部屋がカビ臭い!原因別の対処法や放置するリスク、業者に依頼すべきケースを解説

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部屋がカビ臭くなる原因と原因別の対処法、放置するリスク、業者に依頼すべきケースを解説する記事のアイキャッチ。

「部屋に入った瞬間、なんともいえないカビの臭いが鼻をつく」

「掃除しても換気しても臭いが消えず、原因もわからない」

このような悩みを抱えていませんか。

部屋のカビ臭さはエアコン内部やクローゼット、壁の裏側などにカビが繁殖しているサインです。

放置していると臭いが染みついてしまうほか、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こすおそれもあるため、早めの対処が欠かせません。

本記事では、部屋がカビ臭くなる原因や原因別の対処法、除去・対策を業者に依頼すべきケースなどを解説します。

今すぐできる応急処置もまとめているので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

この記事でわかること
  • 部屋がカビ臭くなる主な原因
  • 部屋がカビ臭いときの対処法
  • カビ臭い部屋を放置するリスク

部屋がカビ臭い主な原因とは?

白い壁紙クロスに繁殖したカビと思われる黒い付着物

部屋がカビ臭い場合、室内のどこかでカビが繁殖している可能性が高いといえます。

カビは、温度・湿度・栄養分の3つの条件が揃った場所で活発に増殖する微生物です。

主に以下のような環境でカビが発生し、繁殖時に生み出される老廃物から独特の異臭が放たれます。

  • 窓まわりや外壁に面した壁などが結露している
  • エアコン内部・押し入れにホコリや湿気がたまっている
  • 壁・床・家具の裏側にホコリや湿気がたまっている
  • 換気不足で空気がよどんでいる
  • カーテンや寝具にカビの臭いが染みついている

カビ臭さの原因を特定する際は、部屋の中で湿気が多く、ホコリがたまりやすい場所を重点的にチェックしてみましょう。

家具の裏側やクローゼットの奥、エアコンの吹き出し口など、普段は目が届きにくい場所を一つひとつ確認していくことが重要です。

部屋がカビ臭いときにできる応急処置

黒いグローブを装着し床面を拭き上げる様子

カビの発生源をすぐに特定できない場合でも、応急処置で室内の臭いを軽減させることは可能です。

ここでは、部屋全体のカビ臭さを和らげるために今すぐ実践できる4つの方法を紹介します。

換気と空気の循環を徹底する

カビ臭さを軽減するうえで、最も手軽かつ効果的な方法が換気です。

室内にこもった湿気やカビ臭さを外に追い出し、新鮮な空気に入れ替えることで、不快な臭いが大幅に和らぎます。

換気のポイントは、窓やドアを2ヵ所以上同時に開けて空気の通り道をつくることです。

可能であれば対角線上にある窓やドアを開放して、部屋全体に風を通すようにしましょう。

窓が1ヵ所しかない場合や風が弱い場合は、サーキュレーター・扇風機を室内から外に向けて設置すると循環効率が上がります。

換気は、1回あたり10分〜15分程度を1日2回〜3回行うのが理想的です。

ただし、換気はあくまで臭いの一時的な緩和策であり、カビそのものを除去しない限り再発は避けられません。

除湿機・エアコンの除湿機能で湿度を下げる

除湿機やエアコンの除湿機能を使って室内の湿度を下げることも、カビ臭さの応急処置として有効な手段です。

カビは、湿度60%以上の環境で発芽しやすくなる性質があります。

そのため、湿度を下げればカビの増殖が抑制され、臭いの拡大を防げるのです。

エアコンの除湿モード(ドライ運転)を1時間~2時間稼働させ、湿気がたまりやすいクローゼットや押し入れ付近に除湿機を設置してみてください。

特に、室内干しをする際は部屋の湿度が急上昇するため、除湿が欠かせません。

また、部屋の構造的に湿度が上がりやすい場合は、湿度計を設置しておくとよいでしょう。

湿度の変化を数値として把握できるので、除湿のタイミングを判断しやすくなります。

消臭アイテム(重曹・炭・スプレー)を活用する

換気や除湿と併せて、消臭アイテムを活用すれば、カビ臭さをさらに和らげることが可能です。

手軽に手に入る消臭アイテムとしては、以下のようなものが挙げられます。

消臭アイテム 効果 用途
重曹 弱アルカリ性の性質を持ち、酸性の臭い成分を中和する 小瓶や容器に重曹を入れ、通気性のある布で覆ってクローゼットや押し入れに置く
酢酸が雑菌やカビの繁殖を抑える 水200mlと大さじ1〜2杯の酢を混ぜて、カビの発生箇所に吹きかける
竹炭・備長炭 表面の微細孔が臭い成分を吸着する 靴箱やタンスなど狭いスペースに設置する
消臭スプレー 臭い成分を中和・分解したり、香りで異臭を抑えたりする カーテンやソファなどの布製品や空間全体に吹きかける

