【500人調査】実家のゴミ屋敷化を約3人に1人が懸念|片付けの必要性を感じても約半数が対策できず

2026.7.25

Category調査・アンケート
【500人調査】実家のゴミ屋敷化を約3人に1人が懸念|片付けの必要性を感じても約半数が対策できず

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「実家の物が年々増えている気がする」

「親が片付けに応じてくれず、このままゴミ屋敷にならないか心配」

このように、実家の片付けについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実家に物が増え続けると、生活動線が狭くなり、転倒や火災などのリスクが高まる可能性があります。また、親の高齢化によって片付けが難しくなると、生前整理や遺品整理などを子ども世代が担うことになり、時間的・経済的な負担が大きくなるケースも少なくありません。

一方で、「親にどう切り出せばよいかわからない」「まだ急がなくても大丈夫だろう」と考え、気になりながらも対応を先送りしている家庭も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ブルークリーンが親が実家に住んでいる30代以上の男女500人を対象に、「ご自身の実家に関するアンケート」を実施しました。

本記事では、調査結果をもとに、実家の物の多さやゴミ屋敷化への不安、親子間での話し合いの実態、片付けが進まない理由、今後求められる支援などについて詳しく解説します。

調査名 ご自身の実家に関するアンケート
調査期間 2026年07月13日~2026年07月14日
調査方法 Freeasyを用いたWeb調査
調査対象 親が実家に住んでいる30代以上の男女
有効回答数 500人

実家の物が多いと感じる人は52.8%|2人に1人以上が物の多さを認識

実家に物が多いと感じる人の割合を示したアンケート調査結果の円グラフ

まずは初めに実家の物の量について調査したところ、「明らかに物が多い(25.4%)」と「やや物が多い(27.4%)」を合わせると52.8%にのぼりました。

つまり、2人に1人以上が、実家の物の多さを認識していることになります。

この結果から見えてくるのは、実家の片付けは一部の家庭に限られた問題ではなく、多くの30〜50代が身近に感じている課題だという点です。

一方で、「普通だと思う」は29.6%、「あまり物は多くない」は9.2%でした。実家の状況や問題意識には、家庭ごとに差があることもうかがえます。

約3人に1人が実家の将来的なゴミ屋敷化を懸念

実家が将来的にゴミ屋敷化する可能性についてのアンケート調査結果

次に、実家が将来的にゴミ屋敷化する可能性について調査したところ、「強く感じている(11.2%)」と「やや感じている(23.6%)」を合わせて34.8%となりました。

つまり、約3人に1人が、実家の将来的なゴミ屋敷化に不安を感じていることになります。

実家の物が多いと感じている人が52.8%だった一方で、ゴミ屋敷化まで懸念している人は34.8%にとどまりました。この差から見えてくるのは、物の多さを認識しながらも、現時点では深刻な問題として捉えていない人が一定数いる可能性です。

物が増えていても日常生活に大きな支障が出ていない段階では、「まだ片付けなくても大丈夫」と判断されやすく、対応が先送りされやすいのではないでしょうか。

実家のゴミ屋敷化を懸念する理由は「親が物を捨てられない」が51.15%で最多

実家のゴミ屋敷化を懸念する理由を示したアンケート結果。「親が物を捨てられない」が51.15%で最も多く、次いで「高齢で片付けが難しくなっている」が41.95%となっている。

実家のゴミ屋敷化を懸念していると回答した174人へ、その理由を調査したところ、「親が物を捨てられない(51.15%)」が最多となりました。

次いで、「高齢で片付けが難しくなっている(41.95%)」「年々物が増えている(37.36%)」と続いています。

この結果から見えてくるのは、実家の物が増える背景には、物への思い入れや処分への抵抗感に加えて、親の体力・判断力の変化も関係している可能性があるという点です。

また、「家の収納スペースが限界に近い(19.54%)」「親が一人暮らしをしている(16.67%)」「遠方に住んでおり様子がわからない(14.94%)」といった回答も見られました。親子が離れて暮らしている場合は、室内環境の変化に気づきにくいことも背景にあると考えられます。

