特殊清掃の費用相場・平均費用を徹底解説|料金は誰が払う?安く抑えるポイントは?

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特殊清掃の料金・平均は約49万円(2万円〜366万円)を解説する記事のアイキャッチ画像

孤独死や事故、ゴミ屋敷などの現場では、通常のハウスクリーニングでは対応できないケースも多く、専門業者による特殊清掃が必要になることがあります。

しかし、具体的な料金の目安や費用の内訳が分からず、不安に感じている方も多いでしょう。

そこで本記事では、当社ブルークリーンで実際に行った特殊清掃の費用や料金の内訳、費用を支払う人の考え方、できるだけ安く抑えるポイントまで、わかりやすく解説します。

特殊清掃を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 特殊清掃の料金相場
  • 特殊清掃費用をできるだけ安く抑えるポイント
  • 特殊清掃費用は誰が払うのか

特殊清掃にかかる平均費用は約49万円

ブルークリーンが実施した特殊清掃の費用実績データ|最小2万円・最大366万6850円・平均48万9814円(集計期間:2024年7月〜2026年2月)

特殊清掃の費用感を把握するうえで、まず参考にしたいのが実際の施工データです。

以下は、当社ブルークリーンの約1年半の施工データにおける実際の特殊清掃費用の平均値です。

【ブルークリーンで実施した特殊清掃の費用】

  • 最小金額:20,000円
  • 最大金額:3,666,850円
  • 平均金額:489,814円

※集計期間:2024年7月1日~2026年2月28日

上記を見てわかるとおり、当社が行った特殊清掃にかかった平均費用は489,814円(税抜)でした。

最小金額は20,000円、最大金額は3,666,850円となっており、現場ごとの金額差が非常に大きいことがわかります。

これは、孤独死や事件・事故の現場では、汚染の範囲や臭いの強さ、害虫の発生状況、原状回復の必要性などによって、必要な作業内容が大きく変わるためです。

つまり、特殊清掃の費用は一律ではなく、「現場の状態によって大きく上下するもの」と考えておきましょう。

相場を知ることは大切ですが、最終的には現地確認を踏まえた見積もりで判断することが重要です。

特殊清掃の費用相場【間取り別】

間取り別・特殊清掃の平均費用実績グラフ|1K〜3LDK以上・一軒家の11区分を比較(集計期間:2024年7月〜2026年2月)

特殊清掃の料金は、部屋の広さや建物の種類によっても大きく変わります。

一般的に、部屋が広くなるほど作業範囲や作業時間が増えるため、費用も高くなる傾向があります。

以下では、ブルークリーンの施工データをもとにした間取り別の平均費用を見てみましょう。

間取り 特殊清掃の平均費用
1K ¥341,766
1R ¥399,047
1DK ¥480,752
1LDK ¥578,993
2K ¥565,904
2DK ¥593,333
2LDK ¥521,928
3DK ¥665,142
3LDK ¥920,519
3LDK以上 ¥836,250
一軒家 ¥601,184

上記のとおり、ワンルームでも30万円〜40万円程度になるケースがあるほか、3LDKなど広い住宅では90万円前後になることもあります。

また、1LDKの平均費用を見ると、より広い2LDKよりも高くなっていますが、これは作業面積だけでなく、臭気対策や原状回復作業による料金が影響しています。「広い部屋の方が必ず費用が高くなるわけではない」ということを理解しておきましょう。

なお、ブルークリーンでは基本的な清掃作業をまとめたパッケージプランを用意しています。間取り別の料金目安は次のとおりです。

間取り 参考平米数 参考価格
1R・1K ~25㎡ ¥38,000 ~ ¥158,000
1LDK・2DK 26㎡ ~ 45㎡ ¥65,000 ~ ¥242,000
2LDK・3LDK 46㎡ ~ 70㎡ ¥96,000 ~ ¥390,000
4LDK・戸建て 71㎡~ ¥129,000 ~ ¥477,000

