残置物の撤去費用はいくら?業者の選び方や安く撤去する方法を紹介

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残地物の撤去は、何から手を付けたらいいかわからなくて、どこから始めたらいいのか迷ってしまいますよね。

また、撤去するためには、業者に依頼する必要がありますが、費用が高くて躊躇してしまうこともあるでしょう。

残置物の撤去費用は、一般的に1立方メートルあたり3,000円から5,000円程度、戸建住宅の場合は15万円から30万円程度が相場とされています。

ただ、業者に依頼するかどうかで大きく変わりますし、少しでも安く手軽に済ませたいと考えるはずです。

そこでこの記事では、残置物の撤去費用や高くなる理由、安く済ませる方法を詳しく紹介します。

より安く、安全に、そしてスムーズに残置物の撤去を行うために、ぜひこの記事を参考にしてください。

監修者 鈴木亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社

カスタマーサービス部所属

▶経歴
・公益社団法人日本ペストコントロール協会ペストコントロール技能師
・3,000件以上の孤独死案件に携わる

▶メディア出演
・「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】」ABEMA
・「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」BSスカパー
日刊SPA!
bizSPA!フレッシュ
・「Channel恐怖」Aamzon prime video

残置物の撤去費用はいくら?業者に頼む場合の相場とは

残置物の撤去費用はいくら?業者に頼む場合の相場とは

残置物の撤去費用は、業者に依頼するかどうかで大きく変わります。

業者に依頼する場合、一般的に1立方メートルあたり3,000円から5,000円程度で、戸建住宅の場合は15万円から30万円程度が相場です。

残置物の撤去には、下記が必要となり、それらには人件費や車両費などの費用がかかるからです。

  • 分別
  • 搬出
  • 運搬
  • 処分

たとえば、家具や家電などの粗大ごみは、一般的なごみとは別に処分する必要があります。

また、薬品やバッテリーなどの特別管理産業廃棄物は、専門の業者に依頼しなければなりません。

これらの場合は、撤去費用が高くなることがあります。

残置物の撤去費用が高くなりがちな理由はなぜ?

残置物の撤去費用が高くなりがちな理由はなぜ?

残置物の撤去費用が高くなりがちな理由は、下記の3つです。

  • 荷物が散乱しているから
  • 搬出の導線が確保しづらいから
  • 廃棄処分料がかかる物が多いから

これらの理由を知らないままでいると、残置物の撤去にかかる時間や費用を見積もりにくくなり、予算やスケジュールの管理に困難が生じることがあります。

それぞれの理由について詳しく説明します。

理由1.荷物が散乱していること

残置物の撤去において、荷物が散乱していることは作業効率を低下させる要因です。

荷物を分別や梱包する前に、まず整理する必要があるからです。

たとえば、部屋の所有者が突然行方不明になったり、急に亡くなったりした場合、部屋の中にある物は、使用していた当時のままに放置されることがあります。

この場合、業者は作業員の数を増やしたり、1日の作業時間を延長したりする必要があります。

また、荷物が多すぎる場合は一度に運び出せず、何度も往復する必要があります。

これらのことは、残置物の撤去費用を高くする原因となります。

理由2.搬出の導線が確保しづらいこと

残置物の撤去において、搬出の導線が確保しづらいことも作業効率を低下させる要因です。

というのも、搬出に際して障害物や制約がある場合は追加で費用がかかることがあるからです。

たとえば、建物にエレベーターがない場合は階段を使って荷物を運ばなければなりません。

また、荷物を窓から搬出する必要がある場合はクレーンやロープを使って作業する必要があります。

さらに、家の前にトラックが停められない場合は近くの駐車場や道路にトラックを停めて荷物を運ぶ必要があります。

これらのことは、残置物の撤去費用を高くする原因となります。

理由3.廃棄処分料がかかる物が多いこと

残置物の撤去において、廃棄処分料がかかる物が多いことも作業効率を低下させる要因です。

廃棄処分料は重量や種類によって異なり、事前に見積もりにくいからです。

たとえば、残置物の中に、リサイクル家電が含まれている場合は追加でリサイクル費が必要になります。

テレビ、エアコン、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)の4つは、家電リサイクル法の対象製品です。

