老人ホームの遺品整理の流れと注意点!大量のゴミがないなど自宅との違いも紹介

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老人ホームの遺品整理の流れと注意点!大量のゴミがないなど自宅との違いも紹介

老人ホームに入居している親族が亡くなり、老人ホームの部屋の片付けや遺品整理をしなければいけない状況に困っている人も多いのではないでしょうか。

老人ホームで遺品整理をするときは、自分でおこなう方法と業者に依頼する方法の2つがあります。

この記事では、老人ホームで遺品整理をするときの流れや方法、注意点などを解説するので参考にしてください

老人ホームでの遺品整理の流れや方法、注意点などを把握することで、スムーズかつ確実に老人ホームから退去できるようになりますよ。

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遺品整理を依頼する業者によっては、遺品を買い取ってくれます。

しかし、その中で価値あるものを見つけ、適正な価格で買い取ってくれる業者を見つけるのは難しいことでしょう。

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1.必見!老人ホームで遺品整理をするときの手順

1.必見!老人ホームで遺品整理をするときの手順

 

老人ホームで遺品整理をする場合は、自宅での遺品整理とやるべきことは変わりません。

しかし、老人ホームに入居しているがゆえに生じる問題もあるので注意が必要です。

たとえば、貴重品の管理が自宅の場合と違うケースがあり、いざとなってもすぐに揃えられないこともあります

そのような事態にならないためにも、老人ホームでの遺品整理の手順をしっかりと把握しておきましょう。

手順1.相続に関わる書類や遺品を整理する

老人ホームで遺品整理を始めるときは、相続に関わる書類や遺品の整理からおこないましょう。

相続をする場合は、被相続人が亡くなった日の翌日から10ヶ月目の日までに相続税の申告をする必要があるからです

相続に関わる書類や遺品は、以下のようなものが挙げられます。

  • 銀行通帳
  • 株式などの有価証券
  • 生命保険関係の書類
  • 不動産の登記情報

被相続人が上記のような預貯金や株式、不動産などを多く所有している場合は、老人ホームに入居するときに自宅から通帳や書類などを持ち出している可能性が高いと思われます。

そのため、入居時に貴重品の保管場所を確認しておくことで、遺品整理をスムーズに進めることが可能です。

逆に、貴重品を老人ホームに持ち込まず、銀行の貸金庫に保管するケースもあります

そのような場合は、金庫を管理する銀行に本人が亡くなった旨を伝え、金庫の中身を回収する必要があるので覚えておきましょう。

(参考:相続税のあらまし|国税庁

手順2.形見分けをする

次に、形見分けをしていきましょう。

形見分けとは、その名の通り形見を家族や親族で分けることです。

形見分けに特段ルールはなく、家族や親族、生前親しかった友人など誰でも参加できます。

しかし、形見分けをする際は、金銭的トラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

たとえば、時計や指輪、価値の高いコレクションなどを形見分けするときは、その金銭的価値の高さから金銭目的で形見分けに参加する人が現れます

もし形見分けでトラブルが起こりそうなときは、遺品をすべて現金化してしまい、相続人だけで分配することでトラブルを回避しやすくなりますよ。

遺品整理を始める段階で価値の高い遺品が見つかった場合は、親族間のみで話し合っておくとよいでしょう。

手順3.不用品を処分する

最後は、残った不用品を処分していきましょう。

相続に関する書類や遺品を整理し、形見分けをおこなったのちに残ったものは、ほとんどが不用品に該当します。

不用品の処分方法については、次項の老人ホームの遺品を片付ける方法で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

2.老人ホームの遺品を片付ける方法

2.老人ホームの遺品を片付ける方法

 

