【ゴミ屋敷が火を呼ぶ理由】火事で家もお金も失う人たちに共通する“見過ごされたサイン”とは?

カテゴリー:

「ゴミ屋敷が火事になるなんて本当にあるの?」

「もし火が出たら、家はどうなってしまうのか…」

ゴミ屋敷が原因となる火災は、全国的に増加傾向にあります。

自宅にゴミが溜まっていると感じている方にとっては、他人事ではありません。

では、なぜゴミ屋敷は火事を引き起こしやすいのでしょうか。

この記事では、火災が起きる主な原因や実際の事例、そして今すぐ始められる予防策について解説します。

火事のリスクを減らし、自分と大切な人を守るための第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ!

  • ゴミ屋敷になりかけている住まいに不安を感じている方
  • 親や親族の家がゴミ屋敷化していて、火事にならないか心配な方
  • 近隣にゴミ屋敷があり、放火や延焼のリスクに悩んでいる方
  • 実際に火事が起きた場合にどれほどの損害があるのかを知りたい方
  • 専門業者に相談すべきか迷っている方

監修者 鈴木亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社

取締役 環境復旧対策部部長

▶経歴
・YouTube「特殊清掃ch|すーさん」登録者5.3万人
・ペストコントロール技能師(日本ペストコントロール協会)
・IICRC認定テクニシャン(CCMT/OCT)
・Goldmorr認定テクニシャン(カビ除去スペシャリスト)
・JRES認定テクニシャン(火災水害復旧対策訓練修了)
・横浜市栄区自治体研修(「ごみ屋敷の解消と再発防止に向けた寄り添い支援」
・これまで4,000件以上の現場(孤独死・火災・水害・ゴミ屋敷・遺品整理など)に携わる

▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「日刊SPA!」定期連載中
・「bizSPA!フレッシュ
・「スタジオパーソル」単独取材
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・「Channel恐怖」Amazon prime video

1.なぜゴミ屋敷は火事になりやすいのか?放置が招く“炎の引き金”

ゴミ屋敷は火事になりやすい!

