生前整理、始めるなら今?後悔しないための手順と“絶対選んではいけない”業者の見極め方

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生前整理とは?やることや進め方、コツとデメリットを解説!

「生前整理を始めたい」と考えていても、何から手をつけていいか分からないですよね。

生前整理とは、元気なうちに身の回りをある程度片付けておくことです。

時間や体力に余裕のあるうちに片付けることで、亡くなったあとに備えます。

「まだ余裕があるから、片付けなんてしなくても大丈夫」と考える人もいるかもしれません。

しかし、生前整理をしておかないと急遽老人ホームに入ることになったり、万が一急に亡くなったときに家族に迷惑をかけたりしてしまう可能性があります

この記事では、「物・心・情報」の3つの要素に分けて生前整理の進め方やコツについて解説します。

安心して前向きに生きるための準備をしていきましょう!

監修者 鈴木亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社

環境復旧対策部部長

▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・YouTube「特殊清掃CH|すーさん」登録者5.3万人
・IICRC認定テクニシャン(CCT)
・Goldmorr認定テクニシャン
・JRES認定テクニシャン
・3,000件以上の孤独死案件に携わる

▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「日刊SPA!」定期連載中
bizSPA!フレッシュ
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・「Channel恐怖」Amazon prime video

1.生前整理とは?失敗しないための3つの視点で考える

生前整理のコツは3要素に分けられる

生前整理とは、元気なうちに身の回りの物を整理しておくことです。

ただ物の整理をするだけでなく、「どのような最期を迎えたいか」を家族と一緒に話し合いながら作業を進めることは大切な時間となります。

生前整理のきっかけは、老人施設へ入るタイミングや家族が引っ越すタイミングなど人それぞれです。

最近では、「いつ何がきっかけで命を落とすか分からない」と、20代・30代でも生前整理をする人が増えてきました。

生前整理は物・心・情報にわけて整理することがポイント。「物」「心」「情報」の3つの要素に分けることで、スムーズに進めることが可能です。

生前整理の3要素について、順に見ていきましょう。

(1)物の整理

物の整理とは、物質としての「物」全般を整理することです。

たとえば、以下のような物を整理します。

  • 洋服
  • 食器
  • 写真
  • 記念品
  • 家財

物を仕分けする際はただ捨てるのではなく、物に向き合うようにしましょう

なぜなら物と向き合い取捨選択することで、心の奥底にある感情や記憶も整理されていくからです。

本当に必要な物だけを残すことで、少しずつ心が整っていき、次のステップ「心の整理」へと移行しやすくなります。

(2)心の整理

心の整理とは、自分の心や家族との関わり合い、今後の生き方について整理することです。

たとえば、以下のような作業をすると少しずつ心が整理されていきます。

  • 思い出の品を片付ける
  • 大切な人をリスト化する
  • 大切な人にメッセージを書く
  • やり残しリスト作成
  • マイベストショットアルバム作成
  • 5年後の自分の未来をプランニング
  • 模擬葬儀をプロデュースする

心と向き合いながら整理すれば、少しずつ心が安らぎ、次のステップ「情報の整理」が見えてきます。

(3)情報の整理

情報の整理とは、自分の考えや思いを形に残して整理することです。

たとえば、以下のような情報を整理しましょう。

  • デジタル遺品
  • 財産の扱い
  • お墓・葬儀の方針
  • 家族や交友の関係

これらの情報は、「エンディングノート」にまとめていきいましょう。(エンディングノートの詳しい説明はあとで行います。)

元気なうちに情報をひとつにまとめることで、残された家族は本人の意向に沿った供養ができます

心の状態を整えてから情報の整理をすると、家族や友人とのつながりに配慮した後悔のない選択ができますよ。

2.遺品整理とは何が違う?生前整理だからこそできる準備とは

生前整理と遺品整理の違いとは?

前の見出しでは、生前整理の概要について説明しました。

しかし、遺品整理との違いについて理解している人は少ないです。

生前整理と遺品整理の言葉は似ていますが、作業を行う人・目的・時期・内容が微妙に異なります

具体的な違いは以下の通りです。

  作業を行う人 目的 時期 内容
生前整理 自分 自分の人生を振り返り、意思を相続に反映する 生前いつでも 不用品の処分・遺言書の作成など
遺品整理 遺族(相続人) 故人の持ち物整理・相続人の心情整理 四十九日後が多い 遺品の処分や相続の手続き

生前整理は自分で作業を行うため、財産分与や葬儀のやり方などに本人の意思を反映することが可能です。

一方で遺品整理は遺族が自分の死後に行います。

遺言書などが無ければ自分の意思を反映させられないため、遺品整理業者に頼んで遺品を全て処分してもらうケースも多いです。

このように、言葉は似ている生前整理と遺品整理ですが、その内容には大きな違いがあると言えます。

3.物の整理は“分ける”が9割!後悔しない取捨選択のコツ

生前整理と遺品整理の違いとは?

