フローリングにカビが生えた!確実に落とす方法や業者に頼むべき状況についても紹介

フローリングにカビが生えた!確実に落とす方法や業者に頼むべき状況についても紹介

フローリングにカビが生えるのは、多くの家庭で起こりがちなトラブルです。

カビを放置すると見た目が悪くなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、フローリングのカビの原因・取り方・注意点をわかりやすく解説します。

また、自分で落とせないほどのカビが生えた場合に業者へ依頼すべき状況についても紹介しています。

フローリングのカビ対策を正しく行い、清潔で健康的な住環境を保ちましょう。

 

1. フローリングのカビを自分で取る手順

フローリングに生えたカビを自分で取る手順

フローリングにカビが生えてしまうと、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

そこでここからは、フローリングのカビ取り手順を紹介します。

フローリングのカビを自分で取る手順
  1. 道具をそろえる
  2. 部屋の換気を行う
  3. 雑巾でカビを拭き取る
  4. アルコールスプレーを掛けて除菌する

順番に見ていきましょう。

手順1.道具をそろえる

フローリングのカビ取りに必要な道具は、以下の4つです。

道具 用途 備考
アルコール除菌スプレー カビの除菌 殺菌効果が高い。
アルコール濃度は70〜80%程度がおすすめ。
雑巾 カビを拭き取る 清潔なものを用意する。
ゴム手袋 手を保護 カビに触れると肌荒れやアレルギーの原因になるため、手袋で手を保護する。
つまようじ フローリングの間のカビを掻き出す 木製のものがおすすめ。

これらのフローリングカビ取り道具はホームセンターやドラッグストアで購入できます。

また、インターネットでも注文できます。

手順2.部屋の換気を行う

フローリングのカビ取りを始める前に、まずは窓を開けてしっかり換気しましょう。

目に見えない胞子(ほうし)を吸い込むと健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。

換気を行うことで、胞子の拡散を防ぎ、湿度や温度を下げてフローリングのカビが繁殖しにくい環境を作ることができるのです。

作業中も作業後もしばらく窓を開け、空気を入れ替えるようにしましょう。

手順3.雑巾でカビを拭き取る

カビ取りのメインの作業ですので、下記の手順にしたがって進めましょう。

雑巾でカビを拭き取る手順
  1. 雑巾を水で濡らす
  2. ゴム手袋をつける
  3. 雑巾でカビが生えている部分を優しく拭き取る
  4. 隙間にあるカビをつまようじで掻き出す
  5. 拭き取った雑巾をすぐに洗濯かごに入れる

フローリングにカビが多い場合は、雑巾やつまようじを何回か交換しましょう

手順4.アルコールスプレーを掛けて除菌する

最後の仕上げを行うために、以下の手順にしたがって進めてください。

 

アルコールスプレーで除菌する手順
  1. 除菌スプレーをカビが生えていた場所に均一に掛ける
  2. 除菌スプレーの濃度が70~80%程度の場合は、すぐに乾拭きする

乾拭きは清潔な雑巾やキッチンペーパーで行いましょう。

アルコール除菌スプレーはフローリングのカビだけでなく、他の細菌やウイルスも殺菌する効果があります

しかし、自力で頑固なフローリングのカビを取り除けない場合もあるかと思います。もしも上記の手順で行ってもカビを取れない場合は、ぜひブルークリーンをお頼りください。

2. 気をつけて!フローリングのカビ取りで注意するべき点とは?

気をつけて!フローリングのカビ取りで注意するべき点とは?

