「床下から水漏れの音がするが、どうしたらいいかわからない」
「床下に水が溜まっているが、原因がわからない」
「床下にカビが発生しているが、何が原因か分からない」
など、お困りではないでしょうか。
床下の水漏れは、放置するとカビの増殖、シロアリやダニの出現、建材の腐食や錆が進む、細菌による感染症のリスクなど、大きなリスクを引き起こす可能性があります。
早期発見、早期対処が求められるため、床下の水漏れに気づいたら、速やかに対策を実行することが大切です。
この記事では、床下の水漏れが放置されると引き起こされる問題や、対処法について解説します。
この記事を参考に、床下の水漏れを早期に発見し、適切に対処することで、カビやシロアリの発生を防ぎ、家の構造体や健康への被害を防ぎましょう。
▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる
▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
・日刊SPA!
・bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video
1.床下の水漏れを放置するリスクとは?
床下の水漏れを放置するとどのようなリスクが待っているのか、その恐ろしい現実を下記にわけて具体的に説明します。
- カビが増殖する
- シロアリやダニが出てくる
- 建材の腐食や錆が進む
- 細菌による感染症にかかる危険がある
- 漏電事故が起こる可能性がある
- 近隣トラブルに発展する場合がある
これら各リスクについて、詳細に解説します。
リスク1.カビが増殖する
放置した床下の水漏れは、カビの増殖を引き起こします。
カビは湿度の高い環境で繁殖する性質があり、水漏れによって床下が湿度高い状態になれば、絶好のカビ生息地となるからです。
たとえば、シャワールームやキッチンの床下で水漏れが発生した場合、すでに湿度が高いその空間は、一層の湿度上昇を引き起こし、カビが繁殖しやすくなるでしょう。
カビが増えると、健康への影響はもちろん、建物の価値を大きく落とす危険性があります。
そのため、床下の水漏れは早期発見、早期対処が求められます。
リスク2.シロアリやダニが出てくる
床下の水漏れは、シロアリやダニの出現をもたらします。
その理由は、これらの害虫もまた、高湿度な環境を好むためです。
シロアリは特に、木材を食べる生態を持ちますから、床下の木材部分を傷つける可能性があります。
例を挙げれば、水道管からの水漏れが木製の床材に影響を及ぼした場合を考えてみましょう。
湿った木材はシロアリの格好の食事となり、最終的には家の構造自体を脅かすほどの被害を及ぼします。
つまり、床下の水漏れが引き起こす高湿度は、シロアリやダニの発生源となり、重大な被害を招く可能性があるということです。
これらの問題を未然に防ぐためにも、床下の水漏れは速やかに対応することが重要です。
リスク3.建材の腐食や錆が進む
床下の水漏れが長期にわたって放置されると、建材の腐食や錆びつきが進みます。
その主な理由は、水分と建材との化学反応により、材質が変質し、劣化するからです。
たとえば、水漏れが床下の鉄管に影響を与えた場合、その鉄管は錆びて脆くなり、さらには破裂する可能性すらあります。
つまり、水漏れは床下の建材を直接痛め、長期的なダメージをもたらす危険性があります。
早期の発見と対策が必要なのは、このためです。
リスク4.細菌による感染症にかかる危険がある
床下の水漏れを放置してしまうと、細菌の繁殖場所になりかねません。
常温に保たれた湿った環境は、細菌が急速に増えるのに最適な条件です。
特に、排水管からの水漏れの場合、汚水が床下に溜まり、有害な細菌が増えます。
たとえば、病原性大腸菌やサルモネラなどの感染症を引き起こす細菌が含まれる可能性があります。
これらは飲食物に混入すると、人間が食べてしまうことで感染症を引き起こします。
また、汚水が床下に溜まった状態で作業をすると、細菌による感染症にかかる危険もあります。
したがって、床下の水漏れはただちに対策を講じるべきです。
早急な対応により、細菌の増殖とそれによる感染症のリスクを最小限に抑えることができます。
リスク5.漏電事故が起こる可能性がある
次に、床下の水漏れが電気設備と接触すると、漏電事故の恐れがあります。
床下には電気配線が走っている場合が多く、水が電気設備と接触すると短絡や漏電が起こる可能性があります。
具体的な例としては、電気配線が床下を通っている場合、水漏れが進むと配線に水が浸み、電流が流れる場所と水が接触します。
この状況が漏電を引き起こし、最悪の場合、火災につながることもあります。
このため、床下の水漏れに気づいたら早急に専門家に連絡し、適切な処置を取ることが重要です。
リスク6.近隣トラブルに発展する場合がある
また、床下の水漏れが長期間放置されると、近隣への影響が出ることもあります。
特に、連棟の建物やアパート、マンションなどでは、隣接する部屋にも水漏れが拡大する可能性があります。
具体的なケースとして、たとえば水漏れが壁を通じて隣の部屋に影響を及ぼし、そこからカビやダニの発生、さらには建材の腐食や壁紙の剥がれなどが発生する可能性があります。
これが近隣トラブルにつながるケースもあります。
従って、水漏れを発見した際は素早く適切な対策を取ることで、これらのリスクを回避できます。
2.放置はNG!床下の水漏れの対処方法!
