故人の布団を処分したいけれど、布団は大きくかさむため、処分するにもどうするべきか困りますよね。
また、長らく愛用していたものを捨ててしまってもよいのか気になる人も多いでしょう。
遺品整理する際、布団の処分は遺品整理業者に任せるのが一番です。
遺族で解体や処分、打ち直しして再利用することも可能ですが、サイズが大きいものは労力と時間がかかるのでおすすめできません。
この記事では、遺品整理の際に出てきた布団の処分方法や、布団を有効活用する方法について解説します。
布団の処分方法や、布団の処分を遺品整理業者に依頼するメリットを知り、遺族が納得できる形で処分しましょう。
遺品整理で布団の処分が大変…と思ったらすぐ相談してください
故人の布団を整理したいけれど、精神的・体力的負担がかかるのが不安と感じている人が多いです。
布団は重く大きいため、処分を後回しにしてしまう場合も多いでしょう。
しかし、布団を処分しないままでいると、場所をとるだけでなく故人を思い出していつまでも悲しみや辛さから抜け出せない可能性もあります。
もし、遺品整理や布団の処分を業者に任せようと考えているなら、私たち心つむぐ遺品整理にご相談ください。
心つむぐ遺品整理では、無料で最短即日の見積もり対応が可能です。
LINEでも相談できますので、気軽にお声がけください。
1.遺品整理で布団を処分する5つの方法
遺品整理で出てきた布団の処分方法は、以下5つが挙げられます。
- 粗大ごみに出す
- 可燃ごみに出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 布団供養専門業者に依頼する
- 遺品整理業者に依頼する
布団を処分する際、一般ごみのようにごみ捨て場に捨てるわけにはいきませんよね。
しかし、故人の布団を再利用するのも気が引けるでしょう。
遺族が布団を処分する際はどの方法を選べばよいのか、処分方法について詳しく説明していきます。
処分方法1.粗大ごみに出す
布団は、粗大ごみとして以下2つの方法で処分できます。
- 自治体に回収してもらう
- ゴミ処理場に持ち込む
まず、自治体に回収してもらうのであれば、自治体の粗大ごみ回収ルールや予約システムについて調べましょう。
各自治体によって、予約方法や料金が異なるからです。
一般的には、回収日を予約したあと、スーパーやコンビニなどで粗大ごみ処理券を購入し、布団に貼るという流れになっています。
そして、ゴミ処理場に持ち込む場合でも、自治体へ予約しなければいけません。
どちらも料金が発生しますが、粗大ごみに出すのがもっとも手軽にできる処分方法でしょう。
処分方法2.可燃ごみに出す
布団は、細かく切って可燃ごみとして出すことができます。
なぜなら布団は可燃性素材で作られていることがほとんどだからです。
ただし、そのままの大きさで出してしまうと、粗大ごみとして扱われてしまいます。
多くの自治体では、一辺の長さが30センチ以上のものは粗大ごみに分類されるので、布団を可燃ごみとして出す場合は、30センチ未満まで小さくしましょう。
一方、費用がかからない分、手間と時間がかかる点は気を付けてください。
布団の寿命の目安として、羽毛布団は10年~15年、掛布団は5年~10年とされており、中身がへたっていたとしても、思った以上に労力が必要です。
費用を抑えたい人は可燃ごみとして、手間と時間を節約したい人は粗大ごみとして出すのがおすすめと言えます。
遺品整理の作業中に発生したゴミはどうやって捨てれば良いのか気になる人もいると思います。
以下の記事で、詳しい処分方法や費用についても紹介するので、併せてご確認ください。
処分方法3.不用品回収業者に依頼する
布団を運び出したり、解体したりといった手間と時間を節約したい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
業者であれば、遺族の都合にあわせて訪問してくれるので、重たい布団を自分たちで運び出す必要はありません。
また、不用品回収業者は、ベッドやマットレスといった布団以外の不要なものも回収してくれます。
ただし、布団回収のみの場合は数千円程度ですが、処分したいものが大量の場合は費用も高くなる可能性があるので注意しましょう。
このほか、出張費や人件費を別途請求される可能性があるため、事前に見積もりを取っておくことをおすすめします。
布団を運び出す、解体するといった手間を節約したい人は不用品回収業者に依頼しましょう。
処分方法4.布団供養専門業者に依頼する
故人が長年使っていた布団をしっかり供養したい人は、布団供養専門業者に依頼しましょう。