ゴミ屋敷が火事になりやすい最大の理由は、「可燃物が密集していること」と「火種が潜んでいること」です。

紙類や布製品、プラスチックごみなど、燃えやすい物が大量に積み重なった空間は、わずかな熱源でも一気に延焼するリスクがあります。

さらに、電源タップの過負荷や古い家電製品の発熱、吸い殻の不始末など、目に見えにくい火種が蓄積されやすい環境でもあります。

とくに冬場のストーブや夏の扇風機など、季節家電との接触は非常に危険です。

また、ゴミが敷地の外にまであふれている場合、放火の標的になるリスクも高まります。

見た目の異常さが周囲の関心を集め、心無い悪意が火をつけるという悲劇も現実に起きています。

実際、ゴミ屋敷が火元となり、周囲の住宅を巻き込む大規模な火災に発展したケースも報告されています。

こうした延焼被害は、ご近所との関係や賠償責任にも影響を及ぼしかねません。

火事を防ぎたいなら、まずは外に見えるゴミから片付けることが最優先です。

それが、近隣からの火災リスクを最小限に抑える“第一の防火策”となります。

以下の記事では、ゴミ屋敷のレベルに応じた片付け方法と対処方法も解説しています。

是非チェックして、自分の家がゴミ屋敷ではないか客観的に見てみるのも良いでしょう。

【2025年最新版】ゴミ屋敷のレベルは6段階!自力で片付けられるか?限界別の対処法をプロが解説

2.ゴミ屋敷火災の引火メカニズムとは?見落とされる4つの危険因子

ゴミ屋敷で火事が起こってしまう原因

ゴミ屋敷の場合、ほんの少しの油断で火が一気に燃え広がることも少なくありません。

また放火リスクが非常に高くなるので、外にゴミを出している人は特に注意が必要です。

ゴミ屋敷で火事が起こってしまう詳しい原因は、以下の通りです。

ゴミ屋敷火事の原因
  1. タバコの火の不始末
  2. ストーブからの出火
  3. トラッキング火災
  4. 他人からの放火

それぞれの原因を知り、自分の家の状況を見直してみましょう。

原因1.タバコの火の不始末

タバコの火の不始末

消防庁(参考:令和5年版消防白書|総務省消防庁)によると、火災の原因として2022年で3,209件ものタバコの火の不始末が起きています。

ゴミ屋敷における火災原因の中でも、タバコの火の消し忘れによる引火は非常に多く見られます

紙類・衣類・可燃ごみが密集する空間では、わずかな火種でも一気に燃え広がってしまうためです。

特に、お酒を飲んで気が緩んだときや、寝落ちするタイミングでの喫煙は非常に危険です。

自分は大丈夫」と思っていても、確実に火を消したかどうかを毎回確認できている人は、実際にはほとんどいません。

さらに、ゴミが床一面に広がっていると、吸い殻がゴミの隙間に落ちたこと自体に気づけないこともあります。

そのまま徐々にくすぶり、気づいたときには煙や炎が広がっていたというケースも少なくありません。

屋外にゴミを出している場合は、通行人のポイ捨てタバコが引火のきっかけになるリスクもあります。

放火と違って“故意ではない火種”なだけに、防ぎようがないという怖さもあるのです。

火災を防ぐ第一歩は、火のリスクと「燃える環境」が重なる場所をなくすこと

喫煙者自身の意識だけでなく、ゴミの片付けによって根本的な火災リスクを取り除くことが重要です。

原因2.ストーブからの出火

ストーブからの出火

近年は火の燃え広がりにくいストーブや安全機能付きの製品も増えていますが、ストーブが原因の火災は今でも後を絶ちません。

とくに電気ストーブは、表面温度が200℃以上になるものもあり、可燃物が近くにあるとわずかな接触で着火する危険があります。

たとえば、寝具・衣類・カーテンなどがストーブに触れると、短時間で火が出て火災に発展するおそれがあります。

ゴミ屋敷では、こうした可燃物がストーブの周囲に無秩序に置かれていることが多く、小さな火種でも一気に延焼しやすい環境です。

さらに、ゴミで足元が見えにくい状態では、ストーブの周りに危険物があっても気づきにくくなります。

万が一、倒れたストーブがごみに触れれば、瞬く間に火が広がる最悪の事態も起こりえます。

ストーブを使用する場合は、就寝前に必ず電源を切ることに加え、周囲に可燃物を置かない環境づくりが必要不可欠です。

特にゴミ屋敷のような密集空間では、ストーブそのものが「火事を起こす装置」に変わってしまう可能性があると認識しましょう。

参考:ストーブからの火災を防ごう!|東京消防庁

原因3.トラッキング火災

トラッキング火災

コンセントや電源タップのすき間に溜まったホコリが原因で発生する「トラッキング火災」は、ゴミ屋敷に潜む代表的な火災リスクのひとつです。