老人ホームで遺品整理をするときは、不用品の処分に困ってしまいますよね。

不用品の処分方法は、遺品の量やサイズ、種類によって異なるので気をつけなければいけません。

もし、不用品の処分に時間をかけれないのであれば、自治体や不用品回収業者に依頼する方法も検討してみましょう

ここからは、老人ホームで出た遺品を片付ける方法を紹介していきます。

正しい処分方法でスムーズに不用品の片付けをおこないましょう。

方法1.自宅に持ち帰る

1つ目は、自宅に持ち帰る方法です。

故人の残した遺品は不用品になることも多いですが、家族にとっては大切な思い出の品になります。

そのため、自宅に持ち帰って保管することを選ぶ人も多いです。

自宅に持ち帰れば一般廃棄物として処分できるので、精神的に落ち着いてからゆっくり処分したい人におすすめの方法になります。

方法2.業者に買取りしてもらう

遺品を業者に買取りしてもらうことで、不用品を処分することもできます。

ただし、遺品を買取りに出す場合は、家族や親族の同意が必要です。

家族や親族に同意を得ずに買取りに出した結果、思わぬ高額買取りとなってトラブルの原因となる可能性があります。

皆で話し合い、納得したうえで買い取り業者に見積もりを依頼してみましょう。

方法3.自治体にゴミ回収を依頼する

遺品の量が多い、もしくは重たい家具や家電があるときは、自治体にゴミとして回収を依頼できます。

ゴミ回収のルールは自治体によってそれぞれ違うので、事前にゴミの種類や量について相談してみましょう

方法4.不用品回収業者に依頼する

「できる限り早く不用品を処分したい」という場合は、不用品回収業者に処分を依頼する方法があります。

不用品回収業者に処分を依頼するメリットは、分別から運搬、処分まですべて業者がおこなってくれるうえに、スピーディーに不用品を処分できることです。

最短即日で対応してくれる業者もあるため、老人ホームから1日でも早く退去したい人におすすめの方法となります。

老人ホームの片付けに時間を割けなかったり、体力的に厳しかったりする人は、不用品回収業者の利用を検討してみましょう。

3.老人ホームと自宅の遺品整理の違い

3.老人ホームと自宅の遺品整理の違い

 

老人ホームと自宅での遺品整理の手順に大きな違いはありません。

しかし、老人ホームでの遺品整理は、ほかの入居者に配慮しなければいけないという点に違いがあります

老人ホームと自宅の遺品整理の違いを理解していないと、老人ホーム側とのトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。

それでは、老人ホームと自宅の遺品整理の違いについて詳しくみていきましょう。

違い1.遺品が少なく短時間で終わることがある

自宅での遺品整理に比べ、老人ホームの遺品整理は短時間で作業が終わることが多いです。

老人ホームに入居する場合は、必要以上に荷物を持ち込めません。

部屋の広さや入居年月によって荷物の量が増えるかもしれませんが、自宅に比べると圧倒的に荷物は少ないでしょう

そのため、遺品整理を業者に依頼する場合でも、費用を抑えられるというメリットがあります。

また、以下の記事では遺品整理の費用について詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。

遺品整理の費用相場は?安くする方法と業者に依頼するメリット

違い2.ゴミ屋敷や孤独死による問題が発生しない

老人ホームでは、孤独死が発生しないのも自宅との違いの1つです。

老人ホームはスタッフが常駐しているので、入居者が知らない間に亡くなり放置されることはありません

また、ごみ屋敷のように部屋が散らかっていたり、汚れていたりすることもないでしょう。

違い3.他の入居者に配慮する必要がある

老人ホームで遺品整理をするときは、ほかの入居者へ配慮しつつ作業を進めなければいけません。

老人ホームの入居者は、高齢であるがゆえに感染症のリスクが高い傾向にあります

そのため、老人ホームに出入りする場合は、除菌スプレーの徹底やマスクの着用、検温などをおこなって最新の注意を払う必要があるでしょう。

感染症対策は老人ホームによって違うので、自分で老人ホームの遺品整理をおこなうときはあらかじめ施設に確認することをおすすめします。

4.自分で老人ホームの遺品整理をおこなうときのポイント

4.自分で老人ホームの遺品整理をおこなうときのポイント

 

