電話で問い合わせ電話で問い合わせ

Case Study ケーススタディ

ヤニ臭が腐敗臭よりも強い現場で起きた孤独死の特殊清掃【東京都大田区】

カテゴリー:

1.特殊清掃のご依頼背景は?

今回ご連絡いただいたのは故人様のご遺族で、都内で特殊清掃や脱臭をしてくれる業者をインターネットで探していたところ私たちに辿りついたそうです。

聞くところによると最初に孤独死を発見したのは管理会社で、故人様が住んでいた建物のオーナー様がご遺族に連絡をしたとのことでした。

現地調査は立ち会いたいとのご要望がありましたので、お客様の予定を確認してなるべく最短で伺うことになりました。

2.現場の状態は?部屋の状況について

現地調査当日、現場は築20年前後の比較的綺麗なアパートの3階でした。

玄関を開けると腐敗臭とタバコ臭、生活臭が混ざった臭いが漏れてきたため、近隣の方のことも考え扉は閉めて調査をおこないました。

部屋は全体的にヤニで黄ばんでおり床が見えないほどゴミが散乱していたため部屋とゴミの両方に臭いがしみついていることが予想されました。

関連:[特殊清掃で取れる臭い5種類!オススメの清掃業者とは?]

3.特殊清掃の内容について

現地調査の結果、今回は次の作業をお客様へ提案いたしました。

・腐敗物の撤去

・除菌

・脱臭

・貴重品の捜索

・残置物撤去

・パッキング

・ハウスクリーニング

後日、お客様からこれらの作業を実施したいとご連絡をいただいた為、すぐに作業の段取りを組むことになりました。

汚染箇所は全体的に少なくベッドの汚染物も床までは広がっていなかった為比較的すぐに除去ができました。

1日目に全ての仕分けが終わり、2日目には搬出を終わらせて、3日目にハウスクリーニングをする段取りで動きました。

部屋は全体的にホコリやヤニ、油汚れがひどくハウスクリーニングは時間をかけて行いました。

最終日にお客様と現場の仕上がりを確認していただき作業終了となりました。

4.まとめ

今回の現場に入ってまず初めに感じた事はタバコの臭いが強烈だったことです。

特殊清掃の場合は故人様が発見された箇所を中心に腐敗臭が発生するのですが今回はヤニ臭の方が強い印象でした。

作業を進めていくにつれてお部屋の埃が物を動かすたびに舞うという状況だったため作業員にはマスクの着用をしっかりと指導して作業を行いました。

関連:[布団から大量の蛆虫が出てきた孤独死の現場、実際の特殊清掃と流れを解説【施工事例】]

before
after
間取り 1K
作業時間 3日
作業人数 4名
作業費用 880,000円