物の整理は、最初に始めたい生前整理の作業です。

最初に物と真剣に向き合って整理をすると、今後の生き方について考えるきっかけにもなります

物の整理を以下の3つに分けて進めると、心の整理をしやすくなるのでおすすめです。

  1. 家財道具の整理と仕分け
  2. 写真の整理
  3. 不用品の処分や買取

ただし、いきなり何もかも捨ててしまうと後悔しかねません。そこで、ここからは処分する際の注意点も伝えていきます。

(1)家財道具の整理と仕分けをする

家財道具の整理と仕分けは、生前整理において欠かせない作業です。

私物やコレクションが残っていると、処分しても問題ないのかと残された家族が困ることになります。

また将来的に介護施設に入居する場合は、ごく限られた物しか持っていけません。

元気なうちに不用品を処分しておけば、家族の負担は最小限で済みます

整理整頓された清潔な環境で暮らせるように、処分するものと残すものについて検討しましょう。

※捨てるべき物について詳しく知りたい人は、下記の記事でも紹介しています。

身辺整理の基本は断捨離!身辺整理の方法と手順をわかりやすく解説

(2)写真の整理をする

写真の整理は、思い出を残すための大切な作業です。

写真を雑多にまとめてしまうと、せっかくの思い出を振り返るのが難しくなります。

時系列や一緒に写っている人ごとにアルバムを分け、ふと思い出したときに見返せるよう工夫しましょう。

同じような写真が複数ある場合は、数枚を厳選することでより見やすくなります。

写真を見返すことで人生を見つめ直すきっかけになり、心の整理にもつながるでしょう。

(3)不用品の処分や買取をする

物の整理を進めていくと、不用品が出てくるので早めに処分しましょう。

不要だと判断した物を家に置いていると、処分が面倒になってきます。

不用品回収日や自治体の処分方法に従って、日程を確認しておきましょう。

処分は急ぎたい一方で、価値のあるものまでを処分してしまうことは避けたいものです。

買取をしてもらうなら、価値を正確に見定められる専門家に鑑定してもらいましょう。

金銭的な価値のみで考えるのではなく、大切にしてきた心の重みも考慮して、手放すことが重要です。

処分したい物が大量にある場合は、専門業者の利用も検討してみてください。

4.心の整理でやるべきこと!感情の区切りをどうつけるか

生前整理における心の整理

心の整理とは、人生を振り返って今後の生き方や周囲との関係性について考えることです。

下記の2つを作成すれば、スムーズに心の整理を進められます。

  1. 自分史
  2. やり残しリスト

心が整理されていくと、次におこなう情報の整理でも後悔のない選択ができます。心の整理に役立つヒントを確認し、幸せな人生を歩むための準備をしましょう。

(1)自分史を作る

生きてきた足跡を残すために、自分史を作成してみましょう。

自分史に書く内容は、下記を参考にしてください。

  • 自分の身に起きたこと
  • 家系図
  • 家族について
  • 特別な思い出

「自分の身に起きたこと」については、年表にまとめると時系列で情報が整理されていくのでおすすめです。

就職・結婚・出産などの大きなライフイベントから、日々感じていた小さなことまで書き出しましょう。

人生を振り返ることには、たくさんのメリットがあります。

幼少期や若いころに慣れ親しんだことを思い返すと、認知症やうつ症状を和らげる可能性があります

実際に認知症患者の心理療法やリハビリテーションにも過去の振り返りが使用されているほど。

過去の経験を客観視することで気持ちの整理がつき、分析することで自分の長所や短所、価値観を見直すきっかけにもなります。

自分だけでなく関わってきた人たちの人生にも思いをめぐらせることで、あらためて遺すものを考えるきっかけになり、相続争いを避けることにも役立ちます

写真を使ったり手書きにしてみたりと、想いを表現しやすい形式がおすすめです。

(2)やり残しリストを作る

やり残しリストを作成すると「これから何がしたいのか」「なにができるのか」が明確になります。

たとえば、以下のようなことを書き出してみましょう。

  • 会いたい人
  • 行きたい場所
  • 挑戦してみたい趣味

やり残しリストを作成したら家族にも共有することで、より現実的に考えられるようになります

悔いのない人生を過ごすために、どんな小さなことでもいいので書き出しましょう。