ただし、消臭アイテムはあくまで臭いを一時的に抑える手段に過ぎません。

カビそのものを取り除かない限り、臭いは再び発生することを覚えておきましょう。

アルコールや除菌剤で軽度のカビを除去する

目に見える範囲の軽度なカビであれば、消毒用アルコールを使って除去できることがあります。

アルコールにはカビのタンパク質を変性させて殺菌する働きがあり、拭き取り後の再発防止にも効果的です。

エタノール濃度70〜80%程度のアルコールをボロ布やペーパータオルに染み込ませ、カビの部分を丁寧に拭き取ってください。

カビに直接スプレーすると胞子が飛散するおそれがあるため、布に含ませてから拭くことが重要です。

水回りのカビには、塩素系のカビ取り剤が適しています。

ゴムパッキンやタイルの軽微な黒カビであれば、市販製品でも除去することが可能です。

ただし、塩素系の除菌剤は刺激臭が強く、健康被害が生じるリスクもあるので、マスク着用と換気を徹底しながら作業を進めましょう。

【原因別】部屋がカビ臭いときの対処法

カビと思われる黒い付着物が浴槽一面に広がっている様子

次に、部屋がカビ臭いときの対処法を原因別に解説します。

エアコンがカビ臭い場合

エアコンを稼働させたときにカビ臭さを感じる場合は、フィルターの清掃から取りかかりましょう。

電源プラグを抜いてフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ったあとに、裏面からシャワーで水洗いします。

