遺品整理を業者に依頼しようと考え、見積もりで100万円近い金額を提示されると驚いてしまいますよね。
しかし、遺品整理の料金相場を知らないと、提示された価格が妥当だと思い込んでしまうこともあります。
遺品整理業者のなかには、悪徳業者も紛れており高額な費用を不正請求される恐れがあるので注意が必要です。
この記事では、悪徳業者に不正請求されないよう、遺品整理業者の料金相場や悪徳業者を見抜くポイントを解説します。
遺品整理業者に見積もりを依頼する前に、料金相場や悪徳業者を見抜くポイントを知っておけば、遺品整理を信頼できる業者に適正価格で依頼することができます。
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遺品の買取りサービスに対応している業者もあり、遺品のなかで処分する予定のものを買い取ってもらうことで、現金化することが可能です。
しかし、その中で価値あるものを見つけ、適正な価格で買い取ってくれる業者を見つけるのは難しいです。
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▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・日刊SPA!
・bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video
1.遺品整理で100万円請求されることはある
遺品整理を業者に依頼し、100万円請求されることはあります。
しかし、100万円の請求が適正金額であるケースと不正な請求であるケースがあるので注意が必要です。
多くの人は遺品整理に関する基礎知識や料金相場が分からないことから、悪徳業者が不正な請求をしても「これが妥当なのかな」と思いがちです。
悪徳業者に不正な請求をされないためにも、それぞれのケースの違いについて見ていきましょう。
(1)適正金額として請求されているケース
遺品整理の現場が次に当てはまる場合、適正金額として100万円請求されることがあります。
- ごみ屋敷の遺品整理
- 広い一軒家の遺品整理
- 特殊清掃が必要
- 2階からの吊り下げ搬出が必要
- 仕分けされていない遺品が大量にある
これらに当てはまる現場の遺品整理では通常の遺品整理と比べ、作業人数や作業日数が多くなります。
また、遺品整理の現場の近くにトラックを停めるスペースがなかったり、駐車スペースと現場が離れていたりする場合も費用が高額になりがちです。
もし、適正金額であり、そのままその業者に依頼するのであれば、遺品整理で最低でもやっておくべきことについても知っておきましょう。
「死に支度の身辺整理で最低でもやっておくことべき2つのこと」の記事で詳しく解説していますので、併せてチェックしてみてください。
(2)不正請求されているケース
遺品整理業者のなかには、遺品整理に関する基礎知識や料金相場を知らない依頼者に対し、不正に高額な請求をする悪徳業者もいます。
遺品整理の現場が、「適正金額として100万円請求されているケース」に該当しないのに100万円近く請求をされたら、不正請求を疑ってもよいでしょう。
しかし、怪しいと疑っていても、悪徳業者の巧みな話術で100万円の高額請求を受け入れてしまう人もいます。
悪徳業者に騙されてトラブルに巻き込まれないためには、提示された請求額が妥当かどうかを依頼者自身が見極める必要があります。
実際に、良い遺品整理業者を見極めるのは知識が無いと難しいです。
「遺品整理業者を選ぶならこんな業者がおすすめ!【失敗しない業者選び】」の記事では、遺品整理業者の選び方や、予測されるトラブルとその防止方法について解説しています。
遺品整理を業者に依頼する予定であれば、必ず役に立つ内容ですので、ぜひご覧ください。
2.遺品整理で不正請求されやすい人の特徴
悪徳業者は、手あたり次第に不正な請求をするわけではありません。
高額な請求をしても、納得してくれそうな人をターゲットに不正請求を試みます。
遺品整理で不正請求されやすい人の特徴を、詳しく見ていきましょう。
特徴1.遺品整理の料金相場を知らない人
遺品整理の料金相場を知らない人は、不正請求されやすい傾向があります。
たとえば、相見積もりをせずに悪徳業者にしか見積もりをとらなかった場合、費用の比較ができません。
また、人の死にまつわる話題は、お互いに気をつかうため、知人との会話で遺品整理について聞くこともないでしょう。
その結果、遺品整理の料金相場を知らないまま遺品整理業者に見積もりを依頼してしまうので、不正な高額請求を「これが妥当な価格なのだ」と受け入れてしまいます。
特徴2.感情的になっている人
遺品整理は、故人との別れがまだ癒えていない状態でおこなわなければならないこともあります。
故人の思い入れのある遺品を片付けることは、精神的にもつらいものがありますよね。
このように依頼者が弱っているタイミングを悪質業者は狙っています。
そのなかでも高齢者や女性を狙っての不正請求が多いので、注意が必要です。
人は感情的になればなるほど、冷静な判断ができなくなります。
遺品整理業者から見積もりをもらったらすぐに契約せずに、周りに相談してから決めるようにしましょう。
特徴3.見積もりを出されて断れない人
依頼者が高齢者や女性だった場合、高圧的な態度で契約するまで家から出ていかず、強引な手口で不正請求をする悪徳業者もいます。
高圧的な態度に恐怖を感じる人や断るのが苦手な人は、早くその場から逃げ出したくなり、契約してしまうことも少なくありません。
もし立ち去るように要求しても帰らない場合は、刑法130条の不退去罪という犯罪行為にあたります。
この場合、警察を呼ぶと対応してもらえるので、契約する前に警察に連絡しましょう。
(参考:刑法(明治四十年法律第四十五号)|e-Gov法令検索)
3.遺品整理の料金相場はどれくらい?