ただし、これらは比較的軽度な汚染を想定した基本作業の目安です。

孤独死の発見が遅れた場合や強い腐敗臭が発生している場合には、以下のようなオプション作業が必要になることもあります。

作業内容 作業概要 料金目安
ディープクリーニング 臭気の原因物質の拡散を抑える清掃 ¥18,000 ~ ¥55,000
ケミカル処理 室内全体の表面化学処理 ¥5,000 ~ ¥38,500
業務用オゾン脱臭(濃度別) 強い臭いを分解する消臭工程 ¥35,000 ~ ¥189,000
コーティング施工 臭いの再発を防ぐ処理 ¥121,000 ~ ¥198,800
各種撤去作業 汚染物の剥離・撤去 ¥68,000 ~ ¥90,000
原状回復工事 内装の修繕・復旧 要見積り
微生物・臭気調査 サンプル採取・分析レポート 要見積り

最終的な費用はこの基本料金より高くなるケースもあるため、詳細は現地調査による見積もりでご確認ください。

事例から見る特殊清掃で「実際にかかった費用」

ここまで特殊清掃の費用相場を紹介してきましたが、実際の現場では状況によって金額が大きく変わります。

そこでここからは、実際の特殊清掃の事例をもとに、どのようなケースでどれくらいの費用がかかったのかを紹介します。

4.特殊清掃の料金事例

特殊清掃の事例と料金7選|清掃1DK10万5000円・遺品整理戸建て29万3000円・ゴミ屋敷整理1K38万5000円など7事例の費用一覧

ここまで特殊清掃の料金相場やサービスの種類についてお話してきました。

しかし、「ちょっとイメージしにくい」と感じた人はいないでしょうか。

よりわかりやすく相場を伝えるために、実際にあった具体的な特殊清掃事例を料金も含めて7つご紹介します。

事例を見れば、どんな内容の依頼ができるのかのイメージもしやすいはずです。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