電気が流れている状態でホコリが湿気を帯びると、コンセントの端子間で放電が起こり、スパーク(火花)によって周囲の可燃物に着火してしまうことがあります

これが「トラッキング現象」と呼ばれるもので、発火は目に見えにくく、気づいたときには炎が広がっているケースも珍しくありません。

ゴミ屋敷では、家具や家電の裏に大量のホコリが蓄積しやすく、コンセント周辺がごみで埋もれていることも多々あります。

このような環境では発火を早期に発見することが難しく、気づいたときには火がゴミに燃え移っていたという事態にもつながります。

また、たこ足配線や長期間差しっぱなしのプラグはトラッキング火災の引き金になりやすく、「コンセントの点検ができない状況」そのものが危険を増幅させていると言えます。

ゴミ屋敷ではトラッキング火災の予防が極めて難しいため、根本的な解決として「ゴミの撤去と整理」が最も効果的な防火対策となります。

参考:コンセントの掃除を心掛けましょう。|東京消防庁

原因4.他人からの放火

他人からの放火

実はタバコの不始末とほぼ同じくらい多い出火原因が、放火です。

放火での火災はニュースでも取り上げられることがあり、決して他人事とは言えません。

ゴミが外にまで出ているゴミ屋敷は、マッチやライターなどで簡単に引火させることができるため放火のターゲットになりやすいです。

自宅内でどれだけ気を付けていても、外のゴミに放火されれば火事を防ぐすべがありません

ゴミ屋敷の火災を防ぐには、せめて外のゴミだけでも処分する必要があるでしょう。

ゴミ屋敷に住む人の不注意が原因で出火することもありますが、個人の家が放火を完全に防ぐのは難しいと言えます。

そのため、ゴミ屋敷に住む人は常に「自分の家は火災リスクが高いんだ」と考えておかなければいけないでしょう

次は、実際にゴミ屋敷で火事が起こった事例を解説します。

具体的な火事の原因を知り、ゴミ屋敷火災のリスクを改めて確認しましょう。

お急ぎの方はこちら

受付時間:9:00-21:00

無料相談・お見積り依頼はこちら

メールで相談 LINEで相談
全国エリア拡大中

3.実際にあった“ゴミ屋敷火災”の三つの事例!燃えたのはモノだけじゃなかった

ゴミ屋敷で火事が起こった事例

ここからは、ゴミ屋敷で実際に火事が起こった事例について解説します。

ゴミ屋敷で起こる火事は、他人事ではありません。

それぞれの事例の概要を知り、ゴミ屋敷にどんなリスクが潜んでいるか確認しましょう。

ここから紹介するのは、以下3つの事例です。

ゴミ屋敷の火事事例
  1. 愛知県豊田市の事例
  2. 福島県いわき市の事例
  3. 福島県郡山市の事例

それぞれの内容を確認し、ゴミ屋敷の危険性を理解しましょう。

事例1.愛知県豊田市の事例

2015年、愛知県豊田市にあるゴミ屋敷から出火し、周囲の住居2棟を巻き込む大規模火災が発生しました。

この火災で、ゴミ屋敷の住人と周辺住民は無事に避難できましたが、建物2棟がほぼ全焼する被害が出ています。

出火原因とされているのは、ゴミ屋敷の住人が使用していた蚊取り線香です。

可燃物に囲まれた空間で火を扱っていたことが、火災につながった可能性が高いと報じられました。

この件では、賠償責任についての詳細は報道されていないものの、火の管理に不備があった場合には民事上の責任を問われる可能性も十分にあります。

特に延焼による被害が第三者に及んだ場合、「失火責任法」の適用範囲を超えて損害賠償を請求されるケースもありえます。

ゴミ屋敷での火災は、自分だけでなく他人の命と財産にまで被害を及ぼすという現実を、あらためて突きつける事例と言えるでしょう。

参考:火事を起こした隣家に責任を問えるのか?|神奈川県弁護士会

事例2.福島県いわき市の事例

2017年3月6日、福島県いわき市平字平内町で、78歳の男性が所有する住宅から出火し、木造2階建ての建物1棟が全焼する火災が発生しました。

火元となった住宅は、かねてより「所有物の散乱」や「ごみの堆積」が地域内でも問題視されていた場所で、 近隣住民や通行人からも「以前から火事になるのでは」と不安の声が上がっていたといいます。

火災当時、住人の男性は外出中だったものの、住宅の外にはごみが大量に溜まっていたとされ、出火原因についてはいわき中央署や消防が、「室内またはごみの山に何らかの火が入った可能性がある」とみて調査を進めていました。

現場周辺では、火災の影響で最大約1時間にわたり通行規制が敷かれ、地域住民にも大きな混乱が生じました。

この事例は、高齢者の単身世帯・大量の所有物・行政対応の遅れという複数のリスクが重なった典型例であり、 ゴミ屋敷の火災が「いつか起きるものではなく、現実に起きてしまうもの」であることを示す重要な教訓といえるでしょう。