遺品整理の料金相場を知っておけば、不正請求をされても、すぐに契約するという最悪の事態を回避できるでしょう。
とはいえ、遺品整理の料金は部屋の広さは同じでも、遺品や不用品の数、特殊作業の有無などで大きく変わります。
そこで、ここからは遺品整理の料金の決め方から費用を抑えるためのポイントまでを解説します。
- 遺品整理の料金の決め方
- 遺品整理の料金相場
- 特殊清掃などのオプション料金相場
- 費用を抑えるためにするべきこと
それぞれ詳しく解説します。
(1)遺品整理の料金の決め方
遺品整理の料金は、規定がないので業者が自由に値段を設定できます。
そのため、遺品整理業者によって違いはありますが、基本的には次の5つの要素で費用が変動します。
- 間取り
- 作業人数
- 作業時間
- 荷物の量
- オプションサービス
同じ間取りでもゴミ屋敷だと60万円、きれいに整理整頓されている場合は40万円と、料金が大きく異なる恐れがあるので注意が必要です。
その他にもオプションサービスとして、特殊清掃や害虫駆除などを依頼するとその分料金が上乗せされます。
(2)遺品整理の料金相場
「遺品整理業者を依頼するときの目安としておおよその金額を知りたい」 遺品整理業者への依頼を検討している人の多くはこのように思っていることでしょう。
遺品整理業者の料金は、部屋の広さにより設定されているのが一般的です。
間取り | 料金相場 |
---|---|
1LDK | 63,000円~88,000円 |
2DK | 88,000円~132,000円 |
2LDK | 96,000円~165,000円 |
3DK | 143,000円~198,000円 |
3LDK | 151,000円~220,000円 |
4LDK | 180,000円~600,000円 |
しかしながら、遺品整理業者の料金は、部屋の広さだけで決まるものではありません。
同じ1LDKでも遺品整理の作業人数や作業時間によって料金は異なるのです。
優良な遺品整理業者は、過去の遺品整理の事例と料金を公開しています。
より具体的な遺品整理の料金を知りたいときは、遺品整理を依頼する間取りと部屋の状態からよく似た事例とその料金を調べるとよいでしょう。
なお、心つむぐ遺品整理では、過去に実施したさまざまな施工事例を公開しています。
料金や作業内容はもちろんのこと、依頼主様が心つむぐ遺品整理に作業をお任せするまでの背景も事細かに掲載していますので、ぜひご覧ください。
(3)特殊清掃などのオプション料金相場
遺品整理業者に依頼できるサービスは、遺品の整理から不用品の処分まで多岐にわたります。
そのなかでも、次の業務はオプションサービスとして提供されていることが多いので覚えておきましょう。
- 特殊清掃
- ハウスクリーニング
- 遺品の買取サービス
核家族化によって、近年では自宅で亡くなり数日または数ヶ月後に故人様が発見されることも多くなりました。
そこで、依頼されるのは特殊清掃です。
特別な薬剤や機器を使っておこなう特殊清掃の料金は、清掃する箇所の面積によって決まることが多く、30,000円~と設定している業者が多いです。
特殊清掃ほどではありませんが、念入りな清掃が必要な場合には、ハウスクリーニングのサービスがあります。
ハウスクリーニングは、故人様が賃貸物件に住まわれていたときによく利用されるサービスです。
遺品整理業者にハウスクリーニングを依頼することで、退去時のルームクリーニング代を抑えられます。
ハウスクリーニングの料金相場は、部屋の大きさや状態によって大きく異なるため、料金を明確に提示している遺品整理業者は見当たりませんでした。
最後に遺品の買取サービスですが、これは遺品整理業者によってオプション料金としているところと、遺品整理のプランにあらかじめ含まれているところと半々です。
こちらも買取できる遺品の量によって、料金が異なるため明確な料金設定をしている業者はありませんでした。
このようにオプションサービス込みの遺品整理の料金は、業者のホームページを探してもなかなか見当たりません。
心つむぐ遺品整理では、ここで紹介した3つのオプションプランに対応できます。
それだけではなく、遺品の供養やペットの供養まですることが可能です。
心つむぐ遺品整理の施工事例のページでは、過去に実施した特殊清掃の事例やハウスクリーニングの事例と料金を公開しています。
オプションサービス込みの遺品整理をご希望の方は、ぜひご覧ください。
(4)費用を抑えるためにするべきこと
遺品整理業者の費用をできるだけ抑えるには、次の2つのポイントを押さえましょう。
- 自分でできる範囲の遺品整理をする
- 複数の業者に見積もりを依頼する