事例1.清掃/1DKマンション

  • 作業内容:部屋の清掃
  • 作業人数:2名
  • 作業期間:4時間
  • 金額:105,000円

まずは、1DKのマンションの清掃のみで依頼したときの事例です。

清掃のみの依頼で4時間、2人の作業員で行い105,000円の費用だけで済んでいます。

この事例では、以前住んでいた住人が、荷物をそのまま残したままで去ってしまいオーナーが片付けなければいけない状況でした。

探し物や残す物の整理依頼は特にないので、簡単な仕分作業と清掃だけの依頼となったのです。

オプション等も特になく「清掃」を行った案件となりますが、荷物量や部屋数が少なければより低価格で依頼できるでしょう。

事例2.遺品整理/戸建4LDK

  • 作業内容:部屋の清掃、遺品整理
  • 作業人数:4名
  • 作業期間:6時間
  • 金額:293,000円

この事例は、戸建4LDKの遺品整理を依頼した不動産会社のケースです。

遺品整理のみではなく、清掃も依頼して6時間、4人の作業員で行い293,000円でした。

通常清掃に加えて、ご遺族の方お立ち合いの元、形見分けや、必要書類や、貴重品の捜索を重点的に行っています。

物件自体は広い一戸建てではありましたが、故人様が几帳面で綺麗な状態に保たれており作業はスムーズに終わったのです。

このように、遺品整理に関連するオプションも含めて依頼すれば、複数の業者に依頼するよりもお得な料金で済むことは多いでしょう。

事例3.ゴミ屋敷整理/1Kマンション

ゴミ屋敷整理_1Kマンション

  • 作業内容:ゴミ屋敷の清掃
  • 作業人数:6名
  • 作業期間:8時間
  • 金額:385,000円

葬儀会社経由で、遠方の遺族の方から依頼を受けた1Kマンションのゴミ屋敷整理の事例です。

鍵を預かり、6人の作業員で8時間の清掃を行い385,000円でした。

この事例のポイントは、部屋一面に天井まで届きそうなゴミの量で、衛生環境もひどく、害虫が多く発生していたことです。

そのため、基本の清掃にプラスして、部屋の脱臭や害虫駆除といった別の依頼も必要となることに。

しかし、依頼した清掃会社にすべて任せることができたことから、そのまま片付け滞りなく完了したのです。

遺族は、鍵を預けて依頼していたので、葬儀や火葬にも影響がありません。

さらに、作業完了報告書で、遠方の遺族にビフォーアフターを写真等で知らせることができたのです。

これなら依頼した場所にまた足を運ばなくても、郵送された報告書で完了を見届けることができますね。

近場に特殊清掃会社がなくても、遠方からお願いすることもできる点は覚えておいてください。

事例4.浴室の特殊清掃/マンションの浴室

浴室の特殊清掃_マンションの浴室

  • 作業内容:浴室の特殊清掃
  • 作業人数:1名
  • 作業期間:7時間
  • 金額:261,000円

こちらは、遺族から依頼を受けた浴室の特殊清掃の事例です。

マンションの浴槽は狭いため、1人で対応し、7時間で261,000円でした。

浴槽の特殊清掃は狭いこともあり、基本的に1人での作業が多いです。

またこの事例は、浴槽内で遺体が発見されたというケースで、腐敗臭が浴室内に残り、浴槽内は遺体から発生した汚染水が満たされており、目も当てられない悲惨な状況でした。

しかし、丁寧な作業により浴室全体の清掃後、簡易脱臭と原因物を全て取り除いたことで悪臭はほぼ収まったのです。

このように見た目を綺麗にするだけではなく、臭いまで対応してもらえることも業者に頼むメリットと言えます。

事例5.遺体の特殊清掃/マンションのキッチン

  • 作業内容:遺体の特殊清掃
  • 作業人数:1名
  • 作業期間:7時間
  • 金額:187,000円

遺族からの依頼を受けた、キッチン周りの遺体起因の特殊清掃の事例です。

先ほどお話した浴槽の事例と同じく、1人で対応し、7時間で187,000円でした。

この事例では、死後2週間を経過した後、遺体がキッチンで発見された孤独死の為遺体の髪の毛や頭皮の一部がこびりついており、悪臭が発生していました。

そのため、腐敗物の除去や消臭消毒、清掃に加えオプションとしてオゾン脱臭を依頼

臭いが完全に収まり、綺麗なキッチンの状態を取り戻すことができたのです。

もともと、キッチン回りは水場ということもあり、湿気によって臭いがきつくなりやすい場所となります。

強力な脱臭を、専用の薬品で行える業者だからこそ、元の姿に戻すことができた事例です。

事例6.遺品整理と特殊清掃/1Rマンション

遺品整理と特殊清掃_1Rマンション

  • 作業内容:特殊清掃と遺品整理
  • 作業人数:3名
  • 作業期間:4時間
  • 金額:145,000円

次に、1Rマンションの遺品整理と特殊清掃の事例です。

3人の作業員で約4時間の作業により、145,000円でした。

生前、ヘビースモーカーだったという方が住んでいた部屋という事もあり、タバコのヤニや匂いが腐敗臭と相まって、臭いが強い現場です。

