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Case Study ケーススタディ

玄関から溢れるほどのゴミ屋敷で孤独死した現場での特殊清掃【東京都中野区】

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1.特殊清掃のご依頼背景は?

今回のお客様は不動産会社様からで「管理物件で孤独死が発生しさらにその部屋がゴミ屋敷状態になっている為急いで作業してほしい」とお問合せいただきました。

現地に鍵がセットしてあるとの事でしたので、最短で現地調査にお伺いすることになりました。

2.部屋の状態は?現場の状況について

現場の扉を開けた瞬間から大量の生活ごみと腐敗臭が室内に充満していることが確認でき、その生活ゴミを踏みながらしか中に入ることが出来ない状態でした。

居室には体液により汚染された箇所や警察が侵入する際に割った窓ガラスなどがあり、ご遺体が発見された当時の様子がうかがえました。

全体的な物量と汚染範囲の状態を細かく確認して、原状回復工事に必要な採寸もおこない現場を後にしました。

関連:[【2021年最新】特殊清掃の事例15選!早期依頼で清掃代を抑えよう]

3.特殊清掃と片付けの内容について

現地調査の結果、今回は次の作業をお客様へ提案いたしました。

・腐敗物の撤去

・除菌消臭

・脱臭

・貴重品の捜索

・残置物撤去

・原状回復工事

後日、お客様からこれらの作業を実施したいとご連絡をいただいた為、すぐに作業の段取りを組むことになりました。

まずは原状回復工事に入れる準備をするために、大量の残置物と汚染箇所を撤去する必要があったため地域の収集業者と連携しながら作業を進めていきました。

室内の残置物が無くなったあとに全体的に消臭脱臭をおこなってから職人が入り、原状回復工事をおこないました。

実はこの部屋にはロフトがあり、その部分の施工も含めると通常の1Kタイプの部屋よりも時間が掛かってしまいました。

4.まとめ

孤独死の現場では窓ガラスが割れていることがあります。

それは警察や救急が部屋に入る際に割ったものですが、ガラス片が床に落ちている場合もあるのでこのようなケースでもし部屋に入られる場合は十分に注意してください。

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before
after
間取り 1K
作業時間 1日(原状回復工事一か月)
作業人数 6名(職人を除く)
作業費用 978,000円