遺品整理の作業のなかには、遺族たちが自分でできる作業も少なくありません。
できる範囲で遺品整理をしておくと、業者の作業時間と作業人数が少なくなり、費用を安くすることができます。
また、遺品整理にかかる費用は業者が自由に決められます。
同じ部屋でも業者によって費用が大きく異なることがあるので、複数の業者に見積もりを依頼し、比較しましょう。
1回の登録で、複数の遺品整理業者の見積もりを依頼できる「一括見積もりサイト」は便利ですが、サイトのなかには登録業者に偏りがある場合もあるので注意が必要です。
自分でいくつか業者をピックアップし、直接見積もりを依頼するとよいでしょう。
また、以下の記事では遺品整理の費用について詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。
4.遺品整理の悪徳業者を見抜く3つのポイント
遺品整理の悪徳業者を社名だけで見抜くことは困難で、見積もりを取ったときにはじめてわかるケースがほとんどです。
ここからは、遺品整理の悪徳業者を見抜く3つのポイントをご紹介します。
ポイント1.複数の業者に見積もりを依頼する
遺品整理を業者に依頼するときは、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
1社のみの見積もりだと、他社との比較ができず料金相場を確認することができません。
3~5社の業者に見積もりを依頼し、ある程度の料金相場を把握しておくとよいでしょう。
また、見積もりを確認するときに、極端に安い業者がいるときは要注意です。
あとから高額な追加料金を請求されたり、不用品を不法投棄されたりする恐れがあります。
ポイント2.複数人で見積もりに立会う
基本的に遺品整理業者は、現場調査をしてから見積もりを提示します。
現場調査に立会う依頼者が高齢者や女性の場合、契約するまで帰らなかったり、脅迫のような形で契約を迫ってきたりなど、信じられない営業をする悪徳業者がいます。
このような悪徳業者に当たってしまった場合は、すぐに警察に連絡するのがおすすめです。しかし、家に1人しかいないときは恐怖で冷静な対応ができないこともあります。
不正な請求だとわかったときにきっぱり断れるよう、業者の現場調査や見積もりの提示があるときには、複数人で立会うようにしましょう。
できれば男性が立ち会うと、悪徳業者も強引な営業を取りづらくなります。
ポイント3.追加料金の有無を確認する
見積もりを提示されたときには、追加料金があとから加算されないかを必ず確認しておきましょう。
追加料金があとから加算されるケースやオプションサービスについて、詳しく説明してくれる業者は信頼できます。
一方で、追加料金について明確な説明がなく、オプションメニューについて濁した態度を取っている業者の場合、悪質業者の可能性があります。
最初は適正価格で請求し、あとから追加料金として法外な料金が上乗せされる恐れがあるので、注意しましょう。
5.遺品整理は明朗会計の心つむぐ遺品整理に!
遺品整理の専門会社は全国各地にありますが、関東圏の人であれば、明朗会計の心つむぐ遺品整理をぜひご検討ください。
心つむぐ遺品整理は2,000件以上の遺品整理や特殊清掃、ゴミ屋敷の掃除の依頼実績がある清掃業者です。
公式サイトにて施工事例を掲載しており、料金や間取りだけでなく、作業前と作業後の部屋の写真もご覧いただけます。
さらに、お客様が心つむぐ遺品整理に依頼した背景まで、事細かく書かれているのは他の業者にはない特徴の1つです。
心つむぐ遺品整理では見積もり前の段階で、具体的な料金事例を出しているので安心して相談できます。
また、最短で即日の対応も可能です。
LINEや電話で無料の相談やお見積もりをご利用いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
遺品整理を業者に依頼したときの料金は、同じ間取りでも部屋の状態やオプションサービスの有無などで費用が異なります。
そのため、遺品整理に100万円の請求をされることは有り得るでしょう。
しかしながら、遺品整理業者のなかには不正に高額な料金を請求する悪徳業者もいるので注意が必要です。
悪徳業者に騙されないためには、遺品整理の料金相場の確認や相見積もりの依頼など事前の準備が必要になります。
悪徳業者に騙されて故人様を失った悲しみをより深いものにしないためにも、信頼できる業者を選び、遺品整理を依頼しましょう。
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
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