部屋で亡くなられたので、腐敗物の除去と、遺品整理、クロスとカーペットの剥離工事、部屋全体のオゾン脱臭まで丁寧に行われました。

結果、悪臭の原因除去に成功し、タバコの臭いも気にならない状態となったのです。

小さい部屋であれば、特に臭いがきつくなりやすいので、気になるならオプションの追加も検討してみるのも良いですね。

事例7.特殊清掃とゴミ屋敷整理/1Kロフト付きマンション

特殊清掃とゴミ屋敷整理_1Kロフト付きマンション

  • 作業内容:特殊清掃とゴミ屋敷整理
  • 作業人数:6名
  • 作業期間:1日
  • 金額:978,000円

最後に、大手不動産経由で依頼を受けた、ゴミ屋敷整理と特殊清掃の事例です。

部屋に入るや否や圧倒的な量の生活ゴミによる腐敗臭が充満しており、ゴミにより足の踏み場が全くないという状態というケースでした。

更に、警察が遺体を撤去する際、窓ガラスを割っていたのでその匂いが外に漏れており一刻も早い処理が求められていたのです。

そこで、部屋全体のゴミの除去と特殊清掃として消毒消臭、オゾン強力脱臭、壁紙剥がしと床材の解体、加えて貴重品整理を実施。

ロフト付きの間取りだったため、通常よりも時間がかかりましたが、見事に片づけることができたのです。

この事例のように、ロフトなどの変わった間取りがあるときには、見積もりしておくと料金の目安がわかりやすくなります。

事例ごとに特殊清掃の費用に差がある理由

青い防護服・ゴーグル・ガスマスクを着用した特殊清掃員が室内の壁の前にしゃがみ、両手を広げて説明している様子

特殊清掃の費用は、同じ間取りであっても大きく変わることがあります。

これは、現場ごとに汚染状況や作業内容が異なるためです。

実際の見積もりでは、単純な部屋の広さだけでなく、作業範囲や処理の難易度など、さまざまな要素を総合的に判断して費用が決まります。

主に料金が変動する要素としては、以下が挙げられます。

  • 作業の範囲
    汚染が一部の部屋だけなのか、室内全体に広がっているのかによって必要な作業量が変わります。範囲が広いほど、清掃や消臭処理の工程が増えるため費用も高くなりやすいです。
  • 作業の深度
    体液や臭いが床や壁の表面だけでなく、床下や壁の下地まで浸透している場合は、構造部分の処理が必要になることがあります。このようなケースでは、床材の撤去や下地処理などが必要になるため費用が上がる傾向があります。
  • 期間性(処理の持続性)
    応急的な清掃なのか、長期間臭いが戻らないように処理するのかによって作業内容は変わります。長期的な消臭対策を行う場合は、複数の処理工程が必要になることがあります。
  • 危険性
    現場によっては、ガラス片などの鋭利物が多い、動物の死骸がある、室温が高く熱中症のリスクがあるなど、作業環境が危険な場合もあります。安全対策が必要な現場では、作業体制が増えるため費用に影響することがあります。
  • 汚染の種類と量(汚染レベル)
    体液・血液・腐敗液・汚物・カビ・害虫(ウジやハエなど)など、何がどの程度発生しているかによって作業方法は大きく変わります。汚染レベルが高い場合は、防護装備や薬剤の種類、廃棄物処理の方法などが変わるため、結果として費用が高くなることがあります。

このように、特殊清掃の費用は単純な料金表だけでは判断できないケースが多いです。

そのため、正確な金額を知るためには、現場の状況を確認したうえで見積もりを出してもらうことが重要といえます。

特殊清掃の費用は誰が払う?

会議室のテーブルを挟んで2名の男性がそれぞれノートパソコンを前に向かい合って打ち合わせをしている様子

特殊清掃にかかる費用は、基本的に故人の遺族(相続人)が負担します。

孤独死などで自宅や賃貸物件の室内に汚染や臭いが発生した場合、その原状回復義務は相続人へ相続されるため、故人の財産や相続人から支払われることになるのです。

なお、相続人が複数いる場合には、遺産の分配や相続割合に応じて費用を分担することもあります。

ただし、賃貸物件の場合、例外として大家さんや管理会社が費用を立て替える場合や、保険で特殊清掃費用がカバーされるケースも見られます。

特に近年では、賃貸住宅向けに「孤独死保険(事故対応費用保険)」に加入している物件もあり、一定の条件を満たす場合には、特殊清掃や原状回復費用について補償を受けることも可能です。

とはいえ、補償を受けられるかは契約内容や状況によって変わります。

そのため、賃貸契約書や保険の内容を確認したうえで、管理会社や専門業者に相談することが大切です。

特殊清掃の費用を安く抑えるポイント

白い防護服とガスマスクを着用した特殊清掃員が室内でビニールシートを使いゾーニング作業をしている様子

特殊清掃は専門的な作業が多く、場合によっては数十万円以上の費用がかかることもあります。そのため、「できるだけ費用を抑えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