事例3.福島県郡山市の事例

2016年、福島県郡山市のゴミ屋敷から出火し、建物1棟が全焼する火災が発生しました。

火は消し止められましたが、その後、住人とみられる男性が遺体で発見されています。

この住宅は、以前から地元で“ゴミ屋敷”として知られており、出火原因は明らかになっていないものの、火災リスクの高さが懸念されていたことは確かです。

実際、行政は半年ほど前に条例に基づいて強制撤去を実施していましたが、住人はその後もゴミを溜め続けていたと報じられています。

結果的に、火災によって命を落とすという最悪の結末を迎えることとなってしまいました。

ゴミ屋敷の火災は、今回のような死亡事故だけでなく、周囲の住宅への延焼被害に発展するケースも少なくありません。

どの家庭でも、いつ火災が起きてもおかしくない。それがゴミ屋敷の現実です。

次章では、自宅で火災が発生した場合に起こりうる被害や、賠償責任について詳しく解説していきます。

お急ぎの方はこちら

受付時間:9:00-21:00

無料相談・お見積り依頼はこちら

メールで相談 LINEで相談
全国エリア拡大中

4.火事で自宅が燃えたら何が起きる?費用・後悔・保険のリアル

もし自宅で火事が起こったらどうなる?

これまでの事例からも分かるように、ゴミ屋敷の火災は一気に燃え広がる傾向があり、住宅が全焼する確率も高くなります。

さらに火の回りが早いため、避難が間に合わず命を落とす危険性すらあるのです。

また、火災が周囲の住宅や車両にまで延焼した場合、出火の原因によっては損害賠償責任を問われるリスクも発生します。

実際、ゴミ屋敷で起きた火災が近隣住宅に被害を及ぼし、トラブルや訴訟に発展したケースも報告されています。

ゴミ屋敷火災による3つの主なリスク
命を落とす危険性 燃えやすい物に囲まれているため逃げ遅れるリスクが高い
家財・住宅をすべて失う可能性 家も思い出も失われ、原状回復には高額な費用がかかる
損害賠償責任が発生するリスク 火元が特定されると、民事訴訟で多額の賠償を求められる可能性あり

日本には「失火責任法」があり、通常の失火であれば賠償責任が免除されるケースもあります。

しかし、タバコの火の不始末や庭での焚き火、コンセントの過負荷を放置していたなど、明らかな過失があった場合は適用外となることがあります。

とくにゴミ屋敷の場合、周囲から「火災リスクを放置していた」と見なされやすく、 仮に小さな火種であっても、重大な過失と判断される可能性は十分にあるのです。

住宅が全焼すれば、住まいだけでなく財産・記憶・信頼もすべて失います。

ゴミ屋敷火災は、起きてからでは手遅れです

命と財産を守るためにも、「片付け」と「火災予防」はセットで考える必要があります。

5.ゴミ屋敷火災を防ぐには?今日からできる三大予防策と片付けのコツ

ゴミ屋敷の火事を予防するには

通常の家でも火災のリスクとは常に向き合い、気をつけていかなければいけません。

しかしゴミ屋敷になると火事のリスクが非常に高くなるので、少しでも早い対処をしましょう。

ゴミが原因で起こる火事を予防する方法は、以下の通りです。

火事を防ぐ方法
  1. コンセント周辺だけでも物を置かない
  2. ストーブをつけっぱなしにしない
  3. 外にゴミを置かない

それぞれの方法について、しっかりと確認していきましょう。

方法1.コンセント周辺だけでも物を置かない

火事の原因となる「トラッキング現象」は、コンセント周辺にホコリがたまることで発生します。

この放電現象を防ぐためには、コンセントまわりを常に清潔に保ち、可燃物を近づけないことが基本です。

部屋全体を掃除するのは無理でも、コンセント周辺だけは片付ける」 この意識を持つだけでも、火災リスクは大きく下がります。

具体的には、

  • コンセントまわりのホコリをこまめに取り除く
  • 延長コードや電源タップの上に布・紙・ビニール袋を置かない
  • 使っていない家電のプラグは抜いておく

といった行動が有効です。

 