布団供養専門業者が、布団を提携している僧侶のもとへ持っていき、御霊抜きや供養をおこなってくれます。
処分したいけれど、「解体するには手間と時間が必要で大変そう」「再利用するのも気が進まない」と思っている人もいるでしょう。
布団供養専門業者であれば、布団の供養はもちろん、故人への弔いにもなります。
ただし、自治体回収や不用品回収業者に依頼するのと比べると、費用は20,000円以上と高いです。
費用が高くてもしっかり供養してもらいたいと考えている人は、布団供養専門業者に依頼しましょう。
処分方法5.遺品整理業者に依頼する
布団以外の遺品の整理も任せたい人は、遺品整理業者に依頼しましょう。
遺品整理業者は、遺品整理や遺品の処分を専門とした業者で、短期間で遺品整理を終わらせてくれるのが特徴です。
とくに、亡くなって間もない頃は精神的にも体力的にも辛く、葬儀や通夜を控えている場合は、整理する時間すらないですよね。
辛いときは遺品整理業者に依頼すれば、何を残して処分するのか、遺族と業者で相談しながら遺品整理を進められますよ。
また、布団の処分だけではなく、貴金属や家財道具、衣服なども回収・処分してくれます。
少しでも遺品整理を楽にしたい人は、遺品整理業者に依頼しましょう。
こちらの記事では、遺品整理の費用について紹介しているので、ぜひご確認ください。
2.遺品整理で布団を再利用する3つの方法
布団の処分にはある程度費用がかかることが分かりましたね。
それでも、遺族の手間や時間を節約するとなると、業者や自治体による回収してもらったほうが楽でしょう。
しかし、布団がまだ新しかったり、中身がへたっているけれど使えそうだったりと、処分するにはもったいないと考えている人もいると思います。
次に、処分するのではなく布団を再利用する方法を紹介しますので参考にしてください。
再利用方法1.打ち直しする
布団は、打ち直して再利用できます。
打ち直しとは、へたってきた布団をもとのボリュームにする作業です。
布団を解体したのち綿をほぐし、ゴミや埃などを除去してから綿を新しい生地に入れ直すことで、ふかふかの仕上がりになります。
たとえば、故人が普段から使用していた布団や臨終の際に安置していた布団を、「高級で捨てるのがもったいない」と考えている人におすすめです。
打ち直しの費用は素材や布団の大きさによりますが、10,000円~30,000円ほどかかります。
ただし、素材の劣化が進んでいると打ち直しできない可能性があるため、注意しましょう。
再利用方法2.譲る・寄付する
「布団はまだ使えるけれど自分や家族で使うのに抵抗がある」という人は、誰かに譲るか寄付するのがおすすめです。
NPO法人や団体が布団の寄付を募っていることもあるので、誰でも気軽に布団を寄付できます。
遺品であっても誰かの役に立てれば遺族も故人も嬉しいですよね。
ただし、あくまでも人が再利用するため、破れていたりカビが生えていたりすると引き取ってくれない可能性もあります。
誰かに譲ったり寄付したりする場合は、事前に布団の状態や、相手の条件を確認しておきましょう。
再利用方法3.リサイクルショップに売却する
布団の状態がよい場合や高級な布団の場合は、リサイクルショップに買い取ってもらえる可能性があります。
仮に値段がつかなくても、無料で引き取ってくれるかもしれません。
ただし、カビやダニ、汗といった衛生面で問題がある場合は、引き取りが難しいことを覚えておきましょう。
お金をかけずに処分したい人は、リサイクルショップへの持ち込みも検討してみてください。
3.布団の処分を遺品整理業者に任せる4つのメリット
布団の再利用は、大きなお金をかけずに布団を処分できるというメリットがあります。
一方、布団の再利用は時間や体力が必要なうえに、故人の亡くなった辛さを感じながら作業しなければいけません。
そのため、布団を処分するのが時間や体力、精神的に難しい場合は、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
ここからは、遺品整理業者に布団の処分を依頼するメリットを解説するので、参考にしてみてください。
メリット1.重いものを回収してくれて重労働をせずに済む
布団の処分を遺品整理業者に任せれば、重いものを回収してくれるので重労働をせずに済みます。
遺品整理業者は、布団以外の遺品の整理から回収までしてくれるため、マットレスやベッド、家財道具なども対応してくれるのです。
とくに、女性や腰を痛めている人にとっては、布団を1枚運び出すだけでも大変でしょう。
くわえて、ベッド本体や分厚いマットレスの持ち運びは、さらに負担がかかります。