フローリングのカビ取りにおける注意点は以下のとおりです。

フローリングのカビ取りの注意点
  1. 掃除機は使わない
  2. 重曹・酢は使わない
  3. 塩素系のカビ取り剤は使わない

1つずつ見ていきましょう。

注意点1.掃除機は使わない

掃除機のフィルターはカビの胞子を完全に捕らえられず、排気とともに部屋中に飛び散ってしまう可能性があります。

これは、健康に悪影響を及ぼすだけでなく、他の場所にもカビが繁殖する原因となります。

ですから、掃除機は使わずに、乾いた布やブラシでカビを落とすことがおすすめです。

注意点2.重曹・酢は使わない

重曹や酢は、フローリングのカビ取りに効果的だと思われがちです。

しかし、実はフローリングにダメージを与えてしまうことがあります。

重曹は白い粉状のままで使うと研磨剤のようになり、フローリング表面を削って傷つけてしまうことがあるからです。

さらに、酢は酸性であり、フローリングに使用するとベタつく可能性があるだけでなく、酢の成分がカビの栄養源になる可能性があります。

ですから、重曹や酢は使わずに、中性洗剤やアルコールを薄めた水で拭くことがおすすめです。

注意点3.塩素系のカビ取り剤は使わない

塩素系のカビ取り剤は、お風呂やキッチンでの除菌・漂白によく使われます。

しかし、フローリングに使うとワックスや木材を傷めてしまうことがあります。

塩素系のカビ取り剤は強力な酸化作用を持ち、フローリングの色や質感を変えてしまうことがあるからです。

これは、見た目だけでなく、フローリングの耐久性や防水性にも影響します。

そのため、専用の木材用カビ取り剤やオイルを使用することがおすすめです。

ブルークリーンでは、フローリング材に合わせた専用の薬剤や洗浄機材を用いて、素材への負荷と再発リスクを最小限に抑えながら、内部の菌糸まで安全に処理します。

3. なぜ生える?フローリングにカビが生える原因とは?

なぜ生える?フローリングにカビが生える原因とは?

フローリングにカビが生える原因は以下の通りです。

フローリングにカビが生える原因
  1. 部屋が暖かく湿度が高いから
  2. フローリングに布団やカーペットを敷くから
  3. カビの栄養源となる汚れがあるから

原因を1つずつ見ていきましょう。

原因1.部屋が暖かく湿度が高いから

フローリングにカビが生える最大の原因は、部屋が暖かく湿度が高い点が挙げられます。

カビは温度20〜30℃、湿度70%以上の環境で発生しやすいと言われています。

部屋の温度と湿度を適切に管理することが、フローリングのカビの予防に重要です。

原因2.フローリングに布団やカーペットを敷くから

フローリングに布団やカーペットを敷くことも、カビが生える原因になります

というのも、布団やカーペットは、カビの胞子や栄養源を集めやすいからです。

フローリングに直接布団やカーペットを敷かず、すのこなどを挟むのがカビの予防に有効です。

原因3.カビの栄養源となる汚れがあるから

フローリングにカビが生える最後の原因は、カビの栄養源となる汚れがあることです。

これは、掃除をせずにホコリやゴミが多い部屋にはカビの栄養源が豊富で、湿度など他の条件も揃うと爆発的にカビが広がってしまうからです。

フローリングのカビの栄養源となる汚れがあることで、カビが繁殖しやすくなります。

定期的に掃除をしてフローリングを清潔に保つことが、カビの予防に必要です。

「楽にフローリングのカビを取り除きたい!」という方は、下記ボタンよりブルークリーンにお問い合わせください。

4. フローリングのカビを取ってからまた生えないようにする対策とは

フローリングのカビを取ってからまた生えないようにする対策とは

フローリングのカビを取り除いたら、その後の対策が重要です。

以下の方法を実践することで、カビが再発生するのを防げます

フローリングのカビの再発防止策
  1. 換気をこまめに行う
  2. 定期的に掃除をする
  3. 濡れた場所はすぐに拭き取る
  4. 除湿をする
  5. 観葉植物は床に置かない
  6. フローリングに布団は敷かない
  7. 窓の近くに家具を置かない

こまめな掃除や、アルコール除菌スプレーの利用によって、フローリングの衛生状態を保ち、カビの発生を防げるでしょう。

対策1.換気をこまめに行う

換気をこまめに行うことで、室内の湿度を下げられます

具体的には、下記の対策が効果的でしょう。

換気を行う時のポイント
  1. 窓を複数箇所開ける
  2. 換気扇や扇風機も併用する
  3. 一日に数回、10分程度換気する

特に冬場や梅雨時は、1日に何度も換気をしましょう。

対策2.定期的に掃除をする

定期的に掃除をすることで、カビの栄養源を絶つことができます。

掃除を怠っているとカビの栄養源が溜まりやすく、カビの胞子が付着して繁殖してしまいます

たとえば、下記の対策が挙げられます。

定期的に掃除する時のポイント
  1. 掃除機やモップなどで床や壁を拭き取る
  2. 水拭きした後は乾いた布で拭き取る
  3. 週に一回程度の掃除が目安

定期的に掃除することで、もしフローリングにカビが発生していても初期段階であれば、自分で取り除くことができます。

掃除機を使う場合は、排気口からカビが飛散しないように注意してください。

部屋の片付けを業者に依頼するのは良いの?と思う人も多いかもしれません。

しかし、業者に依頼すればゴミの処理だけではなく、臭いの消臭なども行ってくれます

買い取れる不用品があれば、費用から買取金額を差し引いて安く済ませることも可能です。

詳しい内容については、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご確認ください。

部屋の片付け業者って整理のために頼んで良いの?料金相場や気をつける点を解説!