特に季節外れの家電(たとえば、夏なのにストーブのプラグが差しっぱなし)は、思わぬ火種になることがあるため注意が必要です。

コンセントは抜き、水気のない安全な場所に保管しておきましょう。

ゴミ屋敷の片付けに自信がなくても、「火元から遠ざける」だけならすぐにできる。

火災予防は“片付けの完了”ではなく、“危険の隔離”から始まります。

参照:トラッキング現象って知ってる?|岡山市

方法2.ストーブをつけっぱなしにしない

就寝中にストーブをつけっぱなしにしていたことで発生する火災は、今も後を絶ちません。

特にゴミ屋敷のように可燃物が密集した環境では、寝具やごみに接触するだけで一気に炎が広がるリスクがあります。

寒い季節でも、布団を重ねる・湯たんぽを使うなどして暖をとりストーブをつけたまま眠る習慣は今すぐ改めましょう

やむを得ずストーブを使用する場合は、

  • 寝具や可燃物から十分に距離を取る
  • 転倒防止機能・自動消火機能付きの製品を使用する
  • 寝る位置を玄関に近づけるなど、避難経路を確保しておく

といった工夫が欠かせません。

火が出てから逃げるか、そもそも火を出さないか。その分かれ道は、ストーブの使い方一つで決まります。

参照:ストーブによる火災を防ごう|堺市

方法3.外にゴミを置かない

放火による火災を防ぐためには、外から見える場所にゴミを置かないことが非常に重要です。

ゴミが玄関先や敷地の外に溢れていると、それだけで放火犯に目をつけられやすくなります。

どうしてもすぐに処分できない場合でも、せめて屋外のゴミは一時的に屋内へ避難させるといった対応が必要です。

しかし、これはあくまで一時的な“火の手を遠ざける”手段にすぎません。

ストーブやコンセント周りを整えても、屋外のゴミを片付けても、住まい全体がゴミで埋もれている限り、火災リスクは根本的に解消されません。

とくにゴミ屋敷の場合は、一度出火すると逃げ場がなくなりやすく、延焼速度も速いため、命にかかわる重大な被害に発展する可能性があります。

火災を本気で防ぎたいと考えるなら、家の一部だけでなく“全体を片付ける”という発想が不可欠です。

そして、そのために頼れるのが、専門知識と経験を持つ片付け・清掃のプロフェッショナルです。

次の章では、ゴミ屋敷の片付けにおいて、安心とスピードを両立する清掃業者の選び方と、私たちブルークリーンの対応力をご紹介します。

6.ゴミ屋敷の片付けならブルークリーンへ!火災予防×安心のプロ対応

大量のゴミが蓄積した住まいは、火災の発生・延焼リスクが非常に高まります。

しかし、いざ片付けようと思っても「どこから手をつければいいのか分からない」「体力的にも精神的にも限界」という方がほとんどです。

そこで頼りにしていただきたいのが、ゴミ屋敷清掃と火災リスク対策のプロフェッショナルである、ブルークリーン株式会社です。

ブルーグリーン

ブルークリーンでは、単なる片付け作業にとどまらず、以下のような“火災を未然に防ぐ”視点での清掃を実施しています。

  • 火元となりやすいストーブ・電源まわりの危険箇所の可視化
  • 再発を防ぐ動線設計や住環境改善のアドバイス
  • 有資格者による衛生・臭気・感染症リスクの対応
  • 法令に準拠した適正な分別・回収・処分の実施

さらに、立ち会い不要の見積対応・即日対応も可能で、お忙しい方や遠方にお住まいのご家族からのご相談も増えています。

安心・清潔・そして火災から大切な命を守るために、専門家による「プロの片付け」をぜひご活用ください。

会社名 ブルークリーン株式会社
本店所在地 〒144-0047
東京都大田区萩中1-6-10フェニックス糀谷1F
川崎事業所 〒210-0821
神奈川県川崎市川崎区殿町1-19-5
対応エリア 全国
TEL 0120-194-902
公式サイト https://b-clean.jp/