5.情報の整理で後悔を防ぐ財産・パスワード・連絡先の整理法

生前整理における情報の整理

情報の整理では、自分に関する情報の取り扱いや考えや思いを形に残すことについて検討していきます。

具体的に情報の整理でやることは、以下の通りです。

  1. デジタル遺品の整理
  2. エンディングノートの作成
  3. 相続に関する話し合い
  4. 葬儀や供養に関する話し合い
  5. 遺言書の準備

情報を整理することで、相続トラブルやデジタルデータの悪用などを回避できます

少し大変かもしれませんが、真剣に取り組みましょう。

(1)デジタル遺品の整理

デジタル遺品とは、スマホやパソコンなどに残されたデータやインターネットの登録情報のことです。

たとえば、以下のようなものが該当します。

  • SNSのアカウント
  • 知人の連絡先
  • 写真や動画
  • クレジットカードやネットバンキングの情報
  • さまざまなサービスのID・パスワード

このような個人資産やプライベートに関する個人情報が端末に詰まっています。

そのためいざというときに家族が困らないように、ロックの解除方法やパスワードを共有する必要があります

とくにパスワードの管理は本人にしかできないので、元気なうちにやっておきましょう。

デジタル化しているデータをどのように扱うか明確にしてください。

関連記事:【専門家が解説】遺品整理で“デジタル遺品”はどうしたらいい?後悔しないための対処法と注意点

(2)エンディングノートの作成

エンディングノートとは、いずれ訪れる死に備えて自分の情報や想いを記したノートです。

自分の身に何かあったときに家族の負担を減らすことが目的なので、各種手続きをスムーズにおこなうための情報を書き残しましょう

エンディングノートは今では書店でも置いてあります。

何を書くべきか分からない人は、残すべき情報が網羅されている書き込み式のエンディングノートを購入しましょう。

ただし、エンディングノートに法的効力はないので、相続に関することは遺言書を作成してください

エンディングノートの内容や置き場所を家族にも説明して、いつでも確認できるようにしましょう。

(3)相続に関する話し合い

生前整理で相続について話し合う機会を設けると、家族が納得する方法を見つけやすくなります。

どれだけ親しい間柄でも、お金が絡むと関係性が悪くなる可能性があり、あとに尾を引いてしまうことも多いです。

トラブルを避けるには、生前に遺産や相続の対策をしておきましょう。

財産を分配しやすくするために現金化したり、遺言書を作成したりすることも大切です。

(4)葬儀や供養に関する話し合い

生前整理で葬儀について明確にしておくと、残された家族は本人の意向を汲めます。

生前には話題にしにくいことですが、家族が納得できる葬式や供養の方法を見つけるために話し合っておくべきです。

もし話し合いをしていないと、葬儀費用は誰が負担するのか、葬儀に誰を呼ぶのかなどで揉めてトラブルになる可能性があります。

葬儀や供養のあり方は多様化して選択肢が増えているので、生前整理のなかで検討を進めましょう。

(5)遺言書の準備

生前整理で遺言書を作成することもおすすめします。

元気なうちに、家族と話し合って決めた相続の内容を書き残すことで、思い通りの遺産分割が叶うからです。

もし遺言書がないと遺産の相続でもめるだけでなく、遺産がどこにあるかを探さなければならず、家族の負担になる可能性があります。

遺言書の正式な書き方や保管方法には細かなルールがあるため、不安な人は司法書士や弁護士、税理士などに相談することをおすすめします。

関連記事:【遺品整理と相続手続き】知らないと損する税金・名義変更・相談先まとめ

6.生前整理の正しい進め方!5つのステップで無理なく進める

生前整理の進め方は全部で5ステップ

ここまで、生前整理の前にやるべきことについて紹介してきました。

しかし、いざ生前整理を始めようと意気込んでも、具体的にどう進めるべきかわからない人も多いはず。

ここからは、具体的な生前整理の進め方について紹介します。

進め方を知っておけば、トラブル無く生前整理を完了させられるでしょう

具体的には、以下の5ステップで進めます。

  • 残すものと捨てるものを分別する
  • 貴重品をまとめておく
  • 財産目録を作成する
  • エンディングノートを作成する
