剤を駆使して、ベランダにこびりついていたハトのフンや、広範囲に広がっていたハトのフンも、確実に取り除いてきた実績があります。

ハトのフンの掃除は自分でもできますが、体力の心配がある場合や、汚れがひどい場合には、清掃のプロである私たちにお任せください。

ブルークリーンでは最短で即日の対応も可能です。

忙しい方でも相談しやすいよう、LINEやメールでの相談は365日24時間いつでも受け付けております。

まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ハトのフンをそのままにしておくと、景観を損なったり、悪臭による不快感があったりするほかに、健康被害やさらなる被害の拡大の可能性があります。

ハトのフンが溜まっている箇所を見つけたら、速やかに掃除しましょう

また掃除後には、しっかりとした予防策をおこなうことが非常に重要です。

自分で掃除することに難しさを感じたり、少しでも不安があったりする場合には、ぜひ私たちブルークリーンにご相談ください!