落ちにくい汚れには、薄めた中性洗剤を歯ブラシにつけて、優しくこすってください。

吹き出し口に黒い点状のカビが見える場合は、中性洗剤を含ませた布で優しく拭き取ります。

なお、内部のフィンや送風ファンのカビは自力での除去が難しく、故障するおそれもあるので専門業者に分解洗浄を依頼するのがおすすめです。

クローゼット・押し入れが臭い場合

クローゼットや押し入れからカビ臭さを感じたら、収納物を一度すべて取り出して内部の状態を確認しましょう。

扉を閉め切った収納スペースは空気が滞留し、衣類や布団に含まれる水分で湿度が上がりやすくなっています。

棚板の裏や壁面にカビが繁殖し、臭いの発生源になっているケースも少なくありません。

収納物を出したら、アルコールを含ませた布で内部全体を拭き掃除し、カビと汚れを除去しましょう。

掃除後は扉を開けたまましばらく換気し、内部を十分に乾燥させることも大切です。

また、収納物を戻す際は意識的に隙間を作り、空気の通り道を確保してください。

すのこを棚板の上に敷いたり、除湿剤を設置したりすると、通気性と除湿効果がさらに高まります。

壁・床・家具裏が臭い場合

壁や床、家具の裏側がカビ臭い場合は、アルコールを含ませた布で拭き取り、除菌しましょう。

表面に付着している程度であれば、拭き掃除だけで十分に対処できます。

ただし、壁紙の裏側や下地材にまで浸透している場合は、表面を拭くだけでは根本的な解決になりません。

場合によっては、壁紙の張り替えや下地の補修が必要になるため、専門業者への相談をおすすめします。

カーテン・寝具が臭い場合

カーテンは窓に近く、結露の水分を吸い込みやすいため、カビが直接発生している可能性もあります。

洗濯表示を確認し、自宅で洗えるものは酸素系漂白剤を加えて洗濯しましょう。

40℃前後のぬるま湯で30分ほどつけ置きしてから洗うと、繊維の奥の臭い成分が落ちやすくなります。

布団や枕は天日干しして、紫外線による除菌・消臭を行うのが基本です。

2時間をめどに、裏表を返しながら干してください。

天日干しが難しければ、布団乾燥機を使うのもおすすめです。

ただし、デリケートな素材の製品は取り扱いが難しいので、一度クリーニング店に相談してみましょう。

浴室・水回りから臭う場合

浴室やキッチン、洗面所などの水回りは常に湿度が高く、家の中でも特にカビが発生しやすい場所です。

水回りのカビは根が深く張りやすいため、塩素系のカビ取り剤で除去するのがおすすめです。

カビ取り剤を塗布して10〜15分放置し、水で洗い流しましょう。

頑固なカビにはジェルタイプの薬剤をつけてラップで覆い、浸透時間を少し長めにとると効果が現れやすくなります。

キッチンのシンク下や排水口まわりも臭いの原因になりやすいため、定期的な清掃と除菌を欠かさないようにしてください。

カビ臭い部屋を放置するリスク

内壁部分に付着したカビと思われる黒い付着物

ここでは、カビ臭い部屋を放置することで生じる2つのリスクについて解説します。

アレルギーや体調不良の原因になる

カビ臭い部屋で長時間過ごしていると、空気中のカビを日常的に吸い込むことになるので、アレルギー反応や体調不良を引き起こしやすくなります

慢性的にくしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状に悩まされている場合は、カビが原因になっているかもしれません。

特にアレルギー体質の方や喘息の方は、症状が重くなりやすいので注意が必要です。

さらに深刻なケースでは、カビの一種であるトリコスポロンが夏型過敏性肺炎を誘発する事例も報告されています。

夏型過敏性肺炎は、高温多湿の環境に生息するカビを繰り返し吸い込むことで肺の奥にアレルギー反応が起こり、発熱や息切れ、乾いた咳を引き起こすものです。

カビ臭い部屋で生活している方は、気づかないうちに疾患リスクが高まっている可能性があります。

カビがもたらす健康への影響については、以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。

【関連記事】カビ臭い部屋で寝るとどうなる?健康への影響と対策

カビが広がり被害が悪化する

カビ臭い部屋を放置していると、カビの繁殖範囲が拡大し、被害が悪化する点にも注意が必要です。

カビは空気中に胞子を放出するため、発生源にとどまらず、部屋中に拡散していきます。

場合によっては、隣室にもカビが発生したり、壁紙の裏側や下地材の奥深くにまでカビの菌糸が広がったりすることもあるでしょう。

その結果、健康被害のリスクが高まるだけでなく、壁紙の全面張り替えや下地材の交換などの修繕コストも発生してしまいます。

被害を最小限に抑えるためにも、カビ臭さに気づいた段階で速やかに原因を突き止め、適切な処理を行うことが重要です。

部屋がカビ臭い場合は業者への依頼も検討しよう

石膏ボードに付着したカビと思われる黒い付着物

自力でカビを除去できる範囲には限界があり、状況によっては専門業者の力を借りた方がよいケースもあります。

ここでは、業者に依頼すべきケース・依頼するメリットについて詳しくみていきましょう。

カビの除去・対策を業者に依頼すべきケース

以下のようなケースに該当する場合は、無理に自力で対処しようとせず、専門業者への依頼を検討しましょう。

  • 掃除してもカビ臭さが何度も再発する
  • カビの発生源がどこにあるのか特定できない
  • 壁紙の裏側や床下など、自力では対処できない場所にカビが広がっている
  • カビの汚染範囲が広く、部屋の複数箇所に及んでいる
  • エアコン内部の奥深くにカビが発生しており、フィルター清掃では臭いが取れない
  • アレルギー症状や咳など、カビが原因と思われる体調不良がすでに出ている