床下の水漏れが発生したとき、すぐに対策を実行することが大切です。
放置してしまうと、さまざまな問題が発生する可能性があります。
では具体的にどのような対処法があるのでしょうか。
それについて詳しく解説します。
- 給排水設備の不備が原因の場合
- 雨水・雨漏りが原因の場合
- 地下水の侵入が原因の場合
それぞれのケースについて、理由と対策、そして具体例を交えて解説します。
最初に給排水設備の不備による水漏れについて見ていきましょう。
ケース1.給排水設備の不備が原因の場合
給水管の破損や接続部の緩みが水漏れの一般的な原因です。
これらの問題は床下の水を適切に排出する機能を損ねます。
たとえば、キッチンやトイレ、浴室から出る水が適切に排出されず、床下に滞留してしまうことがあります。
このような状況が発生した場合、専門の業者に依頼し、修理を実施することが重要です。
給水管や排水管は専門的な知識と技術を要するため、専門家ならではの技術と経験を活かした対応が求められるためです。
具体的な例として、業者は床下を調査し、破損したパイプを特定、適切に交換・修理します。
さらに、定期的な点検・メンテナンスが必要となります。
これは、早期に問題を見つけ、予防できるからです。
たとえば、定期的に水道の栓を開閉して水漏れを確認したり、給水管や排水管の状態をチェックしたりすることが重要となります。
ケース2.雨水・雨漏りが原因の場合
次に、雨水や雨漏りが水漏れの原因となるケースを考えてみましょう。
屋根や壁の防水不良が原因で雨水が侵入し、床下に水浸しになる可能性があります。
雨漏りを発見したら、速やかに防水工事を行うことが重要です。
雨水が侵入し続けると、家の構造体を腐食させたり、カビやシロアリの発生を招いてしまったりするからです。
具体例として、専門業者に依頼して屋根や壁の防水層を修復または新しく施工し、雨水の侵入を防ぎます。
また、定期的な防水チェックが必要です。
これは、防水層が劣化してしまうと、新たに雨漏りが発生する可能性があるからです。
具体的には、雨季が来る前に屋根や壁の防水状態を確認し、必要な修理や補強を行うことが望ましいです。
ケース3.地下水の侵入が原因の場合
最後に、地下水の侵入が原因となるケースについて説明します。
地下水位の上昇や排水不良による地下水の侵入は、床下に大量の水を引き寄せる可能性があります。
地下水の侵入を確認したら、すぐに排水設備の改善を行うことが重要です。
地下水が床下に侵入し続けると、基礎や柱などの木材が腐食したり、シロアリの発生を引き起こしたりする可能性があるからです。
具体的には、専門業者に依頼し、適切な排水設備を設置または改善し、地下水の侵入を防ぐ措置を講じます。
そして、排水路の定期的なメンテナンスが必要です。
排水路が詰まってしまうと、新たに地下水が侵入する可能性があるからです。
具体的には、排水路の掃除を定期的に行い、つまりや詰まりを予防します。
これにより、地下水の適切な排水が可能となります。
3.床下の水漏れ修理にかかる費用は誰が負担するべき?