お急ぎの方はこちら

受付時間:9:00-21:00

無料相談・お見積り依頼はこちら

メールで相談 LINEで相談
全国エリア拡大中

ここからは、弊社で実施した火災復旧とゴミ屋敷の作業事例を2つご紹介します。

施工事例1.【神奈川県川崎市】集合住宅で火元となった住戸における初期対応・火災復旧の施工事例

【神奈川県川崎市】火災の煤汚れ除去、部屋全体の洗浄・消臭・復旧作業の施工事例のサマリー画像

集合住宅の1室が火元となった火災の復旧対応を行った事例です。

火災発生後、建物内は全体的にススで覆われ、壁面や天井にも強いダメージが残っていました。住戸内には焦げた家財や落下物が多く、一般の方ではとても手を付けられない状況でした。

ブルークリーンは火災発生直後の初期対応から、焼損物の撤去・ススの除去・安全確保まで、一貫して対応いたしました。

実施した主な作業内容は次の通りです。

  • 焼損家財・建材の分別と撤去
  • 付着したススの物理除去
  • 構造部の安全確認と清掃
  • 現場の臭気・汚染レベルの評価と改善提案

火元となった部屋であったため、作業には10名以上のスタッフを投入し、対応期間は約6か月におよびました。

結果として、施工後は構造体が露出するほどに焼損物を除去し、リフォーム・再建工事へとスムーズに移行できる状態まで整備いたしました。

火災復旧にも対応できる数少ない専門業者として、ブルークリーンでは法令と安全管理を徹底した作業を実施しています。

このような緊急性・専門性の高い現場でお困りの方は、ぜひブルークリーンにご相談ください

施工事例2.【東京都大田区】ゴミの圧力で窓が開かない部屋の孤独死清掃事例・重度の特殊清掃に即日対応

【東京都大田区】ゴミの圧力で窓が開かない部屋の孤独死清掃事例・重度の特殊清掃に即日対応のサマリー画像

ゴミの圧力で窓が開かなくなっていた住宅の特殊清掃・遺品整理を行った事例です。

ご依頼いただいたのは、遠方にお住まいのご親族の方で、孤独死が発覚したあとの部屋をどう片付ければよいか分からず、ブルークリーンにご相談いただきました。

室内は生活ごみや衣類・紙類が天井近くまで堆積しており、内部の圧力で窓が完全に開かない状況

さらに、ご遺体の発見までに時間がかかっていたこともあり、通常よりも強い臭気と衛生リスクを伴う現場でした。

ブルークリーンでは、現地調査から最短即日で対応し、次のような作業を行いました。

  • 可燃・不燃・リサイクル品の仕分け撤去
  • ご遺体痕周辺の汚染除去と洗浄作業
  • 室内全体の除菌・消臭施工
  • 思い出の品や貴重品の捜索と保管

作業にはスタッフ8名体制で取り組み、3日間で2Kの住戸を安全にクリアランスしました。

作業完了後には、原状回復に向けた状態へと整えることができました。

ご遺族の心情にも配慮しつつ、衛生管理と丁寧な作業を両立できるのが、バイオリカバリー™の専門集団・ブルークリーンの強みです。

特殊清掃やゴミ屋敷でお困りの方は、どんな状態でもまずはご相談ください。

お急ぎの方はこちら

受付時間:9:00-21:00

無料相談・お見積り依頼はこちら

メールで相談 LINEで相談
全国エリア拡大中

7.火災リスクを減らす最終判断は?“片付ける決意”を後押しする一言

実際に、ゴミ屋敷が火災を引き起こした事例は後を絶ちません。

一度火がつけば、部屋中の可燃物に燃え移り、自宅だけでなく、隣近所にまで甚大な被害を及ぼすこともあります。

最悪の場合、大切な命や未来までも奪いかねない。それが、ゴミ屋敷火災の現実です。

「片付けたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない」「人に見せるのが恥ずかしい」そう感じるのは、決してあなただけではありません。

