１．遺品整理のご依頼背景は？
今回のお客様はこの物件に住んでいた方のご遺族様で、葬儀会社から紹介を受けて私たちにお問合せいただきました。
聞くところによると、故人様の葬儀や相続手続きがひと段落した後に、生前住んでいた部屋の遺品整理を実施する予定でいたところ、賃貸物件ということもあり退去日が差し迫ってしまい自分達だけで作業すると間に合わない状況になっていたため、専門業者を探していたそうです。
そのためすぐに作業を実施してくれる遺品整理会社を探していたところ、葬儀を依頼していた葬儀会社に私たちを紹介して頂きました。
部屋の引き渡し日が差し迫っていたこともあり、即日現地にお伺いすることになりました。
２．遺品整理する箇所は？部屋の状況について
部屋は３DKと広い間取りで、全体的な物量はそこまで多くありませんでしたが部屋ごとに物量の差が大きくあり、一番多い部屋では天井近くまで荷物が積み上げられている状態でした。
事前に最低限の貴重品や想い出の品をお客様自身で片付けたそうですが、仕事で多忙なため細かい部分まで見れていないことを心配されており、細かい仕分けと見落としている貴重品についてきちんと回収してほしいとご要望がございました。
一方、今回の最重要課題は最短で作業を完了することであったため、差し迫っている退去日に間に合わすために最短作業と細かい仕分けを同時に実行するために部屋の隅々まで確認し、物量調査と同時に建物の共用部使用における許可を管理者と協議し、翌日に作業に入れる準備を進めました。
一通り部屋の寸法を測り終わりましたが次のような懸念点が浮上しました。
・１日で完了できるか
今回お客様が解決したいことはことは二つあり、[⑴退去日に間に合わせたい⑵見落としている貴重品を探したい]でした。
私たちはこのお悩みを解決するために、当初の想定以上に急いで作業に取り組むための準備を行いました。
関連:[孤独死した翌日に発見、片付けと形見分けのポイントを解説【埼玉県狭山市】]
３．ご提案した遺品整理の内容について
現地調査の結果、主に次の作業をお客様に提案いたしました。
・ハウスクリーニング
・遺品整理
・残置物撤去
お客様からこれらの作業をすぐに実施したいとご要望をいただいた為、即日作業を実施することになりました。
作業は現場責任者１名、作業者３名の合計４名で行い合計２８時間の作業となりました。
当初懸念されていた、部屋の引き渡し日に無事に間に合い想い出の品や貴重品などもお客様へ戻すことができました。
４．まとめ
今回お客様が当社に依頼した決め手は次の通りでした。
・葬儀会社様からの信頼感
私たちは自社で多くの従業員を抱えておりフォロー体制、コンプライアンス管理の確立などお客様に満足していただくため、管理体制にコストをかけているため相場より少し高めの料金体系になっています。しかし、後々のトラブルを回避するための最善策をご提案できるため、お客様のことを第一に考えた総合的な提案をすることが可能です。
業者ごとに強みや弱みがあるため、遺品整理でお困りの際はまずは気軽にご相談いただくことがおススメです。
