遺品整理の相場がいくらなのかお調べですね。
遺品整理を業者に依頼した場合、費用の相場は20万円前後です。
ただし、厳密には間取り・荷物量・依頼時間によって変わり、1K〜1Rであれば8万円ほどかかります。
ですが、何も知らないまま依頼すると、想像する以上の金額で請求を受けることも…。
そこで今回は、遺品整理の相場や実際に見積もりを出す方法、費用を抑える方法などを徹底解説していきます。
この記事を読んで、相場よりも安く抑えて依頼してみましょう。
1.【料金表あり】遺品整理の費用は業者に頼むとどれくらい?
遺品整理の相場は20万円前後です。
具体的には、以下の要素で遺品整理の相場が変わってきます。
- 間取り
- 作業人数
- 作業時間
- 荷物の量
- オプションサービス
特に、荷物の量やオプションサービスは、家の状況や依頼する業者によって大きく変わります。
わかりやすく間取り・作業人数・作業時間で料金表の目安を算出したので以下の表を参考にしてみてください。
間取り | 作業人数 | 作業時間 | 相場 |
---|---|---|---|
1K〜1R | 2〜5名 | 2〜8時間 | 約78,000~284,000円 |
1DK〜3LDK | 3〜7名 | 5時間 | 約135,000~482,000円 |
4LDK | 5〜8名 | 12~20時間 | 約245,000~690,000円 |
遺品整理の費用を押さえるためのコツ
少しだけでも掃除しておくと、費用を安く抑えられます。
処分する物が多いほど作業時間は長くなり、人数も多く必要になるため費用が高額になります。
自分ができる範囲で片付けておくことで、所要時間や人員が少なくなり、費用を抑えられるのです。
例えば処分を考えている物の中に、友人や親戚にあげることで片付く物がありませんか?
荷物の量を減らすのはすぐにでも実践できるので、費用を安く抑えるためにも早速試しましょう。
2.遺品整理業者に依頼できる3つのサービス内容
遺品整理では、具体的に以下のようなことを依頼することができます。
- 遺品の買取
- 特殊清掃
- ハウスクリーニング
それぞれ見ていきましょう。
(1)遺品の買取
遺品の買取は、その名の通り遺品整理時に出てくる不用品をプロが査定して、その場で買取してくれるサービスです。
通常であれば、自力でリサイクルショップまで持っていき、買い取ってもらわなければいけません。
例えば小さな物なら簡単ですが、冷蔵庫などの重いものを運ぶのは難しいですよね。
持ち運べたとしても、買取してもらえなければ処分代がかかってしまいます。
そこで、業者に依頼すれば、自分で処理するとお金がかかってしまう家具や家電を、その場でお金に換えることができるのです。
持ち運びはしなくて良いし、処分費用がいらないのは嬉しいですよね。
(2)特殊清掃
特殊清掃とは、亡くなった方の体液や臭いを除去してくれるサービスです。
遺体の臭いや腐敗臭は非常に強いため、素人の知識や市販の薬剤では除去できません。
どれだけ自身で綺麗に掃除しても、臭いだけは残ってしまうことがほとんどでしょう。
プロに依頼すれば、臭いの除去に効果的でありながら、人体に無害な薬品を用意できるので綺麗にしてもらえます。
(3)ハウスクリーニング
ハウスクリーニングは、キッチンや浴室、部屋の清掃や脱臭を行うサービスです。
もちろん簡単な掃除ではなく、頑固な汚れや臭いは特殊な洗剤が使用されます。
また、自力では届かない天井や壁の清掃まで依頼可能です。
ただの掃除ではなく、本来の状態にできる限り戻るように清掃するのがハウスクリーニングです。
年末年始などの大掃除にハウスクリーニングを依頼してみるのもおすすめですよ。
ここまでお話したサービス内容はあくまで代表例で、他にも幅広く対応してもらえます。
その中から、自分でやれるものを片付けておけば、依頼する必要はないのでその分だけ費用を抑えることが可能です。
3.遺品整理を業者に頼むメリット
遺品整理は処分に困るものが多く出てくるので、業者に頼んでしまった方が圧倒的に楽でメリットも多いです。
例えば、業者に依頼することで少なくても以下3つのメリットがあります。
- 時間がかからない
- 料金が返ってくる
- 自分に合ったオプションが選べる
ここからはそれぞれのメリットについて解説していきます。
メリット1. 時間がかからない
遺品整理を業者に頼めば、片付けの時間を大幅に短縮できます。
なぜかと言うと、業者なら複数人で分担するので、手早く進められるからです。
もし、遺品整理を自分1人でやるなら、部屋の大きさにもよりますが2〜3日かかります。
そこで、業者に頼めば遺品の整理からゴミの処理までをわずか5時間ほどで片付けられるのです。
メリット2. 料金が返ってくる
業者を頼むのに必要な料金が、遺品整理後に帰ってくる可能性があります。
なぜなら不要な家具や家電をその場で査定して買い取りしてもらえるからです。
まだ使える家電や、比較的綺麗な家具の場合、買い取りによって良い値段が期待できます。
不用品を買取してもらって料金が戻ってくるということは、割引を受けられるのと同じですから嬉しいですね。
もし値段がつかなかったとしても無料で引き取ってくれる場合があるので、処分費用がかからずお得です。
自分で家具や家電を処分する場合は2〜3万円ほどかかるため、無料で引き取ってもらえるだけでも依頼する価値はあります。