実際、依頼の仕方や事前準備によっては、費用を抑えられるケースもあります。

そこでここからは、特殊清掃を依頼する際に知っておきたい、費用を抑えるための主なポイントを紹介します。

複数の業者から相見積もりをとる

特殊清掃の費用は業者によって料金体系や作業内容が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

1社だけの見積もりでは、その金額が適正なのか判断するのが難しい場合があります。

複数の業者に見積もりを依頼することで、料金の相場や作業内容の違いが見えてくるでしょう。

また、見積書の内容を比較する際は、単純な金額だけでなく次のような点も確認しておくと安心です。

  • 作業内容の内訳が明確に記載されているか
  • 追加料金が発生する条件が説明されているか
  • 消臭作業や害虫対策などが含まれているか

これらを比較することで、費用とサービス内容のバランスを判断しやすくなります。

可能な範囲で自力で清掃を行う

特殊清掃の費用は、作業範囲が広くなるほど高くなりがちです。

そのため、遺品整理や不用品の片付けなど、自分で対応できる部分を事前に進めておくことで費用を抑えられる可能性があります。

たとえば、次のような作業は自分で行えるケースがあります。

  • 不用品の仕分けや整理
  • 家具や日用品の搬出
  • 遺品の整理や保管

ただし、体液や腐敗物が付着している箇所の清掃は、感染症リスクや臭気拡散のおそれがあるため、無理に行うのはおすすめできません。

安全面を考慮し、専門作業が必要な部分は業者に任せることが大切です。

できるだけ早く依頼する

特殊清掃では、発見から時間が経つほど汚染が広がり、作業内容が増える傾向があります。

たとえば、体液が床材や下地に浸透してしまうと、床材の撤去や下地処理など追加作業が必要になり、その分費用も高額になってしまいます。

また、腐敗臭が室内全体に広がると、消臭作業の工程が増えるため、費用も高くなりがちです。

そのため、特殊清掃が必要と判断された場合は、できるだけ早めに専門業者へ相談することが重要です。

早期に対応することで作業範囲を最小限に抑えられ、結果的に費用を抑えられる可能性があります。

特殊清掃業者を「費用の安さ」だけで選ぶのはNG

青い使い捨てシューズカバーを着用した複数のスタッフがビニールシートを敷いた床で作業している様子

特殊清掃を依頼する際、「できるだけ安い業者に頼みたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

もちろん費用は重要な判断材料ですが、価格の安さだけで業者を選ぶのは注意が必要です。

特殊清掃は、一般的なハウスクリーニングとは異なり、体液や腐敗物の除去、害虫対策、消臭処理など、専門的な知識や技術が求められる作業です。適切な処理が行われないと、臭いが再発したり、衛生面の問題が残ったりする可能性もあります。

そのため、費用だけで判断するのではなく、作業内容や信頼性も含めて総合的に比較することが大切です。

業者の選び方については「適正料金で安心できる業者へ依頼するポイント」でも解説しているので、合わせて参考にしてください。

費用が極端に安い業者はぼったくりの可能性も

特殊清掃業者を探す際、相場より極端に安い料金を提示する業者には注意が必要です。

一見するとお得に感じるかもしれませんが、極端に安い業者には以下のようなトラブルのリスクがあります。

  • 見積もりでは安い金額を提示し、作業後に追加料金を請求する
  • 必要な消臭作業を行わず、臭いが再発する
  • 作業内容の説明が不十分なまま契約を進める

このようなトラブルを避けるためにも、事前に見積書の内容をよく確認するほか、公式ホームページが存在するかどうか、過去にトラブルを起こしていないかなどをチェックすることが大切です。

適正料金で安心できる業者へ依頼するポイント

特殊清掃を安心して業者に任せるためには、料金の安さ以外のポイントも総合的に確認することが大切です。

ここでは、適正料金で安心して依頼できる特殊清掃業者を選ぶための主なポイントを見ていきましょう。

特殊清掃に関する資格・技術を有しているか

壁に額入りで展示された複数の認定証。Ryota Suzuki・Hideki Matsuda・Haruka Hasebe・Kunpei Ueno・Nwokedi Anayochukwu Judeなど個人名入りのGoldmoor Mold Remediation認定証が確認できる

特殊清掃では、感染症対策や消臭処理、汚染物の適切な処理など、専門的な知識と技術が求められます。そのため、業者がどんな資格や技術を有しているかを確認することが大切です。

たとえば、次のような資格を保有している業者は、一定の知識や技術を持っている目安になります。

  • Certified Bio-Recovery Technician(CBRT/ABRA)
  • Odor Control Technician(OCT/IICRC)
  • Trauma and Crime Scene Technician(TCST/IICRC)
  • ペストコントロール技能士
  • 臭気判定士
  • 病院清掃受託責任者
  • 建築関連の国家資格
  • 危険物取扱者

資格がすべてではありませんが、専門知識を持ったスタッフが対応することで、適切な作業が行われる可能性が高くなります。

なお、清掃プランに不用品回収や廃棄物処理が含まれる場合は、一般廃棄物処理業許可が欠かせません。無許可の業者に依頼してしまうと、後々トラブルになる可能性があるため注意しましょう。