  • 遺言書を作成する

順番に見ていきましょう。

ステップ1.残すものと捨てるものを分別する

生前整理をするときは、まず残すものと捨てるものを分別しましょう。

分別をすることで、物の量を減らし、整理をスムーズに進められるからです。

具体的には、まずは自分が本当に必要としているもの、思い出に残るもの、価値があると感じるものを選び出します。

次に、それ以外のものを捨てるか、リサイクルや買取に出すかを決めましょう。

例えば、使わなくなった家具や衣類、本などはリサイクルショップに持って行けば、お金を作ることも可能です。

ものの分別をすることで、自分の生活を見つめ直し、無駄なものを取り除くことができます。

ステップ2.貴重品をまとめておく

次に、貴重品をまとめておきましょう。

貴重品を分けておけば、大切なものを保護し、遺品整理時に混乱を避けられるからです。

具体的には、金銭・宝石・重要な書類など、価値が高く、紛失してはならないものを一箇所にまとめます。

これにより、物の整理が進むとともに、貴重品の管理も一元化され、無くすリスクを大幅に減らすことが可能です。

例えば、金庫やロッカーなど、安全性の高い場所に貴重品を保管することで、万が一の事態にも対応できます。

また、重要な書類はデジタル化し、クラウドストレージに保存することで、物理的な損失を防ぐ対応をするのも良いでしょう。

ステップ3.財産目録を作成する

貴重品をまとめた後は、財産目録を作成しましょう。

財産目録を作成することで、自身の財産を把握して将来的な相続手続きをスムーズに進められるようになるからです

具体的には、自身が所有する不動産・預貯金・証券・車・家具・貴金属などの財産を一覧にし、その価値を評価します。

また、借金や負債も記録し、全体の財産状況を明確にしましょう。

例えば、不動産の場合、市場価格や固定資産税評価額を参考に価値を評価します。

預貯金や証券の場合、銀行や証券会社の口座残高を確認してください。

このようにして、自分の持つ財産を確認していきましょう。

ステップ4.エンディングノートを作成する

財産目録を作り終えたら、エンディングノートを作成しましょう。

エンディングノートを作成することで、自身の意志を明確に伝え、遺族が迷わずに行動できるようになるからです。

エンディングノートには、自身の財産・保険・葬儀の希望・遺言・家族へのメッセージなどを記録しましょう。

記録しておくことで、遺族はあなたの意志を尊重した上で、適切な手続きを進めることができます。

例えば、葬儀内容の希望を記録しておけば、遺族はあなたの意志に基づいた葬儀を行ってくれるでしょう。

また、遺言を記録することで、遺産相続に関するトラブルを避けることができます。

このように、エンディングノートを作成することで、遺族がスムーズに行動できるようになるのです。

ステップ5.遺言書を作成する

生前整理の最後に、遺言書を作成しましょう。

遺言書があれば、自身の意志を法的に保証し、遺族が適切な手続きを進められるからです。

遺言書には、自身の財産の分割方法、特定の財産を受け取る人、遺産管理者の指定などを記録しましょう。

正しく記録することで、遺族はあなたの意志に基づいて遺産を分割し、適切な手続きを進めることができます。

例えば、特定の財産を特定の人に渡したい場合、遺言書にその旨を記載することで、あなたの意志が遺族に明確に伝わります。

信頼のおける人を遺産管理者に指定しておけば、遺産分割の手続きもスムーズに進められるでしょう。

7.生前整理にも落とし穴が?注意したい3つのデメリット

生前整理のデメリット

生前整理の進め方について紹介してきましたが、デメリットがないわけではありません。

デメリットに共通していることは「手間や労力と費用」です

  • 時間と労力が必要
  • 物を処分すると費用がかさむ
  • 法的な手続きの費用がかさむ

自分でやれば最小限の費用に抑えられます。

しかし、一人では難しいこともあるため、専門家に頼るべきところは頼りましょう。

具体的なデメリットも見ておくことが大切です。

デメリット1.時間と労力が必要

物の整理は、とくに労力と時間の負担の大きい作業です。

大量の雑貨や衣料などを断捨離して選別するだけでも大変ですが、さらに自治体のルールに従って仕分けをする必要があります。

始めてみたものの、体力的な負担によって中断するケースも少なくありません

