賃貸物件の壁紙の内側にカビが発生!退去時の負担や対処方法を解説

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賃貸物件の壁紙の内側にカビが発生!退去時の負担や対処方法を解説

「賃貸住宅の壁紙の内側にカビが生えてしまった場合、誰が費用を負担するの?」

「賃貸物件で長期間住んでいると、退去時の修繕費用が安くなると言われているが本当?」

「壁紙の経年劣化によるひび割れや、結露や湿気でカビが発生した場合の対処法は?」

などについて気になっていますね?

賃貸住宅の壁紙の内側にカビが発生した場合は、原則的に賃貸人が費用を負担しますが、カビの発生原因によっては賃借人が負担することもあります。

また、壁紙の経年劣化による退去費用は、基本的には賃貸人が負担しますが、カビの発生が自然損耗に起因する場合、退去費用は賃借人にとっては安くなる傾向にあります。

この記事では、賃貸住宅の壁紙の内側にカビが発生した場合の費用負担や、壁紙の経年劣化による退去費用、カビ対策について解説します。

賃貸住宅での壁紙のカビ対策や経年劣化による退去費用など、トラブルを未然に防ぐための情報を得て、より快適な住環境を手に入れましょう。

監修者 鈴木亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社

カスタマーサービス部所属

▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる

▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
日刊SPA!
bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video

1.【賃貸】壁紙の内側にカビが発生した場合の退去費用は誰の負担になる?

【賃貸】壁紙の内側にカビが発生した場合の退去費用は誰の負担になる?賃貸住宅の壁紙の内側にカビが生えた場合、その対策費用の負担者は原則的に賃貸人です。

ただし、この原則は例外があります。

その例外とは、カビの発生原因が賃借人の使用方法に起因する場合です。

たとえば、部屋の換気を怠り、湿度が高い状態が続いた結果、カビが発生したといったケースでは、賃借人が費用を負担することが求められることもあります。

一方で、もし賃借人の使用方法が原因でないとき、たとえば窓からの雨漏りが原因でカビが発生したなどの場合は、賃貸人がその費用を負担します。

しかし、カビの発生原因を特定するのは困難で、賃貸人と賃借人間で意見が分かれることもあるでしょう。

そのため、カビの原因を明確にするために専門の業者に調査を依頼することもあります。

また、賃借人が原因であることを証明する必要があるため、証明が困難な場合、協議により解決することもあるほどです。

このように、賃貸物件の壁紙の内側にカビが発生した場合の退去費用は、カビの発生原因により賃貸人と賃借人のどちらが負担するかが変わると理解してください。

2.【賃貸】壁紙の内側にカビが!6年以上住むと退去費用は安くなる?

【賃貸】壁紙の内側にカビが!6年以上住むと退去費用は安くなる?長期間、賃貸物件に住むと退去時の修繕費用が基本的には安くなると考えていただいて良いです。

この理由は、賃貸物件が自然損耗により経年劣化するからです。

つまり、一定の年数が経過した場合、一部の修繕費用は賃借人の負担から免除されます。

具体的には、壁紙やフローリングといった内装の自然損耗は、一般的には6年間で経年劣化するとされています。

これらの経年劣化した部分に対する修繕費用は、賃借人の負担からは基本的に除外されます。

したがって、6年以上住んでいて、カビの発生が自然損耗に起因する場合、退去費用は賃借人にとっては安くなります。

ただし、壁紙に穴を開けるなどの不適切な使用による損傷や、異常な湿度管理によるカビ発生など、賃借人の使用方法による損傷については、賃借人が費用を負担する場合もあります。

そのため、6年以上の長期間住んだからといっても、全ての退去費用が賃借人の負担から免除されるわけではない点に注意してください。

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3.【賃貸】壁紙が劣化した時の対処法をケース別に解説!