メリット3. 自分に合ったオプションが選べる
自分に合ったオプションが選べるのも大きなメリットです。
例えば業者によっては害虫駆除や仏壇・遺品供養まで依頼可能です。
これらは自力で行うのは難しいため、専門業者に依頼することになります。
それぞれ別の業者に依頼すると、その分手間がかかり、料金も割高になります。
しかし幅広く対応している業者ならまとめて依頼することで、個別で頼むよりも時短でき、費用を抑えることが可能です。
他にも、オプションでは次のようなものを依頼できます。
- 害虫駆除
- 特殊清掃
- 仏壇・遺品供養
- 壁や床、浴室などの清掃
自分に合ったオプションをつけ、遺品の整理と一緒にまとめて片付けてしまいましょう。
遺品整理の機会に、家中を綺麗にしてみるのもおすすめです。
4.遺品整理の作業内容と費用の実例3つ
「遺品整理を業者に依頼するメリットはわかったけど、実例を見ないと怖いなぁ…」と不安に思う方も多いと思います。
そこでここからは、ブルークリーンが過去にご依頼いただいた遺品整理の実例を3つご紹介します。
少しでもご依頼前の参考になれば幸いです。
実例1.遺品整理と引越しによる片付けをご依頼いただいたケース
間取り | 3DK |
---|---|
作業時間 | 2時間 |
作業人数 | 2名 |
作業費用 | 165,000円 |
ご依頼人はこの家の住人の方で、数年前に亡くなったお母様の遺品整理と、引越しに伴う片付けをしてほしいというご相談です。
エレベーターがない区営住宅の3階で、大きい家具やタンスが10個ほど残されており、搬出に時間がかかることが予想されていました。
しかしお客様のほうで片付けを進めており、自分で処分できるものは手をつけなくていいとご要望があったため、2時間程度の作業で終了しました。
実例2.49日前に急いで遺品整理してほしいとご依頼いただいたケース
間取り | 3LDK |
---|---|
作業時間 | 8時間 |
作業人数 | 6名 |
作業費用 | 480,000円 |
ご依頼人は亡くなった方のご親族です。
亡くなった方が賃貸物件に住んでおり、49日の前に物件を引き渡す必要があるため急いで対応してほしいとのご相談でした。
お客様と一緒に現地調査をしたところ、全体的に整理整頓がされていたため片付けにはそこまで時間は必要ないと判断しました。
見積もりをお出ししてご確認のうえ、後日すぐに片付けを実行。
現地調査で見つからなかった貴重品や思い出の品が見つかり、引き渡すためにハウスクリーニングを行いとても綺麗な状態で作業を終えました。
実例3.ゴミ屋敷の清掃と遺品整理をご依頼いただいたケース
間取り | 1K |
---|---|
作業時間 | 8時間 |
作業人数 | 6名 |
作業費用 | 385,000円 |
ご依頼人は亡くなった方のご親族です。
現地調査をしたところ、足の踏み場がなく害虫が多く発生している、いわゆるゴミ屋敷の状態でした。
お客様は遠方に住んでおり、現地調査は一緒に行ったものの作業は立ち会えないため、作業当日は鍵をお預かりしての作業です。
発見された貴重品や書類は逐一電話でお客様に残すか確認したり、作業内容が一目でわかるよう作業報告書を作成しました。
5.遺品整理を頼む前に見積もりしてもらおう
遺品整理を業者に頼む前に、見積もりを出してもらいましょう。
なぜなら遺品整理の料金は依頼する業者によって変わるからです。
また見積もりはなるべく2〜3社程度から出してもらいましょう。
複数社から見積もりを取ることで、同じサービス内容でも安く依頼できます。
また他社の見積もりを使って料金の交渉も可能です。
また、一度見積りを出してみて、そのお金と作業時間を天秤にかけることで、自分に必要なのかかも判断できるはずです。
多くの業者が無料で見積もりをしてくれるので、まずは依頼してみましょう。
遺品整理の見積もりは私達ブルークリーンにご相談ください!
遺品整理を頼みたいけど、騙されないか心配…とお悩みであればブルークリーンにご相談ください。
ブルークリーンは2,000件以上の遺品整理や特殊清掃、ゴミ屋敷の掃除の依頼実績がある清掃業者です。
以下の画像は過去にお出しした見積もりで、作業内容や諸費用、必要な人員を確認いただけるため、安心してご依頼いただくことが可能です。
また遺品整理をご希望の場合、孤独死による特殊清掃も必要なケースも多いです。
ブルークリーンなら遺品整理だけでなく、特殊清掃も合わせてご依頼が可能です。
365日24時間対応可能で、急いで体液や死臭を除去したい場合にもご利用いただけます。
ご相談・見積もりは無料なので、遺品整理をご検討の方はお気軽にご相談ください。
まとめ
遺品整理の相場は20万円前後の費用が必要です。
もちろん必ずしもそうなるとは限らず、家の間取りやオプションによっては相場よりも高くなります。
逆に、不要品を買い取りしてもらうことで安く済むこともあるでしょう。
遺品の整理は費用がかかりますが、業者に依頼することで素早く済ませることができます。
また、オプションでカスタマイズすれば、そのほかの処分品に関しても個別で専門の人に依頼するよりも早いです。
無料で見積もりをしているところも多いので、まずはどのくらいかかるのか見てから検討してみてはいかがでしょうか。