単に「片付けが苦手」「だらしない」と捉えるのではなく、親の身体状況や生活環境、家族との距離など、複数の事情を踏まえて対応する必要があるといえるでしょう。

約7割が実家の片付けについて親と十分に話し合えていない

実家の片付けや整理について親と話し合った経験を示したアンケート結果。59.2%が「話したことはない」と回答している。

実家の片付けや整理について、親とどの程度話し合っているかを調査したところ、「話したことはない(59.2%)」「話したいが切り出せていない(8.6%)」を合わせて67.8%となりました。

つまり、約7割が実家の片付けについて、親と十分に話し合えていないことになります。

実家の物の多さや将来的なゴミ屋敷化を気にしながらも、親子間で話題にすることの難しさが、今回の調査から明らかになったといえるでしょう。

また、片付けを提案すると、親から「自分の暮らし方を否定された」「勝手に物を捨てられるのではないか」と受け取られる可能性があり、子ども側も関係悪化を恐れて切り出しにくい可能性も否定できません。

実家の片付けは、老後や死後を連想させる話題でもあるため、親子双方が避けやすいテーマだといえるでしょう。

実際に話し合った人の約6割は、親が少なくとも一部を受け入れたと回答

実家の片付けについて親と話し合った際の反応を示したアンケート結果。「前向きに受け入れてくれた」が51.15%で最も多かった。

一方で、実家の片付けについて親と話し合ったことがある161人へ、その反応を調査したところ、「前向きに受け入れてくれた(33.54%)」と「一部だけ受け入れてくれた(25.47%)」を合わせて59.01%となりました。

約7割が十分に話し合えていない一方で、実際に話をした場合には、約6割の親が少なくとも一部の片付けを受け入れていることになります。

一方で、「あまり乗り気ではなかった(30.43%)」は約3割を占め、「強く拒否された」「口論や喧嘩になった」「話し合いが進まなかった」と回答した人も一定数存在しました。

この結果から、いきなり家全体の処分を提案するのではなく、玄関や廊下など安全面に関わる場所や、明らかな不用品など、小さな範囲から少しずつ話を進めることが重要だといえるでしょう。

約半数が実家の片付けについて何らかの対応の必要性を感じている

実家の片付けやゴミ屋敷問題に対する意識を示したアンケート結果。「あまり問題だと思っていない」が28.0%で最も多く、「いずれ対応が必要だと思っている」が24.0%、「気にはなるが後回しになっている」が18.6%となっている。

実家の片付けやゴミ屋敷問題について、対応の必要性を調査したところ、「今すぐ対応が必要だと感じている(7.2%)」「いずれ対応が必要だと思っている(24%)」「気にはなるが後回しになっている(18.6%)」を合わせて49.8%となりました。

約半数が何らかの対応意識を持っている一方で、「今すぐ対応が必要」と感じている人は7.2%にとどまり、多くの人が将来の課題として捉えていることがわかります。

実家の片付けは、日常生活に明確な支障が出ていない段階では緊急性を感じにくく、仕事や子育て、自分自身の生活が優先されやすいのではないでしょうか。

その結果、必要性を認識しながらも、「まだ大丈夫」と先送りしているうちに、親の高齢化や物量の増加によって対応が難しくなる可能性も考えられます。

対応の必要性を感じている人でも45.78%が「特に対策していない」

実家の片付けについて現在取り組んでいることを示したアンケート結果。「特に対策はしていない」が45.78%で最も多く、次いで「帰省時に少しずつ片付けている」が32.53%となっている。

実家の片付けについて何らかの対応意識を示した249人へ、実際の取り組みを調査したところ、「特に対策はしていない(45.78%)」が最多となりました。

具体的な取り組みでは、「帰省時に少しずつ片付けている(32.53%)」が最も多く、「親と定期的に片付け・処分を進めている(13.65%)」「清掃・片付け業者を探している(10.04%)」が続いています。

この結果から見えてくるのは、多くの人が計画的に片付けを進めるというより、帰省などの限られた機会を使って、できる範囲で対応しているという実態です。

また、「親が亡くなったあとの片付けについて家族で話し合っている(8.43%)」「親の資産・持ち物の把握を進めている(5.22%)」は少数にとどまっており、生前整理や将来の相続を見据えた準備まで進んでいる人は多くないといえるでしょう。