床下に水漏れが発生したとき、その原因や影響を理解し、適切に対処することが必要です。
水漏れの原因によっては、修理費用の負担者が変わることもあります。
- オーナー・管理会社
- 入居者
では、それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。
(1)オーナー・管理会社
建物自体の問題や自然災害が引き金となった水漏れは、原則としてオーナーまたは管理会社が責任を持つべきです。
その理由は、建物の維持管理が彼らの責務であるからです。
具体例としては、経年劣化により古くなった排水管が破裂した場合などが挙げられます。
このようなケースでは、早急に適切な修理を行うことで、被害を最小限に抑えるべきです。
そうすることで、水漏れがもたらす可能性のあるカビやシロアリの発生を防ぐことができます。
(2)入居者
一方、入居者自身の行為が水漏れの原因となった場合、その負担は入居者に返ってきます。
その根拠は、自身の過失による被害は自己負担が原則であるからです。
たとえば、風呂場で水を故意にあふれさせるなど、自己の不注意による水漏れが該当します。
適切な使い方を怠ることで生じた被害は、自分自身が修理費用を負担し、修復する必要があります。
これらのケースを避けるためにも、日々の生活で水周りの設備を適切に使うことが大切です。
4.床下の水漏れは放置せずにプロの手を借りて対処しよう!
床下の水漏れ問題を解決するためには、プロの力を借りるのが効率的です。
その理由は、専門家ならではの技術力や経験が問題解決に生かされるからです。
- 床下の水漏れを完全に止めてくれる
- 作業時間が短時間で済む
それでは、具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット1.床下の水漏れを完全に止めてくれる
まず最大のメリットは、プロの業者によって床下の水漏れを完全に止めることができる点です。
これは、業者が豊富な経験と専門的な知識を持っているためです。
たとえば、業者は水漏れの原因を的確に診断し、それに対する適切な修理方法を選択できます。
特に、複雑な配管の構造や高度な技術を必要とする修理では、その専門的なスキルが光ります。
そのため、プロに任せることで、初めての修理でも安心して水漏れを止めることが可能です。
メリット2.作業時間が短時間で済む
次に、プロの業者に依頼すると、自分で修理を試みるよりも作業時間が短縮されるというメリットがあります。
水漏れの修理は、素人が行うと思わぬトラブルが発生したり、予想以上に時間がかかったりすることがあるためです。
プロの業者はそのような問題を素早く解決し、効率的に作業を進めます。
たとえば、床下の狭い空間でも慣れた手つきで作業を進め、無駄なく修理を完了させます。
その結果、水漏れによる生活の不便を最小限に抑えられるでしょう。
5.床下の水漏れを放置してしまったらブルークリーンにお声がけください!
私達ブルークリーンは清掃だけでなく、床下の水漏れ修理にも対応が可能です。
経験豊富なスタッフが手際よく作業を行い、確実に水漏れの原因を見つけ出し修理します。
短時間での作業完了と確実な結果を追求し、水漏れによる家庭生活の影響を最小限に抑えることが可能です。
また、料金面でも納得いくまで交渉に応じ、高いコストパフォーマンスを実現しています。
以下に、お客様からいただいたいくつかの口コミを紹介します。
- 納得いくまで料金の交渉に応じてもらえた
- 職員の対応が丁寧で話しやすい
- 臨機応変に対応してもらえた
ぜひ、それぞれを参考にしてください。
口コミ1.納得いくまで料金の交渉に応じてもらえた
ブルークリーンのひとつ目の強みは、フレキシブルな料金設定です。
費用面での懸念を持つお客様に対して、最善の解決策を模索し、納得のいく形でのサービス提供を行います。
事前に詳細な見積もりを提供し、納得いくまで料金の交渉に応じます。
口コミ2.職員の対応が丁寧で話しやすい
2つ目の強みは、職員の丁寧な対応です。
ブルークリーンのスタッフは、水漏れの問題を抱えるお客様に対し、丁寧でわかりやすい説明を行います。
水漏れ等の問題に直面した際のお客様の不安を和らげ、安心してサービスを受けられる環境を提供します。
口コミ3.臨機応変に対応してもらえた
ブルークリーンでは、突発的な水漏れ事故にも臨機応変に対処し、最小限の損失で問題を解決します。
床下の水漏れは一見小さな問題に見えるかもしれませんが、放置すると家全体の健康を脅かす可能性があります。
それを防ぐためにも、早期の対応が大切です。
6.床下の水漏れは放置せずに早めに対処することが重要です!
水漏れの原因は水道の問題、雨漏り、地下水の侵入が考えられます。
そのため、それぞれのケースに対して、適切な対処方法を取る必要があるでしょう。
また、床下の水漏れは、建物の構造に大きな影響を及ぼし、腐食やカビ、シロアリの発生などを引き起こすため、早期の対処が必須です。
プロの業者に依頼することで、効率的かつ確実に問題を解決できます。
床下の水漏れは、一見小さな問題に思えるかもしれませんが、放置してしまうと大きなトラブルへと発展します。
水漏れの問題に直面したときは、迷わずブルークリーンにご相談ください。