実績が豊富か

特殊清掃は現場ごとに状況が異なるため、経験や実績が豊富な業者ほど柔軟に対応できる可能性が高いです。

たとえば、孤独死の現場や事故現場、ゴミ屋敷など、さまざまなケースに対応した経験がある業者であれば、状況に応じた適切な作業方法を提案してくれるでしょう。

業者のホームページで次のような情報を確認しておくと安心です。

  • 施工事例の掲載
  • 対応件数や実績
  • 作業内容の詳細説明

なお、ブルークリーンでは特殊清掃の実績をホームページで公開しています。間取りや実際にかかった費用、作業時間などもご確認いただけますので、ぜひ参考にしてください。

【参考】施工事例|ブルークリーン

料金や見積りが明確か

信頼できる業者かどうかを判断するうえでは、見積書の内容が明確かどうかも重要なポイントです。

作業内容や料金の内訳が曖昧な場合、後から追加料金が発生する可能性があります。

見積書では、次のような項目が明確に記載されているかを確認しておきましょう。

  • 作業内容の内訳
  • 作業範囲
  • 消臭作業や撤去作業の有無
  • 追加料金が発生する条件

不明点がある場合は、その場で説明を求めることも大切です。

口コミや評判が良いか

特殊清掃業者を選ぶ際は、実際に依頼した人の口コミや評判も参考になります。

インターネットのレビューや口コミサイトなどを確認することで、対応の丁寧さや作業品質についての情報を確認してみましょう。

たとえば、次のようなポイントに注目するのがおすすめです。

  • スタッフの対応が丁寧だったか
  • 見積もりと請求額に差がなかったか
  • 作業後の臭いがしっかり除去されていたか

もちろん、すべての口コミが正確とは限りませんが、複数の意見を参考にすることで、業者の信頼性をある程度判断できるでしょう。

特殊清掃の費用でお悩みならブルークリーンへご相談を

特殊清掃は、現場の状況によって作業内容や費用が大きく変わるため、「実際にいくらかかるのかわからない」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、ぜひブルークリーンへご相談ください。

ブルークリーンでは、特殊清掃の経験を持つ専門スタッフが現場を確認し、状況に応じた最適な作業内容をご提案しています。見積もりの段階で作業内容や費用の内訳を丁寧に説明するため、「どこに費用がかかるのか」がわかりやすい点も特徴です。

実際の見積書では、作業項目ごとに費用を分けて提示するため、どの作業にどれくらいの費用がかかるのかを確認しながら検討することができます。

特殊清掃の費用の詳細が記載されているブルークリーンの実際の見積書

特殊清掃の費用が記載されているブルークリーンの実際の内訳明細書

「特殊清掃の費用がどれくらいになるのか知りたい」
「見積もりだけでも相談したい」

このような場合でも、まずはお気軽にご相談ください。専門スタッフが現場の状況を確認し、適正な費用をご案内させていただきます。

まとめ

特殊清掃の費用は、現場の状況や作業内容によって大きく変わります

ブルークリーンの施工データでは、平均費用は約49万円となっていますが、汚染の範囲や消臭処理の必要性などによって、数万円で済むケースもあれば100万円近くになるケースも少なくありません。

また、費用は間取りだけで決まるわけではなく、作業範囲や汚染の深さ、臭気対策のレベルなど、さまざまな要素によって変動します。そのため、正確な金額を把握するためには、現地調査をもとにした見積もりを確認することが重要です。

特殊清掃は専門性の高い作業のため、適切な対応ができる業者に依頼することが大切です。

費用や作業内容に不安がある場合は、まずは専門業者に相談し、見積もりや作業内容を確認したうえで検討するとよいでしょう。

記事監修・解説

鈴木 亮太(すーさん)

ブルークリーン株式会社 取締役 / 環境復旧対策部部長

🏆 現場施工4,400件超 / ABEMA・日刊SPA! 出演

▼ 保有資格・専門技術(IICRC/CDC準拠)

  • 国際ライセンス:IICRC認定技術者(CCMT/OCT)
  • 専門技術:カビ除去(Goldmorr認定)/ ペストコントロール技能師
  • 災害支援:災害復旧技術者(JRES認定)
  • 自治体講師:横浜市栄区「ごみ屋敷解消と再発防止支援」

▼ メディア出演・活動実績