対策できない理由は「何から始めればいいかわからない」が33.33%で最多

実家の片付け対策ができていない理由を示したアンケート結果。「何から始めればいいかわからない」が33.33%で最も多く、次いで「まだ急がなくてよいと思っている」が29.82%となっている。

特に対策をしていないと回答した114人へ、その理由を調査したところ、「何からすればいいかわからない(33.33%)」が最多となりました。

次いで、「まだ急がなくてよいと思っている(29.82%)」「遠方に住んでいて片付けを手伝えない(23.68%)」が続いています。

この結果から見えてくるのは、対策が進まない背景には、意欲の不足だけではなく、進め方や距離、時間に関する実務上の課題があるという点です。

また、「親が片付けに同意してくれない(13.16%)」「費用がどのくらいかかるか不安(12.28%)」「相談できる窓口・業者がわからない(12.28%)」も一定数存在しました。

そのため、実家の片付けを進めるには、具体的な手順や費用の目安、信頼できる相談先など、行動へ移すための情報提供が重要だといえるでしょう。

実家の片付けに行政・民間サービスの支援が必要だと感じる人は51.6%

実家の片付けやゴミ屋敷化を防ぐための行政・民間サービスによる支援の必要性を示したアンケート結果。51.6%が支援は必要だと回答している。

実家の片付けやゴミ屋敷化を防ぐための支援について調査したところ、「強く必要だと思う(12.6%)」と「やや必要だと思う(39%)」を合わせて51.6%となりました。

実家の片付けは家庭内で解決すべき問題と捉えられやすい一方で、半数以上が行政や民間サービスによる支援の必要性を感じていることになります。

親子間だけでは話し合いが進まないケースや、遠方に住んでいて片付けを手伝えないケース、物量が多く家族だけでは対応できないケースでは、第三者による支援が求められているのではないでしょうか。

一方で、「あまり必要だと思わない」「必要だと思わない」の合計も48.4%存在しており、現時点では家庭内で対応できると考えている人や、問題を深刻に捉えていない人も多いことがうかがえます。

利用したい支援は「不用品回収サービス」が30.2%で最多

実家の片付けで利用したい支援サービスに関するアンケート結果。不用品回収サービスが30.2%で最も利用意向が高く、高齢者向けの定期訪問・見守りサービスが21.6%で続いている。

利用したい支援やサービスについて調査したところ、「不用品回収サービス(30.2%)」が最多となりました。

次いで、「高齢者向けの定期訪問・見守りサービス(21.6%)」「生前整理サポート(19%)」「実家の片付け相談窓口(18.2%)」が続いています。

この結果から見えてくるのは、実際の処分作業だけではなく、見守りや相談、生前整理など、問題が深刻化する前の支援にも一定の需要があるという点です。

また、「ゴミ屋敷清掃サービス(12%)」「遺品整理サービス(11.4%)」と回答した人も一定数存在しており、将来的に片付けが困難になった場合や、親の死後まで見据えたサービスへの関心もうかがえます。

一方で、「特に利用したいサービスはない(42.4%)」が最多だった点からは、外部サービスを利用するほどの緊急性を感じていない人や、利用場面・費用を具体的にイメージできていない人も多い可能性が考えられます。

実家の片付けは「親が元気なうち」に始めることが重要

実家の片付けに関するアンケート調査から見えた3つのポイントをまとめた図。親が元気なうちから話し合いを始め、対策を先送りせず、少しずつ片付けを進めることの重要性を示している。

今回の調査では、52.8%が実家の物を多いと感じ、34.8%が将来的なゴミ屋敷化を懸念していることがわかりました。一方で、67.8%が親と片付けについて十分に話し合えておらず、対応の必要性を感じている人のうち45.78%が特に対策をしていませんでした。

これらの結果から見えてくるのは、実家の片付けは問題を認識していても、親への切り出し方や進め方がわからず、先送りされやすい課題だという点です。

また、親が高齢になると、重い物を運ぶことが難しくなるだけではなく、必要な物と不要な物を判断したり、思い出の品を整理したりする負担も大きくなる可能性があります。

そのため、家全体を一度に片付けるのではなく、親が元気なうちから、生活に支障がある場所や明らかな不用品を少しずつ整理していくことが重要だといえるでしょう。

実家の片付けを進めるには「親の意思」と「安全性」の両方を尊重することが大切

実家にある物は、子どもにとっては不要に見えても、親にとっては思い出や生活の一部である可能性があります。

そのため、親の同意を得ずに物を処分したり、「このままではゴミ屋敷になる」と一方的に責めたりすると、親子関係が悪化し、かえって片付けが進まなくなる可能性があるでしょう。