でも、“いつかやろう”では間に合わないこともあるのです。

だからこそ、もし少しでも火災リスクに不安を感じているのなら、一歩踏み出してみてください

ブルークリーンでは、状況に応じて最短即日で見積もり・対応が可能です。

現地の状態確認から、法令遵守の廃棄・消臭・除菌・片付けまで、すべて専門スタッフが責任をもって行います。

火災のリスクを減らす最初の一歩は、“片付ける決意”から。

あなたの決断が、ご自身とご家族、そして地域全体の安心につながります。

悩んでいる時間も、命を守るチャンスに変えていきましょう。

関連:[ゴミ屋敷掃除を業者に頼むのは恥ずかしくない!今すぐ掃除するべき理由を紹介]

8.ゴミ屋敷・火災の不安、ここで解決!よくある質問にプロが回答します

最後に、私たちブルークリーンが実際にお客様からよくいただくご質問をまとめました。

「依頼前にどんな準備が必要?」

「費用はどれくらい?」

「立ち会いなしでも大丈夫?」

ゴミ屋敷の片付けや火災後の対応に不安を感じている方へ、プロの視点で分かりやすくお答えします。

一歩踏み出すきっかけとして、ぜひご参考ください。

Q1.ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼すると、費用はいくらかかりますか?

費用は部屋の広さ、ゴミの量、分別の複雑さ、搬出のしやすさなどで変わります。

目安としては、ワンルームで5万〜10万円、2LDK以上になると20万円を超えるケースも。

「物量だけ」でなく、「作業時間」「必要人員」「処分費」などが反映されるため、現地確認が最も確実です。

関連記事:【2025年最新版】ゴミ屋敷片付け費用の相場と業者選びのコツとトラブル回避のための完全ガイド

Q2.火災後の部屋は業者に清掃してもらえるんですか?

火災の規模によりますが、「煤(すす)の除去」「消臭」「有害物質の処理」が適切に行われれば、日常空間として再生できるケースは多いです。

ただし、建材が焦げていたり躯体に損傷がある場合は、内装工事や構造点検が必要になります。

まずは専門業者に現地で被害状況を見てもらうことが大切です。

関連記事:火事による家の煤汚れの効果的な落とし方をご紹介!注意点も解説!

Q3.片付けたいけど恥ずかしくて相談しにくい…秘密は守ってくれますか?

「恥ずかしい」「怒られるんじゃないか」と感じる方は多いですが、業者側は毎日ゴミ屋敷や特殊清掃の案件に対応しています。

人間関係や精神的ストレスから片付けられない状況も多く、誰にでも起こり得る問題です。

まずは現状を責めることなく、現実的な対処法を一緒に考えてくれる専門家に話してみるのがおすすめです

Q4.立ち会いなしでもゴミ屋敷の片付けをお願いできますか?

はい、遠方からの依頼でも対応は可能です。事前に作業方針や要望をしっかり伝えられれば、立ち会い不要で進められます。

最近では、オンラインでの事前打合せや作業前後の写真報告を活用するケースも増えています。

ただし、貴重品や残したいものがある場合は、事前に共有しておくことが重要です。

Q5.ゴミ屋敷の片付けと一緒に消臭や除菌もしてくれますか?

程度によりますが、悪臭が残る場合には「消臭・除菌処理」が必要です。

特に長期間蓄積した生ごみや排泄物、動物臭、孤独死などに伴う臭気は、一般清掃では取りきれないことが多く、専用の薬剤や機材による処置が求められます。

片付け=臭いが消える」とは限らないため、必要に応じて専門的な工程を組む必要があります。

Q6.火事になりやすい部屋の特徴や対策方法を教えてください

以下のような環境は火災リスクが高まります。

  • ストーブやヒーターの近くに衣類や布団などの可燃物がある
  • コンセント周りにほこりやコードのたばが放置されている
  • タバコの火が不完全に処理されている
  • 通路が塞がれていて避難動線が確保できない
  • 電化製品が古く、ショートや発火の可能性がある

火災は「日常の小さな油断」から発生することが多いため、日頃のチェックと片付けが重要です。