そのため、下記のリサイクル料を支払う必要があります。

テレビ 1,320~2,970円
エアコン 990円
冷蔵庫(冷凍庫) 3,740~4,730円
洗濯機(乾燥機) 2,530円

また、残置物の中に、有害物質を含む物や特殊な処理が必要な物がある場合も追加で費用がかかります。

たとえば、蛍光灯や水銀温度計などの水銀廃棄物や、ガスボンベや消火器などの高圧ガス容器です。

これらのことは、残置物の撤去費用を高くする原因となります。

残置物の撤去費用をできるだけ安く済ませる方法とは

残置物の撤去費用をできるだけ安く済ませる方法とは

残置物の撤去費用をできるだけ安く済ませる方法は、以下の2つが挙げられます。

  • 可能な限り自分で残置物を処分する
  • 複数の業者から見積もりを取る

方法を知らないままでいると、余計にお金がかかったり、不当に高い料金を請求されたりすることがあるため、それぞれチェックしておきましょう。

方法1.可能な限り自分で残置物を処分する

まず、可能な限り自分で残置物を処分します。

この方法は、残置物が粗大ごみで出せるような家具・家電の場合に有効です

業者に依頼せずに自分で処分をしたほうが安い場合があるからです。

また、業者の作業量を減らすことで、撤去費用を安くできます。

たとえば、テレビや冷蔵庫などの家電は、市町村の粗大ごみ回収サービスやリサイクルショップに持ち込めます。

また、ベッドやソファなどの家具は、バラして小さくすることで、粗大ごみとして片付けられるでしょう。

方法2.複数の業者から見積もりを取る

自分で処分が難しい場合には、複数の業者から見積もりを取って依頼先を選定します。

この方法は、残置物が粗大ごみで出せないようなものや量が多い場合に有効です

複数の残置物撤去業者への見積もりを依頼することで、相場通りの価格で作業をしてくれる業者が見つけられます。

というのも、一社のみの見積もりだと高いか安いか判断できず、不当に高い料金を請求される恐れがあるからです。

たとえば、同じ条件であっても、業者によっては2倍以上の差が出ることもあります。

また、見積もり料金の内容には注意が必要で、追加料金が発生しないか、こちらの要望をどれだけ満たせているかを必ず確認することが大切です。

残置物の撤去を業者に依頼するのは良いの?と思う人も多いかもしれません。

業者に依頼すれば撤去だけではなく、臭いの消臭なども行ってくれます

詳しい内容については、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご確認ください。

部屋の片付け業者って整理のために頼んで良いの?料金相場や気をつける点を解説!

残置物の撤去をしてくれる業者を選ぶポイント

残置物の撤去をしてくれる業者を選ぶポイント

残置物の撤去をしてくれる業者を選ぶときには、以下の3つのポイントに注意する必要があります。

  • 必要な許可を取得しているか
  • 実績が豊富か
  • 見積もり書の内容は明確か

これらのポイントを無視してしまうと、不法投棄されたり、追加料金が発生したり、作業が遅れたりするなどのトラブルに遭うことが多くなります。

そうならないためにも、以下の説明をよく読んで、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

ポイント1.必要な許可を取得しているか

残置物を処理する業者は、「一般廃棄物収集運搬許可証」を持っている必要があります。

この許可証がないと、適切に処理できる施設に残り物を持ち込むことができません

たとえば、一般廃棄物収集運搬許可証がない業者は、処分品を不法投棄してしまうことがあります。

また、環境省からは後に高額な処分費用を請求される場合もあります。

そのため、他社と比べて極端に見積もり金額が安い業者は、無免許で作業を行っている場合が考えられます。

このように、必要な許可を取得しているかどうかは、残置物の撤去を依頼する際に最も重要なチェックポイントです。

ポイント2.実績が豊富か

実績のある業者は、見積もりが明確でトラブルが起こりにくいと言えます。

これは、実績が豊富な業者は、様々なケースに対応できる経験やノウハウを持っているためです。

残置物の撤去は、生活雑貨や家具、家電などのさまざまな種類のものを扱う作業です。

また、家屋の状況によっては、搬出の難易度が上がることもあります。

たとえば、実績のある業者は、残置物の量や種類に応じて適切な人員や車両を手配できます。

また、家屋の構造や階段の幅などに合わせてスムーズに搬出できます。

そのため、作業時間や料金も正確に見積もられます。

一方、実績のない業者や経験が浅いスタッフが対応すると、うまく処理できなかったり作業が長時間に渡ったりすることがあります。

このように、実績が豊富かどうかは、残置物の撤去をスピーディーに行ってもらうために重要なポイントです。

ポイント3.見積もり書の内容は明確か

残置物の撤去を依頼するときには、必ず見積もり書をもらうようにしましょう。

見積もり書は、残置物の撤去費用を知る上で必要不可欠なものです。

しかし、見積もり書の内容が明確でないと、後でトラブルになることがあります。

そこで、見積もり書の内容が明確かどうかを確認する必要があります。

具体的には、以下の点に注意して見積もり書をチェックしましょう。

  • 作業の内容や人員、料金などの細かい内容が記載されているか
  • なぜその見積り金額になったのか、どのように計算されたのかが分かるか
  • 見積り以上の追加料金はかからないという旨が明記されているか

ひどいケースでは、作業内容や人数、費用などの詳細を書かずに、「作業代:◯円」とだけ書く業者もいます

このような見積もり書は不明瞭であり、信用できません。

また、実際に作業を行ってほしいことが見積もりに記載されていなかったことで、当日に断られてしまうこともあります。

さらに、料金内だと思っていた作業に追加料金がかかるなどのトラブルに巻き込まれることが多いです。

このように、見積もり書の内容が明確かどうかは、残置物の撤去費用を正しく把握するために重要なポイントです。

残置物撤去の費用を見積もる際はブルークリーンにご相談ください!

ブルークリーンの紹介

残置物撤去の費用を見積もる際はブルークリーンにご相談ください!

ブルークリーンは、残置物撤去を含めて専門業者として2,000件以上の実績があります。

そのため、お客様のご要望に沿ったプランを提案し、スピーディーかつ丁寧な作業を行います。

また、一般廃棄物収集運搬許可を取得しているため、環境・状況を考慮した正しい処理も可能です。

安心していただくために、見積もりには、どの作業にどれくらいの金額が発生するかを細かく記載しています。

お見積もりは無料で、24時間365日連絡の受付をしており、LINEでの連絡も可能です。

まずは、お気軽にお問い合わせください。

残置物の撤去は費用を安くできる形で業者に頼もう

残置物の撤去は、非常に大変な作業であり、多くの費用がかかるものです。

特に、持ち主が失踪している場合や、亡くなっている場合には、物が全て「暮らしていた時そのまま」の状態で残されていることが多くあります。

そのため、できるだけ安く業者に残置物を撤去してもらいたい場合には、事前に自分で片付けを進めたり、複数の業者から相見積もりを取ったりすることが大切です。

しかし、業者選びには、必要な許可を持っているか、実績が豊富か、見積もり書の内容が明確か、といったポイントに注意が必要です。

これらのポイントを見極め、適切な業者を選ぶことは、費用を抑えるだけでなく、撤去作業のスムーズな進行にもつながります。

私たちブルークリーンであれば、実績も豊富で24時間365日連絡が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。