1.ご依頼の背景
川崎市川崎区の築60年の木造アパートで孤独死が発生し、今回の特殊清掃のご依頼をいただきました。ご連絡をくださったのは物件オーナー様の息子さんで、最初に「川崎・特殊清掃」と検索し、ブルークリーンにお問い合わせいただいたのが始まりでした。
物件自体は既に取り壊し予定で、家財や荷物は賃貸保証会社によって撤去済み。しかし、最後の住人が孤独死されたことで室内には汚染や臭気の懸念が残っていました。オーナー様は、「できるだけコストを抑えた最低限の清掃をお願いしたい」とのご希望で、10万円程度を想定されていました。
お急ぎではないとのことでしたが、適切な処置を早めに行うことで、近隣への影響や後々の作業コスト増加を防ぐため、迅速な現地調査とお見積りを実施しました。
2.現場の状況と課題
現場に到着すると、築年数を感じさせるアパートの一室が広がっていました。間取りは6畳の和室にキッチンが付いた1Kで、家財は既に撤去されていたため、室内はほぼ空っぽの状態。しかし、最後の住人が孤独死された6畳間の一角には、畳の上にくっきりと残った汚染箇所が確認できました。
室内には強い腐敗臭は感じられなかったものの、微かな臭気が残っており、このままでは取り壊しまでの間に害虫発生や腐敗の進行が懸念されました。また、築60年ということもあり、床下への汚染の浸透も念のため確認する必要がありました。
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3.ご提案と作業内容
オーナー様からの「最低限での清掃」というご要望を受け、ブルークリーンはコストと安全性のバランスを最優先に考えた作業プランをご提案しました。本件の目的は、見た目の完璧な修復ではなく、「衛生面の確保」と「臭気の抑制」に重点を置いています。
最初に行ったのは、汚染箇所の洗浄と簡易的な除菌作業です。汚染は比較的軽度でしたが、目に見えない細菌やウイルスのリスクを最小限に抑えるため、適切な薬剤を使用し、床表面を可能な限り丁寧に洗浄・除菌しました。この「簡易的な除菌」でも、プロ仕様の薬剤と技術で確実に衛生状態を改善しています。
汚染源に近い畳は撤去し、床下まで確認しました。築60年という古い物件だったこともあり、床下への汚染浸透が懸念されましたが、床下には浸透が見られず、追加作業は不要と判断しました。畳の撤去により、表面的な汚れだけでなく、見えない部分の衛生リスクも確実に排除しました。
次に、臭気の除去作業に取り掛かりました。今回は「最低限の消臭」をご希望だったため、オゾン発生器を使用した簡易的な消臭作業を実施。この作業で、強い死臭は大幅に軽減され、室内に残っていた不快な臭気も抑えることができました。簡易的な消臭でも、プロ仕様の機材を使用することで効果を最大化しています。
「最低限の作業」であることをご理解いただいた上で進めたため、床には一部シミが残っています。この点については事前にオーナー様へ丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で作業を進めました。見た目は完全には戻せないものの、衛生面では安全な状態に整えています。
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4.まとめ
ブルークリーンでは、「必要なことを、必要なだけ」という方針で、ご依頼者様のニーズに最適なプランをご提案しています。今回は「最低限の清掃」でのご依頼でしたが、衛生面のリスクを確実に排除し、臭気も抑えたことで、コストを抑えながらも安心できる環境を実現できました。
「見た目の修復は必要ないが、衛生面は安全にしたい」、そんなご要望にも柔軟に対応できるのがブルークリーンの強みです。限られた予算の中でも、適切な作業範囲と方法を提案し、ご満足いただける結果を提供いたします。
孤独死現場の清掃や特殊清掃でお困りの際は、ぜひブルークリーンまでご相談ください。ご希望に応じた柔軟な対応で、お力になれることをお約束します。
「孤独死現場でも、確かな技術で新たな一歩をサポートします。」