量が多すぎて手に負えない場合は、専門業者の利用も検討しましょう。

デメリット2.物を処分すると費用がかさむ

不用品を処分すると、一定の費用がかかります。

ごみ袋や段ボールなどの資材を購入し、家電リサイクル料金や粗大ゴミの処分料金を支払わなくてはいけません。

専門の業者に依頼をすると、処分品の量によって金額が変わります。

長年住み続けた家の不用品を処分すると、50万円以上になることも珍しくありません。

業者の利用を検討している場合は、まずは見積もりを取って費用を確認しましょう

デメリット3.法的な手続きの費用がかさむ

法的な手続きで専門家を利用する場合も、もちろん費用がかかります。

財産の目録や遺言書の作成を司法書士に依頼すると、相場は3万〜30万円以上といわれています。

公証人役場で遺言書を作成するには、司法書士や弁護士の手数料が15~30万円程度かかり、その他にも財産額に応じて5~20万円程度が必要です。

遺言書を手書きで作成すれば費用を節約できますが、ルールが守られていなくて無効となったり、紛失したりするリスクもあります。

トラブルを避けたい場合は、一定の費用がかかっても法律の専門家に相談しましょう

本記事を読んでいる人の中には、生前整理はハードルが高いから、遺品整理をする心構えだけはしておきたいという人もいるはずです。

以下の記事では、遺品整理の費用や業者に頼むメリットなどについて紹介しているので、併せてご確認ください

遺品整理の費用相場は?料金を安くする方法と業者に処分を依頼するメリット

8.生前整理に不安がある方へ!ブルークリーンが信頼される理由

遺品整理は信頼できる専門業者ブルークリーンにお任せください

もし、生前整理の中で物の整理でお困りでしたら、ぜひブルークリーンにご相談ください。

物の仕分と整理、不用品や粗大ゴミの回収、清掃などの力仕事をお手伝いさせて頂きます。

弊社で行った片付けや清掃の事例をご覧ください。

お客様の事情に寄り添ってお片づけさせて頂いている様子が伝われば何よりです。

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①物件の退去に伴う片付けをした事例

ブルークリーンの施工事例

住人が長期入院することになり、物件の退去に伴う片付けをした事例です。

以前にもこの部屋の片付けを請け負ったことがあり、今回は住人のご親族からの相談でした。

整理整頓されていて、必要最低限の物だけが残されていた現場です。

「洋服を何点か選んで一か所にまとめてほしい」とリクエストがあったので、作業当日に依頼者とともに選別しました

この事例では以下の作業を行いました。

  • 不要物の仕分け
  • 残置物の撤去
  • 生ごみの中身出し
  • 仕上げ清掃

前回の施工で脱臭やヤニを落とすなど、住環境の改善をした経緯があります。

よって今回の作業は必要最低限で済み、費用も安く抑えられました。

②汚れたお部屋を限られた予算で片付けた事例

ブルークリーンの施工事例

住人が入院中に、汚れたお部屋を限られた予算で片付けた事例です。

ご親族が現場を訪れたところ、室内に生ゴミや家財道具が散乱していたため、ブルークリーンにご依頼いただきました。

生ゴミや雑誌新聞などは生活ゴミに相当し、自治体のルールに沿って仕分けをおこなうので、通常の作業よりも時間がかかります。

予算に限りがあったので、地域の清掃センターと連携して作業を進めました

この事例では以下の作業を行っています。

  • 不用品の仕分け
  • 清掃センターの手配
  • 生ごみの中身出し
  • ハウスクリーニング

清掃センターの運搬業者と連携が取れたので、作業はスムーズに完了しました。

9.生前整理は“未来の相続”を自分でデザインする行為

生前整理とは、自分の人生を“どう引き継ぐか”を自分の意思でデザインする行為です。

元気なうちに「物・心・情報」を整理しておくことで、将来の相続や遺品整理に関わる家族の負担を大きく軽減できます。

とくに物の整理は体力も判断力も求められるため、時間と心に余裕のある今のうちに進めておくことが大切です。

自分一人で難しいと感じたら、無理せず専門業者のサポートを活用するのも賢い選択肢のひとつです。

「残すもの・手放すもの・引き継ぐもの」を主体的に選びとることこそ、生前整理の本質。

あなたの想いと選択が、次の世代にとってもかけがえのない“安心”になるはずです。