老人ホームの遺品整理は、自分や家族、または親族でおこなうことがほとんどです。

それゆえに、遺品整理の知識や経験がないまま遺品整理を進めてしまい、親族間の相続問題に発展したり、予想以上に時間が取られたりすることもあるでしょう

そのようなトラブルを招かないためには、事前に自分で遺品整理をするときのポイントを知っておく必要があります。

確実に遺品整理のポイントを押さえ、スムーズに作業を進めましょう。

ポイント1.スピード重視で早めの退去を意識する

老人ホームで遺品整理おこなう場合は、スピードを意識して作業を進める必要があります。

なぜなら、老人ホームの利用料金は1日単位で計算されることがほとんどのため、遺品整理に時間をかけてしまうと余計に費用を支払わなければいけなくなるからです。

また、費用を支払っているから問題ないと認識してしまいがちですが、老人ホームへ入居を希望している高齢者は多く、入居待ち状態になっていることも考えられます。

老人ホームからの退去日は、施設側と話し合いのもと決定し、できるだけ早く明け渡すことを心がけましょう。

ポイント2.時間が割けないなら業者に依頼する

遺品整理の時間を確保できない場合は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。

仕事や家庭のことで忙しく、なかなか遺品整理の作業を進められないことも多いでしょう。

遺品整理を業者に依頼すれば、遺品の分別から運搬、処分までを引き受けてくれるので、スピーディかつ確実に遺品整理を進められます

遺品整理が進まないと、老人ホームからの退去が遅れる原因にもなるので、業者に依頼することを選択肢の1つに入れておきましょう。

ポイント3.生前整理であらかじめ準備しておく

老人ホームでの遺品整理をスムーズに進めるために、生前整理をおこなっておくことも重要なポイントになります。

財産や遺品が多いほど、家族や親族の相続問題に発展する可能性は高くなるので、生前に話し合っておくと安心です。

自分が亡くなったあとに、家族や親族が金銭的な問題で争うことを望む人はいません。

生前整理をしっかりとおこない、円満に遺品整理を進められるよう備えておきましょう。

5.老人ホームの遺品整理を業者に依頼するメリット

5.老人ホームの遺品整理を業者に依頼するメリット

 

自分で遺品整理をするのが困難な場合は、遺品整理を業者に依頼するとよいでしょう。

理由は、老人ホームでの遺品整理を業者に依頼すると、短時間で作業を終わらせてくれたり、遺品の選別を的確におこなってくれたりなど、数々のメリットがあるからです。

ここでは、遺品整理を業者に依頼するメリットについて詳しく紹介していきます。

メリット1.相続に関する相談ができて安心する

遺品整理を専門とした業者は、相続に関する相談にも乗ることができるため、安心して遺品整理を進められます。

遺品整理をする際は、必ず相続について考えなければいけません。

しかし、相続問題は複雑なので、自分ひとりで対応するのは難しいです。

もし、自分ひとりで対応してしまうと、知識不足により相続したくないマイナスの資産まで相続してしまうリスクがあります。

一方、遺品整理業者と相談しながら問題に取り組めば、自分にとって不利益な相続を避けることができ、安心して遺品整理を進めることができますよ。

遺品整理と相続問題でお悩みの場合は、業者に相談することを検討してみましょう。

メリット2.時間を節約できて早く日常に戻れる

少しでも時間を節約し、遺品整理を早く終わらせたいなら業者に依頼するのがおすすめです。

遺品整理を自分でおこなう場合は、予想以上に時間がかかってしまいます。

故人が亡くなったあとは供養や法要、相続手続きなどで親族は忙しくなり、遺品整理に割けられる時間が思うように取れなくなることも多いです。

一方、業者に遺品整理を依頼すれば、そのような状態を避けられ、早く日常を取り戻せます。

メリット3.重労働をせずに済み体力的負担を減らせる

遺品整理を業者に依頼すれば重労働をすべて任せられるので、体力的な負担がかかりません。

老人ホームから遺品を運び出すとなると、場合によっては重労働になります。

たとえば、大型の施設や3階以上の部屋から重たい家財道具を運び出すのは思いのほか大変です。

しかし、遺品整理を業者に依頼すれば、体力的な負担を減らすことが可能です。

メリット4.遺品の仕分けをせずに済み精神的負担を減らせる

業者を間に挟むことで、精神的な負担を和らげられ、楽に遺品整理を進められます。

故人が亡くなったあとに遺品の仕分けをしていると、故人との思い出に浸ってしまい悲しい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

そういった問題を解決できるのも遺品整理業者の強みです。

遺品整理業者は、なにを残してなにを処分するのかをこれまでの経験をもとに判断してくれます

もちろん遺族に確認を取らず、遺品を勝手に処分することはありません。

メリット5.遺品の買取りをしてもらい金銭的な負担を減らせる

遺品の買取りサービスに対応している業者もあり、遺品のなかで処分する予定のものを買い取ってもらい、現金化することが可能です。

買取りで得たお金は、業者にかかる費用にまわすことで金銭的な負担を減らせます。

また、金額がつかないような遺品の処分を請け負ってくれることもあるので、業者に確認してみましょう。

6.業者に老人ホームの遺品整理を依頼するときの注意点

6.業者に老人ホームの遺品整理を依頼するときの注意点

 