カビ臭さが長期間続いている場合は、原因が特定できていない段階であっても、専門業者に現地調査を依頼しましょう。

カビの除去・対策を業者に依頼するメリット

専門業者に依頼する最大のメリットは、市販品では対処できないカビのトラブルを解決できる点です。

業者は部屋の構造まで丁寧に調査したうえで、カビの発生原因を正確に特定します。

そして、業務用の薬剤・機材を使い、目に見えない場所に潜むカビも含めて処理するため、異臭を根本から断ち切ることが可能です。

また、防カビコーティングなどの予防施工も行ってもらえるので、長期的に再発を防ぐことができます。

業者に依頼すると費用はかかってしまいますが、自分で繰り返し掃除する時間と労力、健康面への影響を考慮すれば、コストパフォーマンスに優れた選択といえるでしょう。

部屋のカビ臭でお困りならブルークリーンへご相談を

PDA培地に培養されたAspergillus nigerの一週間培養の写真

部屋のカビ臭さにお悩みの方は、ぜひブルークリーンへご相談ください。

ブルークリーンは、4,400件以上の清掃実績を有する特殊清掃の専門業者です。

カビの除去・消臭作業はもちろん、防カビ処理や原状回復まで一括で対応できる体制を整えています。

国際的な特殊清掃資格「IICRC認定」の有資格者をはじめ、清掃に関する専門知識を持つスタッフが多数在籍している点もブルークリーンの強みです。

業務用のオゾン脱臭機や専用薬剤を用い、カビの臭い成分を分子レベルで分解するため、市販品では対処しきれない頑固な臭いにも確実にアプローチできます。

「どこにカビが発生しているのかわからない」「業者に依頼するべきか悩んでいる」といった段階でも構いません。

経験豊富なスタッフが現場の状況を踏まえ、丁寧にヒアリングしたうえで、最適な施工プランを提案いたします。

ブルークリーンは相談・出張見積もりに無料で対応しており、最短で当日中の施工も可能です。

24時間365日、問い合わせを受け付けているので、カビのトラブルでお困りの際はお気軽にご連絡ください。

部屋のカビ臭さを予防するポイント

カビを除去したあとも、予防策を講じなければ同じ問題が繰り返されてしまいます。

ここでは、日常生活の中で実践できるカビ臭さの予防ポイントをまとめているので参考にしてください。

予防策 ポイント
こまめな換気 1日2回〜3回、10分〜15分を目安に窓やドアを開放する。対角線上に空気の通り道を作ると換気効率が上がる。
湿度管理の徹底 除湿機やエアコンの除湿機能を活用して、室内湿度を60%以下に保つ。
結露の防止 結露防止シートを窓に貼る。発生した結露はこまめに拭き取る。
エアコンの定期清掃 フィルターは2週間に1回を目安に掃除する。使用後は30分程度の送風運転で内部を乾燥させる。
収納の工夫 クローゼットや押し入れに物を詰め込みすぎない。すのこや除湿剤を活用して通気性を確保する。
布製品の洗濯・乾燥 カーテン・寝具・カバー類はこまめに洗濯する。収納前に完全に乾燥させる。
家具の配置 壁との間に5cm〜10cmのスペースを空けて空気の流れを確保する。
水回りの乾燥 入浴後は壁・床の水滴を拭き取り、換気扇を数時間回す。浴槽のお湯は早めに排水する。
定期的な掃除 ホコリはカビの栄養源になるため、できれば週に数回掃除機をかけ、拭き掃除を行う。

カビの予防で最も重要なのは、「湿度を上げない」「空気をよどませない」「ホコリをためない」の3点です。

どれも日常生活のちょっとした工夫で実践できるものばかりなので、今日からできることを一つずつ取り入れていきましょう。

特に一度カビが発生した場所は再発しやすい傾向にあるため、こまめにチェックしておくと安心です。

まとめ

部屋がカビ臭い場合は、換気・除湿やアルコール除菌などによって一時的に臭いを抑えることができます。

しかし、臭いの元であるカビを除去しない限り根本的な解決にはなりません。

エアコン内部やクローゼット、水回りなど湿気がたまりやすく、空気が滞留する場所を重点的にチェックし、発生源を突き止めることが解決への第一歩です。

カビ臭い部屋を放置すると、汚染範囲はどんどん拡大し、健康被害を引き起こすリスクもあります。

自力での対処が難しいと感じた場合は、無理をせず専門業者に依頼しましょう。

ブルークリーンであれば、スタッフがカビの除去・消臭から予防まで一貫して対応することができます。

相談・出張見積もりは無料、問い合わせには24時間365日対応しているので、部屋のカビ臭さにお悩みの方はお気軽にご連絡ください。

記事監修・解説

鈴木 亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社 取締役 / 環境復旧対策部部長

🏆 現場施工4,400件超 / ABEMA・日刊SPA! 出演

▼ 保有資格・専門技術(IICRC/CDC準拠)

  • 国際ライセンス:IICRC認定技術者(CCMT/OCT)
  • 専門技術:カビ除去(Goldmorr認定)/ ペストコントロール技能師
  • 災害支援:災害復旧技術者(JRES認定)
  • 自治体講師:横浜市栄区「ごみ屋敷解消と再発防止支援」

▼ メディア出演・活動実績