対策3.濡れた場所はすぐに拭き取る

濡れたまま放置しているとカビが発生しやすいため、すぐに拭き取りましょう。

フローリングは水分に弱い素材なので、放置しておくとカビだけでなく傷みや変色の原因にもなります。

たとえば、下記の注意点が挙げられます。

濡れた場所を拭く際の注意点
  1. キッチンや洗面所の床、窓の側は濡れやすい
  2. 雨や雪の日は玄関やバルコニーも濡れやすい
  3. 水垢や石鹸カスも水分を含むので拭き取る

水ぶきをする際は、雑巾をしっかり絞ってから使いましょう。

水分が残らないように乾拭きも忘れずに行ってください。

対策4.除湿をする

除湿をすることで、室内の湿度を調整できます。

エアコンや除湿器を使って湿度を調節しましょう。

ポイントは下記のとおりです。

除湿をする時のポイント
  1. 除湿器は部屋の中央に置くと効果的
  2. エアコンはドライモードの除湿効果が高い
  3. 除湿した水は捨てずに洗濯や掃除に使うことが可能

湿度計で室内の湿度を測ることもおすすめです。

理想的な湿度は50〜60%程度です。

対策5.観葉植物は床に置かない

観葉植物は床に置かないようにしましょう。

観葉植物はカビの発生にとって最適な環境を提供してしまうからです

また、観葉植物が床に直接触れると、床も湿ってカビが生えやすくなります。

水やりをするときに水がこぼれたり、鉢の下に水が溜まったりすることもあります。

対策6.フローリングに布団は敷かない

フローリングに布団は敷かないようにしましょう。

布団は人間の汗を吸収して湿気をため込みやすいからです。

人間は就寝中にコップ1〜2杯分の汗をかきますが、その約70%は敷布団が吸収してしまいます。

この汗が蓄積されると、敷布団の下の方に湿気がこもります。

もし布団を敷く場合は、すのこやマットレスなどを挟んで、布団と床の間に隙間を作るようにしましょう。

また、定期的に布団を干して湿気を取り除くようにしましょう。

対策7.窓の近くに家具を置かない

窓の近くに家具を置かないようにしましょう。

窓の近くは湿度が上がりやすくカビが生えやすいからです。

もし窓の近くに家具を置く場合は、窓と家具の間に少し隙間を空けてください。家具は足つきのものや通気性のよい素材のものを選ぶようにしましょう。

ただ、フローリングのカビは表面だけでなく木材の内部や目地・下地まで侵食していることがあり、再発するおそれがあります。

ブルークリーンでは、素材に合わせた専用薬剤を用いて施工します。目に見えないカビまで根本処理することで、再発リスクを最小限に抑えます

ぜひ以下のボタンよりご相談ください。

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相談は無料なので、ぜひお気軽にお声がけください。

フローリングのカビは条件がそろうと一気に生える

フローリングにカビが生えた場合は、早急に取り除くことが大切です。

ただし、一度生えたカビはなかなか落ちないため、自分で掃除しただけでは再発することもあります。

その場合は、専門の業者による適切な清掃が必要です。

当社ブルークリーンは、カビ除去の経験が豊富な業者です。

24時間365日対応可能で、LINEでも対応できます

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フローリングのカビに関するよくある質問

Q.フローリングにカビが生えてしまった。どうすればいいですか?

A. フローリングにカビが生えたら、すぐに対処しましょう。

軽度なら、自分でアルコールスプレーなどを使って除菌・拭き取りを行いましょう。

しかし、黒ずみが広範囲に広がっている場合や根が深い場合は、無理にこすらず清掃業者に依頼するのがおすすめです。

Q.床のカビが取れません。どうしたらいいですか?

A. 床のカビが取れない場合は、無理にこすらず専門業者に依頼しましょう

根が深くフローリング内部まで侵食している可能性があり、放置すると再発や健康被害につながることがあります。

Q.フローリングに使ってはいけない洗剤は?

A. フローリングには、酸性やアルカリ性が強い洗剤(塩素系漂白剤や重曹など)は使わないようにしましょう。

表面のコーティングを傷めたり、変色やツヤ落ちの原因になることがあります。

カビ取りには、アルコールスプレーや中性洗剤の使用がおすすめです。