1.今回の遺品整理の依頼背景は?
今回のお客様は亡くなった方のご家族様で故人様が亡くなってから気持ちの整理が出来なかった為住んでいた家をずっと空き家にしていたそうです。
聞くところによると最近になり気持ちの整理がつき、家に残っている故人様の荷物を整理する為にお問合せいただいたそうです
特に期日などは設けていないそうでしたが気持ちが変わる前に終わらせたいとご要望があった為最短で現地調査にお伺いすることになりました。
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2.遺品整理をする部屋の状態は?現場の状況について
現地調査の際、一番最初に懸念したことが作業環境の悪さでした。
実は建物の周囲に通常の大きさの道路がなく、家が密集している昔ながらの地域にありがちな細い道しかありませんでした。
そのため現場の家の前まで車両を侵入させることが出来ないことから、作業は困難を極めるだろうと予想されました。
またお客様は作業後に家の売却を考えており、御遺品や思い出の品を一つ一つ整理をしながら、室内にある大型家具まで全て撤去したいとご要望があった為時間を要することが分かりました。
3.実施した遺品整理の内容について
現地調査の結果、次の内容をお客様へ提案致しました。
・家財道具の解体
・残置物の撤去
・生ごみの中身出し
・貴重品捜索
・ハウスクリーニング
御見積書の提出後、お客様からこれらの作業を実施したいとご連絡をいただいた為、速やかに段取りを組むことになりました。
作業は初日に仕分けや貴重品の捜索、形見分けをお客様と一緒に人数を掛けておこない、搬出も同時に進めていきました。
大型車両が侵入できない為200m程の細道を台車で何度も往復しながら時間を掛けて荷物を搬出することが出来て無事に作業は完了しました。
4.まとめ
今回のように作業環境が困難な現場でも様々な方法を検討すれば解決策は必ずあります。
そのためお片付けに関するお悩みは一人で抱えずに遠慮なくご相談いただくことをお勧め致します。