1.お片付けのご依頼背景は?
今回ご連絡いただいたのはこの家に住んでいた方のご家族からで、実家の片づけをすべて任せられる業者を探していたところ不動産会社の紹介で私たちを知りました。
聞くところによると築年数がかなり経っているため床の一部と天井が崩れかけており、残置物の撤去後は家を解体するそうです。
また家の一室が雨漏りでカビだらけになっており、除菌も実施してほしいとのご要望がありましたので、そちらを踏まえて現地調査に伺うことになりました。
2.現場の状態は?部屋の状況について
現地調査当日、現場を訪れると築40年以上は経っているであろう二階建ての一軒家がありました。
家の中は生活臭とカビ臭が混ざったような臭いが漂っており、室内で雨漏りが発生しているにも関わらず窓をすべて閉め切っていることが原因と考えられました。
事前に伺っていた通り廊下や部屋の一部が抜けそうになっており、足場が危険なため慎重に作業をおこなう必要がありました。
多くの残置物がバラバラに散らかっており貴重品の捜索もあることから、仕分けに時間がかかることが予想されました。
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3.お片付けの内容について
現地調査の結果、次の作業をお客様へ提案いたしました。
・残置物撤去
・家具の解体
・生ものの中身だし
・除菌
・貴重品の捜索
まずカビが大量発生した二階の部屋を除菌した後、搬出経路を確保するため一階の玄関から和室にかけて残置物の撤去作業を開始しました。
辞書などの重たい本と紙類が非常に多く、床のもろい部分に注意しながら一か所にまとめて搬出をおこないました。
また様々な場所から写真や現金などの貴重品類が出てきた為、そのつど慎重に仕分けをしてお客様に確認していただきました。
大きな木製の食器棚や箪笥が10個以上あり、解体に時間がかかってしまいましたが4日目にすべての作業を終えて家を空にすることができました。
4.まとめ
今回のように貴重品が多く、特別な捜索物がある場合は業者選びを慎重に行いましょう。
見積書が丁寧に作成されていて明朗な会計の業者をおすすめします。