遺品整理を業者に依頼するメリットも多いですが、注意しなければいけないこともあります。

注意点を把握せずに業者と契約してしまうと、見積もり以上の金額を請求されたり、対応が遅くなり老人ホームからの退去が遅れてしまったりする可能性があるので注意しましょう

それでは、遺品整理を業者に依頼するときの注意点について詳しく紹介していきます。

注意点1.即日対応可能な業者を選ぶ

遺品整理を業者に依頼するときは、即日対応が可能な業者であるか確認してください。

老人ホームに入居している家族が亡くなった場合は、早急に退去しなければいけないケースが多くあります。

たとえば、次の入居者がいて部屋のクリーニングの予定があると、早めの退去を迫られます。

また、利用料金が1日ごとにかかってしまい、余計な出費がかかってしまうこともあるでしょう

即日対応できる業者ならば、老人ホームの利用料金の出費を最小限に抑えられます。

注意点2.事前に無料見積もりできる業者を選ぶ

遺品整理を業者に依頼するときは、事前に無料見積もりを取れるか確認しましょう。

遺品整理を専門としている業者のほとんどは、無料で見積もりを取れますが、なかには見積もりを有料化している業者もいます。

見積もりを有料にしている業者は悪徳業者である可能性が高く、見積もり時の金額に追加料金を乗せて請求されたり、遺品を無断で処分されたりなどの被害事例があります。

そのため、業者を選ぶときは、現場を視察してからの見積もり作成と追加料金の有無について確認しておくことが大切です。

悪徳業者に騙されないための注意点は、下記の記事で詳しくまとめています。

優良な遺品整理業者の選び方を知りたい人はぜひ参考にしてください。

遺品整理業者の選び方!悪徳業者に騙されないための注意点

注意点3.相見積もりで相場を把握したうえで選ぶ

遺品整理業者を選ぶ際には、相見積もりをとることも大切です。

遺品整理を業者に依頼することは、人生において何度も経験することではありません。

そのため、遺品整理の相場を把握している人は少なく、気づかぬうちに高額な請求をされていることも多くあります。

したがって、遺品整理を業者に依頼するときは、必ず2~3社程度から相見積もりを取り、遺品整理の相場を把握することが重要です。

相場を把握できれば、極端に料金が高い悪徳業者を見つけられるメリットもあるので、積極的に相見積もりを取っていきましょう。

7.老人ホームでの遺品整理でお困りなら心つむぐ遺品整理にお任せください

7.老人ホームでの遺品整理でお困りならブルークリーンにお任せください

老人ホームの遺品整理で悩んでいるなら、心つむぐ遺品整理にご相談ください。

心つむぐ遺品整理は、遺品整理や特殊清掃、ゴミ屋敷の掃除をおこなう清掃業者で、これまで2,000件以上の作業実績を誇ります。

経験豊富なスタッフが多数在籍し、老人ホームでの遺品整理も迅速かつ丁寧におこない、スムーズに老人ホームから退去するためのお手伝いができるのです。

お見積りや相談は無料で、LINEでの相談も受け付けています。

さらに、最短即日での対応も可能です

老人ホームでの遺品整理でお困りなら、ぜひ私たちにお任せください。

まとめ

老人ホームで遺品整理をするときは、自分や家族でおこなう方法と遺品整理業者に依頼する方法の2つがあります。

自分で遺品整理をするほうが費用を抑えられますが、相続の手続きや葬儀の準備に追われたり、故人が亡くなったことによる精神的苦痛で遺品整理の時間を作れなかったりするでしょう。

スムーズに遺品整理を終わらせたい場合や精神的に病んで遺品整理をできない場合は、遺品整理を業者に依頼するのがおすすめです。

業者に遺品整理を依頼すると、短時間で確実に遺品整理を進められ、スムーズに老人ホームから退去できますよ。

監修者 鈴木亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社

カスタマーサービス部所属

▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる

▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
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