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Case Study ケーススタディ

玄関で発覚した孤独死、コンクリートに染み付いた体液の特殊清掃を解説

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孤独死が起きた部屋の多くではその住人が亡くなる寸前、玄関に向かって助けを求めたであろう痕跡が残っているのをご存知でしょうか。

そのため玄関の隙間から体液が漏出していることもあり、それがきっかけで孤独死が発覚するケースも少なくありません。

では、孤独死の痕跡が玄関付近に残った場合にどのような問題が起こりどのような特殊清掃が必要になるのでしょうか?

実際に東京都墨田区で行った特殊清掃の現場を参考に施工内容や問題点などを解説します。

1.今回の特殊清掃のご依頼背景は?

今回私たちにお問合せいただいたお客様は孤独死が発覚した物件のオーナー様でした。お客様はご自身で物件の定期清掃を行っており、いつものように月に一度の清掃をしていたところ、該当の部屋の扉から黒い液体が漏れていることに気づき、強烈な悪臭がしたことから警察に通報して孤独死が発覚したそうです。

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通報を受けて駆けつけた警察官が中を確認したところ、玄関先で亡くなっている部屋の住人を発見しました。

外部から見えている体液や腐敗臭による影響が物件に住んでいる他の住人や近隣に影響を与えないかと危惧したお客様は急ぎの作業を希望されていましたが、亡くなった住人の親族や緊急連絡先の方が音信不通だったため、特殊清掃費用を一旦建て替える形になったようです。

2.特殊清掃箇所の状態は?現場の状況について

玄関から漏れた体液は外気に長時間触れたせいか、黒く乾燥しておりハエが群がっていました。

そして玄関全体に広がっていた影響で、玄関のコンクリートに深く浸透しており簡単に除去することが困難となっているのが発覚しました。

室内の物量は少なかったですが、室内の残置物には腐敗臭が染み込んでしまった為、全体的な脱臭作業が必要でした。

3.特殊清掃と片付けの具体的な施工内容は?

調査の結果をお客様に報告したところ「いつも頼んでいる工務店が入れるぐらいまで回復してほしい」とご要望がありましたので、施工内容や工務店様がどこまでの状態で入っていただけるようになるのかを確認したうえで御見積書を作成し、その日のうちに提出致しました。

ご提案した内容は次の通りです。

【特殊清掃】

・玄関の付近の体液除去

・コンクリートの染み抜き

・パッキング塗装

・消毒

・脱臭

・クロス剥がし

【片付け】

・貴重品の捜索

・残置物の撤去

お客様から特殊清掃作業を実施したいとご連絡をいただいた為、すぐに作業の段取りを組むことになりました。

今回の作業で最も課題となるのは「コンクリートの染み抜き」でした。コンクリートの表面には微細な気泡があるため、体液が深部まで染み込みやすく、除去することが困難と言われています。

そのためはじめに特殊な薬品を用いて体液を表面上に浮かせ、限界まで拭き取り終えてからパッキング塗装を施工する流れになりました。

作業は予定通り3日で終えることができ、無事に物件を引き渡すことができました。

関連:[築30年以上の一軒家で発生した孤独死の特殊清掃と作業内容を解説]

4.まとめ

玄関で孤独死が発生した場合は、コンクリートの汚染状態に注意しなければいけません。

正しい施工方法を実施しなければ臭いが再発する恐れがあるため、ご依頼の前に見積書の内容をよく確認して安心して頼める特殊清掃業者へ相談しましょう。

もちろん私たちブルークリーンはコンクリートの特殊清掃に対応しているので、お気軽にお問い合わせください。

関連:[孤独死清掃の現場とは?清掃の流れや業者を選ぶポイントまで]

before
after
間取り 1K
作業時間 3名
作業人数 3日
作業費用 350,000円