【賃貸】壁紙が劣化した時の対処法をケース別に解説!生活空間の中心となる「壁」。

しかし、賃貸物件での壁紙の問題は、思わぬ悩みの種となることがあります。

特に、結露、湿気、経年劣化による壁紙の悩みを持つ方へ、状況別に具体的な対処法を解説します。

  • 賃貸の壁紙が結露によってカビてきた場合
  • 賃貸の壁紙が湿気によって浮き上がってきた場合
  • 賃貸の壁紙が経年劣化によってひび割れてきた場合

具体的な悩み別に見ていきましょう。

(1)賃貸の壁紙が結露によってカビてきた場合

カビは結露による湿度上昇が主な発生要因となります。

具体的な対処法として、まずは適切な湿度管理が必要になります。

たとえば、1日数回の窓開けによる換気が有効で、部屋の湿度を下げることがカビの繁殖を抑えます。

しかし、万が一カビが発生した場合は、市販のカビ取り剤を使用し、カビを除去します。

特に、浴室やキッチンなど湿度が高くなる場所では、定期的なチェックと掃除が重要です。

カビが広範囲に広がっている場合や、何度掃除しても再発する場合は、壁紙の張り替えを検討しましょう。

この工事は専門的な知識と技術を必要としますので、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

(2)賃貸の壁紙が湿気によって浮き上がってきた場合

湿度の高い環境下では、壁紙が下地から浮き上がる問題が発生します。

原因は、壁紙が下地のボードやベニアに十分に固定されていないため、湿気によって壁紙が膨らみ、結果として浮き上がる現象が起こります。

この問題の解決法としては、壁紙の背面に糊を再注入する方法があります。

壁紙の膨れを抑え、壁紙を元の位置に戻すことが可能です。

湿気が多い時期、特に梅雨や夏場には浮き上がりやすいので、定期的に壁紙のチェックを行いましょう。

浮き上がりが見つかった場合は、早めに対処を行うことで大きなダメージを防ぐことが可能です。

(3)賃貸の壁紙が経年劣化によってひび割れてきた場合

長年の使用による経年劣化で壁紙にひび割れが生じることもあります。

特に、ひび割れが広範囲に及んでいる場合や深いひび割れが見られる場合は、家の構造に問題がある可能性も考えられます。

ひび割れの対処法としては、補修剤を使ってひび割れを埋める方法や、壁紙の張り替えがあります。

費用は壁の状態やひび割れの大きさによりますが、一般的には1ヶ所あたり2~3万円程度となります。

ただし、ひび割れが広範囲に及ぶ場合や、下地ボードも一緒に崩れている場合は、専門的な調査が必要です。

その場合は、プロの業者に調査を依頼することをおすすめします。

4.【賃貸】壁紙の内側に発生したカビを放置するとどうなる?

【賃貸】壁紙の内側に発生したカビを放置するとどうなる?壁紙の内側に発生したカビを放置してしまうと、想像以上の問題が起こります。

カビの胞子が部屋中に舞い、壁紙だけでなく、壁の表面や下地にまで広がる可能性があります。

そしてカビは生物として繁殖し、その範囲が徐々に広がっていくものです。

たとえば、ある日突然、壁紙の一部にカビが発生したとします。

この時点では、一部分だけなので、見た目は悪いけれども大した問題にはならないかと思うかもしれません。

しかし、放置しておくと、その胞子は空気中に広がり、目に見えない部分、たとえば壁紙の裏側や隣接する壁まで到達します。

そして新たなカビとして繁殖を開始します。

また、放置するとカビの胞子は建物自体に悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

木造建築の場合、壁の下地にあたる木材が腐る恐れがあります。

これが進行すると、建物自体の強度に影響を及ぼすこともあります。

このように、放置してしまうと結果的に大掛かりなリフォームが必要となることも十分にあり得ることです。

したがって、初めてカビを発見した際はすぐに対策を講じ、拡大を防ぐことが重要です。

そして、カビが広範囲に及んでしまった場合や、自身での対策が難しいと感じた場合は、専門家に依頼しましょう。

5.賃貸の壁紙の内側に生えたカビの除去ならブルークリーンにお声がけください!

ブルークリーンの紹介壁紙の内側にカビが発生したとき、プロの力を借りるのが最善の策です。

その際、依頼先にお悩みでしたら私達ブルークリーンへぜひお問い合わせください。

カビの原因となる湿気の管理から、カビ除去、そしてカビを未然に防ぐためのアドバイスまで、カビ問題に対してトータルサポートを提供します。

ブルークリーンは丁寧な対応と速やかな施工を心がけています。

以下には、いくつかの実際の口コミをピックアップしました。

  • 対応が丁寧で良心的
  • 親身に相談に乗ってくれた
  • スピード感と安心を感じた

それぞれ紹介します。

口コミ1.対応が丁寧で良心的

対応が丁寧で良心的我々はお客様の問題を解決するための最善の手段を提供することを最優先します。

クリーニングの工程や使用する洗剤など、細部まで説明することで、お客様が安心してサービスを受けられるよう努力しています。

口コミ2.親身に相談に乗ってくれた

親身に相談に乗ってくれたブルークリーンでは、お客様のお悩みや不安に対し、一人ひとり親身に相談に乗ります。

お客様が抱えるカビ問題を一緒に考え、最善の解決策を見つけ出すことを目指しています。

口コミ3.スピード感と安心感を感じた

スピード感と安心を感じた私たちブルークリーンは、迅速な対応結果の質に自信があります。

約束した日時に確実に対応し、作業を迅速かつ丁寧に進めることで、お客様に安心感を提供しています。

このように、ブルークリーンはカビの問題を解決する強力なパートナーとなります。

6.【賃貸】壁紙の内側に生えたカビがひどい時はプロの手を借りるのもアリ!

6年以上住んでいる場合、壁紙の内側にカビが発生する場合がありますが、この場合、退去費用が安くなる可能性があります。

しかし、壁紙に穴を開けたり、異常な湿度管理によってカビが発生したりするなど、賃借人の使用方法による損傷については、修繕費用を賃借人が負担する場合もあります。

壁紙の内側にカビが発生した場合は、適切な湿度管理が必要です。

カビが発生した場合は、市販のカビ取り剤を使用し、カビを除去しましょう。

壁紙が経年劣化によってひび割れてきた場合は、補修剤を使ってひび割れを埋める方法や、壁紙の張り替えがあります。

壁紙の内側にカビが発生したときには、専門家に依頼することをおすすめします。

ブルークリーンでは、カビの原因となる湿気の管理から、カビ除去、そしてカビを未然に防ぐためのアドバイスまで、カビ問題に対してトータルサポートを提供します。

カビが広範囲に及んでしまった場合や、自身での対策が難しいと感じた場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。