1.特殊清掃のご依頼背景は?
今回のお客様は建物のオーナー様で、不動産会社を通して私たちにお問合せいただきました。
聞くところによると所有している物件内で中年男性が孤独死の状態で発見された為、原状回復工事業者に引き渡すまでの回復作業をしてくれる特殊清掃会社を探していたそうです。
実は亡くなった方には親族がおらず、お客様が全ての費用を負担することになったと仰っていました。
関連:[【2021年最新】特殊清掃の事例15選!早期依頼で清掃代を抑えよう]
2.部屋の状態は?現場の状況について
部屋は古い1Kタイプで、全体的な物量が少なく腐敗臭もほとんどありませんでした。
さらに汚染部分の範囲も狭いため、そこまで費用が掛からずにご提案できる現場でした。
3.特殊清掃の内容について
現地調査の結果、次の作業をお客様へ提案いたしました。
・腐敗物の撤去
・消毒消臭
・残置物の撤去
・貴重品の捜索
後日、お客様からこれらの作業を実施したいとご連絡をいただいた為、すぐに作業の段取りを組むことになりました。
作業はそこまで時間が掛からずに完了いたしました。
4.まとめ
近年単身者の増加に伴い、孤独死で発見された方に親族がいないことがしばしばあります。
その際原状回復に掛かる費用を建物のオーナー様が負担するケースが多いことから、高齢者がますます部屋を借りずらい世の中になっていると感じました。