一方で、玄関・廊下・階段などに物が積み上がっている場合は、転倒や避難の妨げになるリスクもあるため、親の意思だけではなく安全性も考慮する必要があります。

まずは「捨てること」を目的にするのではなく、「安全に暮らし続けるために整理する」という視点で話し合うことが重要だといえるでしょう。

【関連記事】実家の片付けは何から始める?進め方・注意点・費用まで徹底解説

親子だけで実家の片付けを抱え込まず、第三者へ相談する選択肢も

今回の調査では、対策できない理由として、「何から始めればよいかわからない」「遠方に住んでいて手伝えない」「相談できる窓口・業者がわからない」といった回答が挙がりました。

実家の片付けは、親子間で意見が対立したり、物量が多く自力では処分できなかったりするケースもあるため、家族だけですべて解決することが難しい場合もあります。

特に、親子が離れて暮らしている場合や、仕事・子育てでまとまった時間を確保できない場合は、生前整理や不用品回収、片付け業者などの第三者へ相談する方法もあるでしょう。

ただし、親の同意がないまま片付けを進めることは難しく、専門業者へ依頼する場合も、親の意向や必要な物を確認したうえで進めることが重要です。

ご自身の実家に関するアンケート調査まとめ

本記事では、親が実家に住んでいる30代以上の男女500人を対象に実施した、「ご自身の実家に関するアンケート」の結果を紹介しました。

今回の調査結果をまとめると、以下のとおりです。

  • 52.8%が、実家の物を多いと感じている
  • 約3人に1人が、実家の将来的なゴミ屋敷化を懸念している
  • ゴミ屋敷化を懸念する理由は「親が物を捨てられない」が最多
  • 約7割が、親と片付けについて十分に話し合えていない
  • 実際に話し合った人の約6割は、親が少なくとも一部を受け入れている
  • 約半数が、何らかの対応の必要性を感じている
  • 対応の必要性を感じている人でも45.78%が特に対策していない
  • 対策できない理由は「何から始めればよいかわからない」が最多
  • 51.6%が、行政・民間サービスの支援を必要だと感じている
  • 利用したい支援は「不用品回収サービス」が最多

これらの結果から、実家の片付けは、問題を認識していても先送りされやすく、進め方や相談先がわからないまま時間が経過してしまう家庭が多いことがわかります。

今後は、親が元気なうちから少しずつ話し合いを始めることに加え、行政や専門業者との連携を含めた支援体制の充実が、より重要になっていくのではないでしょうか。

実家の片付け・生前整理・ゴミ屋敷清掃ならブルークリーンへ

実家の片付けでは、長年保管されてきた家財や不用品が大量に残されており、家族だけでは仕分け・搬出・処分が難しいケースもあります。

特に、親が高齢の場合や、子どもが遠方に住んでいる場合には、片付けに必要な時間や人手を確保できず、問題が先送りされるケースも少なくありません。

ブルークリーンでは、実家の片付けをはじめ、不用品の仕分け・搬出、生前整理、遺品整理、ゴミ屋敷清掃、消臭・除菌など、現場の状況に合わせた対応が可能です。

「何から始めればよいかわからない」「遠方に住んでいて対応できない」「家族だけでは片付けきれない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にブルークリーンへご相談ください

鈴木 亮太

記事監修・解説

鈴木 亮太

Suzuki Ryota

取締役 / 環境復旧対策部 部長

現場施工4,400件超

ABEMA・日刊SPA! 出演

保有資格・専門技術(IICRC/CDC準拠)

  • 国際ライセンス:IICRC認定技術者(CCMT/OCT)

  • 専門技術:カビ除去(Goldmorr認定)/ペストコントロール技能師

  • 災害支援:災害復旧技術者(JRES認定)

  • 自治体講師:横浜市栄区「ごみ屋敷解消と再発防止支援」

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