遺品整理業者に布団の処分を依頼すれば、遺族の体力的負担を減らしてくれますよ。
メリット2.遺品供養してくれて精神的に楽になる
遺品供養サービスに対応している業者ならば、遺品整理と同時に布団を供養でき、精神的に楽になります。
また、布団だけでなく、ぬいぐるみや人形、故人が愛用していた遺品まで供養してもらえるのです。
布団を含めた遺品の供養をしたいと考えている人は、遺品整理業者に依頼しましょう。
メリット3.遺品整理のアドバイスをくれて安心できる
遺品整理業者に依頼すれば、さまざまなアドバイスをしてもらえるため、遺族も安心できます。
遺品整理は、人生にそう何度も経験するものではないため、何から手をつけてよいか分からないですよね。
そういった場合、たとえば「故人の大切な情報が書いてあるかもしれないから日記は残しておきましょう」というように、遺品整理のアドバイスをもらえると、とても心強いです。
慣れない遺品整理で悩んでいる人も、専門的な知識を教えてもらえると不安を解消できるでしょう。
メリット4.短時間で整理してくれて早く日常に戻れる
遺品整理業者に任せれば短期間で作業を終わらせてくれるため、遺族は早く日常に戻れます。
遺族だけで遺品整理をする際は、気持ちの整理がつかないので精神的に辛いですよね。
また、布団を含め遺品がたくさんあると体力的に負担がかかり、遺品整理に半年以上かかってしまうことも少なくありません。
一方で、遺品整理をプロに任せれば、整理や回収、供養まで短時間で済ませてくれます。
布団の処分や遺品整理を短時間で終わらせて早く日常に戻りたい人は、遺品整理業者に任せてみてはいかがでしょうか。
4.遺品整理で布団の処分にお困りなら心つむぐ遺品整理にお任せください!
遺品整理で布団の処分を依頼できる業者をお探しでしたら、心つむぐ遺品整理にお任せ下さい。
心つむぐ遺品整理は、関東を中心に遺品整理や特殊清掃をおこなっている会社で、2,000件以上もの作業実績があります。
遺品整理はもちろん、故人の布団回収および処分も承っており、ベッドやマットレスなどの大型家具でも対応可能です。
LINEや電話で無料のお見積もりをご利用いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
ここからは、弊社でおこなった遺品整理の作業実例を2つご紹介していきます。
事例1.遠方から相続の手続きと同時に遺品整理
こちらは、物が少ない一人暮らしの家の遺品整理をした事例です。
ご依頼者は、形見分けや各種手続きのために上京してきたご遺族で、滞在期間中に遺品整理を済ませたいとのことでした。
現場については、家電製品や雑貨類はあるものの、一人暮らしできる最低限の物量で、なおかつ故人様が日常から綺麗にしていたことが分かる状況です。
この事例では以下の作業をおこないました。
- 仕分け作業
- 残置物の撤去
- 生ごみの中身出し
- 仕上げ清掃
私たちが作業している間、ご依頼者には各種手続きを進めてもらい、作業開始時と終了時に立ち会っていただくような流れになりました。
事例2.大型家具や家電の多い家の遺品整理
こちらは、築30年ほど経過している区営住宅の3階の遺品整理をした事例です。
引っ越しに伴う片付けと、数年前に亡くなったお母様の遺品整理のご依頼でした。
エレベーターがないため階段を使わなければならず、搬出作業に時間がかかることが予想された現場です。
この事例では以下の作業をおこなっています。
- 家具の撤去
- 搬出
大きい家具やタンスが10個ほどでしたが、ご依頼者が既に片付けを進めていただいたおかげで、2時間ほどで作業が完了しました。
まとめ
この記事では、遺品整理する際の、布団の処分方法について解説しました。
布団は大きくかさばりやすいため、解体や処分は労力と時間の負担が大きいです。
そのため、布団の処分は遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
遺品整理業者は、ベッドやマットレスなどの大型家具の回収・処分も承っているので、遺族の負担を減らせるでしょう。
ただ、どうしても布団を処分したくない場合は、打ち直しや寄付といった方法もあります。
遺品整理で出てきた布団の処分や、遺品買取についての相談がある人は、心つむぐ遺品整理までお問合せください。
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・日刊SPA!
・bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video